安定を手にしても満たされなかった35歳。コーチングが導いた“本当の充実感”

平日は仕事、土日は家族との時間──
一見すると順風満帆に見える日々。でも、心の底では「これでいいのか?」というモヤモヤが消えない。

35歳の神谷慎さんは、MRとして働きながら福祉事業も経営する多忙な日々を送っていました。
しかし、「本当にやりたい仕事じゃない」という違和感を抱え続けていたのです。

神谷さんは、テニス実業団出身。キャプテン、監督を経験。人を育てることに喜びを感じていたはずなのに、なぜか日々の仕事では燃えられない。
そんな神谷さんが、コーチングとの出会いを通じて『本当に熱中できること』を掘り起こし、人生を一変させました。

今回は、『平日の充実感ゼロ』から『休みたくないほど動きたい』状態へと変化した神谷さんのストーリーをお届けします。

BEFORE

「テニスが続けられるから」
という理由で入社した会社で
無理やり成果を出そうとしていた

AFTER

スポーツ業界で働く決断をし
そのゴールに向けて突き進む
熱狂を取り戻せた

想像を超えた現実を作るなら

強引な勧誘は一切ありません

目次
松田 皓太 株式会社ミズカラ CEO

経営・マーケ戦略の専門家。銀行、Salesforce社にて従事した後、起業・メディア売却。その後株式会社ミズカラに参画し、CEOとして戦略立案や組織設計を担う。

「現実を変えるコーチング」の言葉が刺さった瞬間

ー神谷さん、本日はありがとうございます。まず簡単に自己紹介をお願いします。

神谷慎と申します。35歳、埼玉県在住で、妻と3人の子ども(小4、小2、4歳)の5人家族です。

現在は会社員として製薬会社でMRをやりながら、福祉事業の経営もしています。

そして最近、スポーツメンタルコーチとしても活動を始めました。

ーコーチングを受ける前は、どんな状況だったんでしょうか?

一言で言うと「納得のいく人生を送れていなかった」です。

家族との時間は楽しいし幸せではあるんですが、それは休日だけの話で。平日の充実感が全然なかったんですね。

実は僕、ずっとテニスをやっていて、テニスが続けられる会社ということで今の会社を選んだんです。だから「本当にやりたい仕事」というより、「テニスのための仕事」という感じでした。

ー仕事自体はどうでしたか

仕事自体は、もちろん楽しいと思う時間もありました。10のうち5割くらいは楽しいって思えていたんですが、残りの5割は「このままでいいのかな」って思いながら進んでいたんです。

立場が変わったりチームのマネジメントをしたりする時は気持ちが向くんですが、営業としての気持ちはそこまで向いていなかった。そんな状況が長く続いていました。

ー福祉事業も同時に経営されていたんですよね。

はい。会社員の充実感があまりなかったので、自分で会社経営してみようと思って。医療関係で働いているので、その延長で福祉事業を選んだんです。子どもが好きだったので、児童福祉の分野で勉強を始めました。

でも、これも「何かやりたいことがあって始めた」というより「これが合いそうだな」という感じで始めたんですね。だからそれも、そこまでめちゃくちゃ面白いかというと、そうでもないという現実がありました。

ーそんな中で、どうしてコーチングに出会ったんですか?

YouTubeがきっかけでした。

最初は社長密着の動画を見ていて。自分も会社を始めたばかりだったので、どんな経営者がいるのかなって興味があったんです。そこから御社のミズカラさんにつながって、コーチングというものを知りました。

正直、コーチングって聞いたことはあるけど、どういうものかわからない状態でした。

ー何がきっかけで「受けてみよう」と思ったんでしょうか?

「現実を変えるコーチング」という言葉が刺さったんです。

よくあるコーチングはカウンセリング的な要素が多いけど、ミズカラさんでは現実を変えるコーチングを提供するという話をYouTubeで見て。自分はまさに現実を変えたかったので、その言葉が頭にずっと残っていました。

それと、自分一人では現実を変えるのは難しいってわかっていたんです。なぜなら、弱い人間だから一人だとどうしても逃げてしまう、後回しにしてしまうんですよね。

ーなるほど。それで無料体験を受けられたんですね。

実は無料体験を受ける前から、もうコーチングを受けようって決めていたんです(笑)。

無料体験がいいとか悪いとかは正直関係なくて、もう受けるって決めた上で体験セッションを受けました。

過去を振り返って出会った「新しい自分」

ー体験セッションはどうでしたか?

すごく新鮮でした。自分の過去を振り返る機会って、なかなかないじゃないですか。

体験の中で過去を振り返っていくと、新しい自分の考えに出会うことができたんです。家族とかにも実は言えないことって多分あると思うんですが、安心して話せる空気感を作ってもらえて。

ーコーチングを実際に受けてみて、どんな変化がありましたか?

一番大きかったのは、自分が本当にやりたいことが見えてきたことです。

受けていく中で、「人の心を動かす、誰かのために働く」ということをやっていきたいって気づいたんです。

実は僕、テニスでキャプテンや監督をやった経験があって、マネジメントや人のサポート、育成がすごく好きだったんですね。でもなかなかそれができる環境がなかった。

そういう「人に関わる仕事をしたい」という想いが、コーチングを通じて明確になっていきました。

ー具体的にはどんな行動を起こされたんですか?

