「会社を辞めて独立する方法は?」
「独立しても経済的に大丈夫?」
会社を辞めて独立したい人のために、具体的なステップやよくある失敗と注意点を解説します。
「会社を辞めて独立したいけど、自分にできるか不安…」
「会社を独立するために何をすればいい?」
「会社を独立するメリットデメリットは?」
会社を辞めて独立したいと思う人もいるでしょう。
しかし、独立のリスクや不安から、なかなか行動に移せないもの。
「そもそも独立すべきなのか?」と迷うことも出てきます。
独立を考える時に大事なのは、具体的な目標があるかどうか。
なんとなくで独立するから、うまくいかないのです。
この記事では、会社を辞めて独立したい人がどうすべきかを解説します。
最後まで読めば独立するかを明確にでき、自分らしい人生を歩めるはずです。
会社を辞めて独立したいときに必要なのは、明確なゴール設定。
目指すべきゴールがあるからこそ、本気で成し遂げようと行動できます。
自分だけのゴールを見つけられるワークシートをプレゼントするので、ぜひ受け取ってください。
会社を辞めて独立したいと思う5つの理由
会社を辞めて独立したいと思う理由は以下の通りです。
- 自由な働き方で生きたいから
- 今より収入を増やしたいから
- 人間関係で悩みたくないから
- 今の会社に不満があるから
- 自分のやりたいこと実現したいから
自由な働き方で生きたいから
独立したい人に多いのが、「自由に働きたい」という希望。
会社に縛られません。
独立できれば、仕事をする時間は自由。
昼から仕事をしても、夜中に仕事をしても問題ない場合もあります。
また、仕事と休みを自由に決められるのもメリット。
平日に休み、土日に仕事をすることもできます。
自分の好きなように働きたいと感じ、独立を目指す人は多いでしょう。
今より収入を増やしたいから
独立し、収入を増やしたいと考える人もいます。
スキル次第でどこまでも稼げます。
会社にいると、給料は決められてしまうもの。
成果を出しても、一定以上はもらえないケースもあります。
独立すれば、成果を出すだけ稼げるのがメリット。
収入アップを目指して、独立する人も多いでしょう。
人間関係で悩みたくないから
人間関係が嫌で、独立する人もいます。
好きな人と働けばOKです。
会社勤めだと、同僚は自分で決められません。
仕事は好きでも、同僚が苦手な場合もあるでしょう。
独立すれば誰と働くかは自由です。
1人で働くこともできるでしょう。
人間関係を自分で選べる点も、独立する理由になります。
今の会社に不満があるから
会社に対して不満があり、独立するケースもあります。
改善できない不満も多いでしょう。
不満を訴えても、必ず改善されるわけではありません。
むしろ、改善できないケースの方が多いかも。
不満を抱えるくらいなら、「自分でやれば良い」と思う人もいるでしょう。
独立して、自分らしく働けるようになれば、不満も解消されるのです。
自分のやりたいこと実現したいから
自分のやりたいことを実現するために独立する人もいます。
自由にやりたいことができるでしょう。
会社に属していると、やりたくてもできないことがあります。
任せられている仕事以上に、叶えたい未来がある人もいるでしょう。
独立することで、自分が本当にやりたいことをできるようになります。
会社を辞めて独立した後はどうなった?経験者の体験談を紹介
会社を辞めて独立した方の体験談を紹介します。
- 仕事へのやりがいを感じられるようになった
- 自分らしく働けるようになった
- 自分が本当にやりたいことを実現できた
- 自由だけど孤独を感じるようになった
- 収入には波がある
- 自分で全てを決めなければいけない責任に気づいた
仕事へのやりがいを感じられるようになった
独立して仕事へのやりがいを感じられるようになったのが田所さん。
自分のやりたい仕事をすることで、やりがいを手に入れました。
元々は会社勤めでしたが、達成感を得られなかったのが悩み。
成果が出ていて、年収にも満足しているのに、どこかモヤモヤしていました。
その後、「自分で決めてキャリアを築きたい」と独立。
仕事だけではなく、「誰と働くか」を決められたのも大きなポイントでした。
今では仕事にやりがいを感じ、イキイキと働けるように。
田所さんへのインタビューを下記の動画で紹介しているのでぜひご覧ください。
自分らしく働けるようになった
独立して自分らしく働けるようになったのが堀内さん。
前職は消防士を約10年勤めていましたが、パワハラに苦しみ退職。
その後、Webマーケティングの会社に入社しました。
仕事は楽しかったものの、次第に自分と会社のビジョンのずれを認識。
思うように身体が動かず、悩みを抱えていました。
その後、自分らしく働くために独立を選択。
加えて、コーチングを受けることで自分の目標を明確にしました。
目標が見えたことで、全力で仕事に取り組めるように。
イキイキと仕事ができ、奥様からも「笑顔が増えた」と言葉が出るほどです。
発する言葉もポジティブで、家庭内でもプラスの影響を与えています。
堀内さんにインタビューを実施したので、下記の動画もぜひご覧ください。
自分が本当にやりたいことを実現できた
本当にやりたいことができるようになったのが齊藤さん。
