キャリアコーチングを受講する人の転職意欲とは?|約58%が転職に前向き

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キャリアコーチング

株式会社ミズカラ(本社:東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー 23F、代表取締役社長:村岡 大樹)が運営するキャリアコーチングに関する研究機関『キャリアコーチング研究所』は、幅広い年齢の方を対象にWEB調査によるアンケートから「転職の意向に関する調査」を行いました。

【調査方法】

WEB調査

  • 調査期間:2024年1月9日〜10月29日
  • 調査パネル:アンケートパネルと定性調査を使用

(株式会社ミズカラ調べ Googleフォーム利用の調査)

  • 居住地:全国
  • 年齢:19~66歳
  • 対象:株式会社ミズカラが提供するキャリアコーチングサービスに申し込んだ人
  • 回答者数:1,419名

※回答率(%)は小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位までを表示しているため、合計数値は必ずしも100%とはならない場合があります。

※公開データの引用・転載の際は『Career Coaching Lab』のデータであることを明記いただきますようお願い申し上げます。

【運営者情報】

村岡 大樹(Muraoka Daiki)

  • 株式会社ミズカラ CEO。
  • 合同会社LIMITを立ち上げ、2024年1月に売却。
  • 創業より、ミズカラパーソナルコーチングを運営。
  • 累計2000人が受講したキャリアコーチングサービス「キャリスピ」を運営している。
  • 累計3社のM&Aを行い、グループ会社として事業拡大中。
  • YouTube:アマテラス村岡のCEOラジオ

キャリアコーチングセッションを受講する人々の転職意欲|転職意欲が非常に高い人が約32.1%で最も多い

株式会社ミズカラが提供するキャリアコーチングセッションに申し込んだ人に対しての「転職活動意欲を教えてください」という質問を行なったところ、転職意欲の度合いにばらつきが見られた。

キャリアコーチングセッションに申し込んだ人のうち「転職活動意欲が非常に高い」と回答した人は全体の約32.1%と最も多かった。このことから転職の決心をした人は、理想の転職を実現するためのサポートを求めて、キャリアコーチングセッションに申し込んでいることがわかる。

2番目に多かったのは「転職活動意欲がやや高い」と回答した人で、全体の約25.7%を占めていた。転職を積極的に考えている人は、納得できる転職をするためにキャリアコーチングセッションを受講し、自分の価値観や本当にやりたいことを見つけようとしていると考えられる。

一方で「転職活動意欲はあまり高くない」と回答した人は全体の約19.5%を占めており、回答の選択肢のなかで最も少なかった。

このことから、今の仕事を続けるか転職するかの決断に迷っている人が、キャリアコーチングセッションを受けている姿が伺える。

「転職活動意欲は高くはない」と回答した人は、全体の約22.8%を占めていた。転職をするつもりはないが、現職を続けることに対しての漠然とした不安を解消するために、キャリアコーチングを活用していることがわかる。

また、自己理解を深めて自分の適性を理解し、今後のキャリアに活かしたいと考えている様子が見て取れる。

転職意欲が高い人は約57.8%

キャリアコーチングセッションを申し込んだ人を、転職意欲が高いグループと低いグループに分けると、それぞれのグループがキャリアコーチングセッションに何を求めているかがわかった。

 

アンケートで「転職活動意欲が非常に高い」もしくは「転職活動意欲がやや高い」と答えた人は、全体の約57.8%を占めていた。

具体的な声では「転職にあたって自分の強みを理解したい」「本当にやりたいこと(=Want to)を明確にするため」などが挙げられていた。本当に自分のやりたいことを見つけて転職するために、キャリアコーチングセッションを受講している人の姿が浮かび上がった。

転職意欲が高くはない人も約42.3%がキャリアコーチングを受講している

キャリアコーチングセッションに申し込んだ人のうち、転職意欲が低いグループは転職以外の目的があることがわかった。

 

転職活動意欲を聞いたアンケートに対し「転職活動意欲はあまり高くない」もしくは「転職活動意欲は高くはない」と回答した人は全体の約42.3%を占めていた。

具体的な声では「自分の成長速度を加速させるため」「自己理解をして自分の人生の軸を見つけるため」という回答があった。転職目的ではなく、自分の成長や価値観の深掘りのためにキャリアコーチングセッションを活用している人がいることがわかった。

まとめ

キャリアコーチングセッションを申し込んだ人のうち、転職意欲が高い人は全体の約57.8%、転職意欲が低い人は約42.3%の割合という結果になった。

転職意欲が高い人は、自分が納得のいく転職をするためにキャリアコーチングセッションに申し込んでいるのに対して、転職意欲が低い人は転職が前提ではなく、自己理解を深めるためにキャリアコーチングセッションを活用しようとしていることが伺えた。

キャリアコーチングセッションを申し込んだ人の転職意欲には個人差があり、申し込んだ目的もさまざまだということがわかった。