スポーツメンタルコーチングの資格を取ることにしたんです。

僕はスポーツをずっとやっていたので、スポーツ選手のサポートができる仕事をを選びました。

「休みたくない」と思えるほどの充実感

ー今はどんなお仕事をされているんですか?

会社員と福祉事業の経営は継続しつつ、スポーツ選手のメンタルコーチングをスタートさせました。現在、スポーツ選手と個人の方あわせて3人ほどサポートしています。

自分にとって苦なく夢中にできる仕事なんですよね。やった後に疲れたって感じることが全然なくて、自分もすごく充実感を味わえるんです。

ーコーチングを受ける前と比べて、日常の充実感はどう変わりましたか?

全然違いますね。平日の充実感があるので、休日もすごく充実するようになりました。

以前は「このままでいいのか」と思う時間が5割くらいあったんですが、今は逆に「休みたくない」って気持ちが出ちゃうぐらいです。もうちょっと動きたいなって思うようになりました。

自分の心の部分がすごく整ってきたなって実感しています。

ー家族との関わり方も変わったそうですね。

はい、子どもたちへの関わり方が大きく変わりました。

以前は頭ごなしに注意することが多かったんですが、今は子どもが何を考えているかを最初に聞くようになりました。子どもには子どもの人生があって、それをサポートしているという感覚ですね。

僕みたいに「選択肢はAかBしかない」じゃなくて、本当に360度いろんな選択肢がある中で、自分がちゃんと納得した上で進むということを、子どものうちから養ってもらいたいんです。

ー素晴らしい関わり方ですね。お子さんの反応はどうですか?

小2の娘が時々「パパ、ちょっとコーチングしてくれない?」って言ってくるんですよ(笑)。

僕がやっていることを知っているし、そういう関わり方をしているので、自分で考えることを促進したいんだろうなって思います。

パートナーのような存在との出会い

ーコーチを「パートナー」と表現されていましたが、どういう意味でしょうか?

人生や経営をしていく上で、本当に相談できる人がいなかったんです。税理士さんぐらいで。

妻に相談しても、どうしても温度感が違うじゃないですか。「自分で決めたんだからやりなよ」ぐらいの感じになってしまって。

でもコーチは評価者でもないし、何を言っても怒られるわけでもない。だから本当に安心して何でも話せるんです。しかも、ただ聞いて終わりじゃなくて「じゃあどうしたいの?」というところまでやってくれる。

受ける前と受けた後で、自分の心がクリアになっているんですよね。洗浄されているというか。

ストレスがすごく緩和されて、雑念が整理される感覚があります。

今後の展望〜結果にコミットするコーチになりたい

ー今後はどんなことを目指していらっしゃいますか?

スポーツ選手のサポート経験をどんどん増やして、それを自分の軸としてやっていきたいと思っています。

ただのカウンセリングじゃなくて、本当に試合の結果にコミットできるようなスポーツメンタルコーチになりたい。

選手たちとは目標と目的をクリアにしてもらって、僕も同じ気持ちで関わる。本当に自分が戦っているかのように、一緒に戦っていくような感じでやりたいですね。

ー今後は会社員から完全に転身する予定ですか?

はい、そこは正直葛藤もあるんですが、早くそちらに振り切れるようになりたいと思っています。

体が動くことだからこそ疲れないし、やればやるほど充実感が出る。早くがっつりとスポーツコーチングをやりたいですね。

同じような悩みを持つ方へのメッセージ

ーどんな方にコーチングをおすすめしたいですか?

現状に満足していない方、納得できていない方はもちろんそうですが、主婦の方とか学校の先生とか、誰かを教える立場の人にもすごくいいんじゃないかと思っています。

人との関わり方を学ぶことで、相手も自分も楽になりますから。

あと、自分のやりたいことが見つかっていない人には間違いなくおすすめです。自分のやりたいことを見つけられるツールとして、すごく効果的だと思います。

ーコーチングを受けようか迷っている方に、最後にメッセージをお願いします。

悩んでいるんだったら、一回体験するべきだと思います。

悩んでいるっていうことは、自分の壁を乗り越えたいっていうことですよね。その壁を乗り越えるためのツールとして、短期でもいいから受けてみる。ハードルを一個超えるということが、すごくいいツールになると思うんです。

自分を変えるツールを身につけられるので、ぜひ受けてほしいなと思います。


35歳という人生の節目で「このままでいいのか」と感じていた神谷さん。

コーチングを通じて本当にやりたいことを見つけ、今では「休みたくない」と思えるほどの充実感を手に入れました。

特に印象的だったのは、コーチを「人生のパートナー」として捉えていること。一人では難しい現実の変化も、信頼できるパートナーがいることで乗り越えられるという気づきは、多くの方に参考になるのではないでしょうか。

もし今、神谷さんと同じような「このままでいいのか」という思いを抱えているなら、まずは体験セッションから始めてみてはいかがでしょうか。あなたの「これがやりたかった」が見つかるかもしれません。

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この記事を書いた人

松田皓太のアバター
松田皓太 株式会社ミズカラ CEO

経営戦略およびマーケティング戦略策定と実行プロセスの構築・意思決定を担当。新卒で銀行に入行、法人営業職で複数回の表彰を受ける。2021年にSalesforceへ転職し、半年で営業表彰を受賞。その後株式会社ACILを設立し、WEBマーケ事業と2023年当時キャリアコーチング市場集客数No. 1WEBメディア「ポジサラ」を運営。2023年に同社を売却後、株式会社ミズカラに入社。CEOとして戦略立案や組織設計を担当。

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