大手企業に勤めていて、周囲からも羨ましく思われるレベル。
でも、自分では何か腑に落ちない。
「このまま人生が続くのか?」と悩んでいました。
そんな時に、コーチングを受けることで自分の気持ちと向き合うことに。
自分が仕事を通して、何をしたいかに気づくことができました。
「想いを形にする」部分は変わらないけど、女性にフォーカスをあてたい。
それを実現するために、独立という形を選んだのです。
「この仕事のままで良いのか?」を脱却できた齊藤さん。
齊藤さんへのインタビューの様子は、下記の動画をご覧ください。
自由だけど孤独を感じるようになった
独立して自由だけども、孤独を感じるようになった人もいます。
個人事業主として独立して自由に働けるようになりました。
働く時間や場所、人間関係を選べるのは大きなメリットです。
しかし、個人事業主は誰とも話さないで1日が終わることも。
また、人を雇っていても、雇用主と従業員の関係です。
同僚のように、仲良く雑談するというのが難しくなりました。
孤独を感じてしまうのは、独立ならではのデメリットかもしれません。
収入には波がある
独立してから、収入の波を感じるようになった方もいます。
独立して、会社員時代よりも稼げるようになりました。
やればやるだけ、稼げるのは大きなメリットだと思います。
一方で、収入に波があるのも事実。
今月の収入を来月維持できるかどうかは自分次第です。
収入が安定していても、いつ契約が終わるかわからない不安もあります。
収入が安定しないことは、意識しておいた方が良いでしょう。
自分で全てを決めなければいけない責任に気づいた
独立により、責任に気づいた方もいます。
独立したことで、責任を持ったことに気づきました。
会社員時代は平社員だったので、責任からは遠い人生。
自分の仕事には自分で責任を持つくらいでした。
しかし、独立するとすべてが自己責任。
失敗したらすべて自分に降りかかるので、決断に迷いが生じることもあります。
責任に耐えられるように、後悔しない決断をする。
結果から学び、次に生かしていくことが大事です。
会社を辞めて独立する3つのメリット
会社を辞めて独立するメリットは、以下の3つです。
- 自分のやりたいことを実現できる
- スキルや年収アップの可能性がある
- 理想的なワークライフバランスを実現できる
自分のやりたいことを実現できる
会社を辞めて独立すれば、自分のやりたいことを実現しやすくなります。
会社員のときにはできなかった事業を始めたり、自分で思いついたアイディアを発信したりすることも可能です。
自分のやりたいことなので、ストレスを感じることなく、ずっとやってしまいます。
結果的に大きな成果に繋がることに。
仕事がやりたくて仕方ない状態になると最強です。
自分のやりたいことを実現できる環境は、自分の働き方や生き方も自分で選択できるということ。
働く場所や時間だけでなく、一緒に働く人も選択していけるようになるので、より自分で人生の舵取りをしている実感が得られます。
自分のやりたいことを実現するためには、自分がどんな分野で活躍できるか強みを自己分析しておくことが重要です。
しかし、自分の強みは意外と気づきにくいもの。
強みを見つけられるワークシートを無料で配布しているので、下記ボタンから受け取って自分のやりたいことを見つけるための参考にしてください。
スキルや年収アップの可能性がある
独立することにより、スキルアップや年収アップを実現できます。
会社員時代は限られた業務の中でスキルアップを図ることが多いもの。
一方で、独立後は自分で仕事を選べるため、さまざまな経験を積むことが可能です。
独立の際に、以下のポイントを意識すれば仕事の専門性や実践力が大幅に向上できます。
- 自分の得意分野
- ニーズが高まっている仕事
また、営業や単価交渉も自分次第。
高単価案件を獲得できるようになれれば、年収アップも十分に実現可能です。
実際に独立してから、月収が15万円から80万円にアップしたWebデザイナーの実例もあります。
独立した場合と会社員の場合とで、得られる収入は大きく変わります。
会社員の場合 | どれだけ会社に貢献しても収入アップには限界あり。 成績に応じたインセンティブなどでしか報酬アップは見込めない。 |
独立した場合 | 自分の成果がそのまま自分の収入に直結。 自分が努力して高い収益をあげれば、青天井で稼ぐことも可能。 |
理想的なワークライフバランスを実現できる
働く時間や場所を柔軟に決められるのも、独立のメリットです。
- 平日は午前中だけ働き、午後は子どもと過ごす時間にあてる
- 月に1週間は旅行先でワーケーションする
- 平日の昼間に空いているジムで身体を鍛えてリフレッシュ
家族との時間を大切にしつつ、趣味の時間も確保できる。
独立して事業が順調に進めば、自分が望んだ通りのワークライフバランスを実現できます
会社を辞めて独立する3つのデメリット
会社を辞めて独立するメリットがある反面、デメリットもあります。
成功が保証されていない
会社を辞めて独立するデメリットは、成果が保証されていないことです。
会社員であれば週5日、1日8時間働けば給料がもらえます。
しかし、独立すると自分が成果を出さなければ収入は発生しません。
事業に失敗すると無収入になったり、借金を背負ったりするリスクもあります。
責任は全て自分で追わなくてはいけません。
精神的にも金銭的にも多くの負担がかかる可能性を覚悟しておきましょう。
収入が不安定になる
独立すると収入が不安定になるデメリットはあります。
毎月一定の収入がもらえるわけではありません。
会社員であれば、固定の給料がもらえていました。
大きく増える事はありませんが、減ることもないでしょう。
一方で、独立すると自分の頑張りが給料になります。
仕事がない時は、給料が大きく減ってしまうのです。
収入が不安定になってしまう点はデメリットと言えるでしょう。
社会的信用度が低くなる
会社を辞めて独立すると社会的信用度が低くなります。
起業直後や収入が少ない場合には、安定して収入が得られることを証明できないからです。
社会的信用度が低いと、以下のような問題が出てきます。
- クレジットカードの契約ができない
- 引越しや不動産の審査が通らない
- 車のローンの審査が通らない
ただし、安定した売り上げや連帯保証人などにより、独立でも審査に通る場合もあります。
会社を辞めて独立するまでの5ステップ
会社を辞めて独立したいと思ったら、以下のステップに沿って進めていきましょう。
- 自分の強みを知る
- 何のビジネスをやるか決める
- 必要な物や資金を確認する
- 個人事業主は開業届を提出する
- 会社設立に伴う手続きを行う
1.自分の強みを知る
はじめに、自分の強みは何なのか、どんな価値を他者に提供できるのかを把握しましょう。
自分の強みや得意なことが、独立後のビジネスの軸になります。
過去の経験や今までのキャリアを棚卸して、自分の強みを見つけましょう。
- 他の人よりも苦労せずにできてしまうことを探す
- これまでの仕事で褒められたこと、評価されたことをリストアップする
- 友人や同僚に「自分の得意なこと」を客観的に聞いてみる
- 過去に周囲から止められても夢中でやっていたことを思い出す
自分がどんな分野で才能を発揮できるか、明確にすることが重要です。
自分の強みは何なのか、自分で探すのは意外に難しいもの。
ミズカラでは、強みが発見しやすくなるワークシートを配布しています。
下記ページから無料で受け取れるので、ぜひ自分の強みを見つけるために役立ててください。
2.何のビジネスをやるか決める
自分の強みが分かったら、どんな商品やサービスに活かせるか考えましょう。
市場のニーズ、自分が情熱を捧げられる分野、競合との差別化ポイントなどを意識してビジネスの方向性を定めておくのが重要です。
ビジネスを決める上で押さえておくべきポイントを、以下にまとめました。
- 自分の強みやスキルが活かせる分野か
- 市場のニーズはあるか
- 競合と差別化できる部分はあるか
- 継続的に収益が見込めるか
- 初期投資やリスクが自分にとって現実的か
上記のポイントを押さえた上で、具体的なサービスや商品の内容を考えていきます。
ネットやSNSで、世間のニーズを常にチェックしておきましょう。
必要な物や資金を確認する
自分の強みを活かせるビジネスが決まったら、必要な物品や資金の確認をしておきましょう。
- パソコンやモニターなどの業務用機器
- インターネット回線や通信費
- 名刺やパンフレットなどの営業ツール
事前に必要な物や資金をリストアップして、資金計画を立てておくことが大切です。
事業が軌道に乗るまでの当面の生活費(3ヶ月〜6ヶ月分)も確保しておきましょう。
個人事業主は開業届を提出する
個人事業主になる場合には、開業届を税務署に提出しましょう。
開業から1ヶ月以内に提出してください。
費用はかからず、書類に記入するだけですぐに提出が可能です。
開業届は国税庁のHPからダウンロードでき、郵送もできます。
e-taxを利用すればネット上で開業届を提出することも可能です。
また、青色申告をすることで特別控除が適用されます。
青色申告の特別控除とは
個人事業主が受けられる税制上の優遇措置のことです。事前に青色申告しておくことで、確定申告の際に最大65万円の控除を受けられます。
青色申告をしたい人は、開業届と同時に、青色申告承認申請書も提出しましょう。
参照:国税庁「No.2070 青色申告制度」
会社設立に伴う手続きを行う
株式会社を設立するためのステップは以下の5つです。
会社を設立するには、多くの書類の作成や費用がかかります。
あらかじめ必要な書類や資金を用意しておきましょう。
会社を辞めて独立したいと思ったときの注意点
会社を辞めて独立したいと思ったときの注意点は、以下の5つです。
- 事前準備をしてから独立する
- 最初は小さく始める
- 生活費を貯金しておく
- 独立するタイミングを見極める
- 目標を明確にする
- 人脈を築いておく
- 従業員や顧客の引き抜きは避ける
事前準備をしてから独立する
独立する際は、事前準備をしっかりと行いましょう。
- 上司とソリが合わない
- 会社に行くのが嫌だから
勢いだけで独立してしまうと、冷静に準備や計画ができません。
十分な収入が見込めず、生活困窮に陥るリスクが高まるでしょう。
会社が嫌なだけなら転職を検討するなど、別の方法も選択肢に入れるのがおすすめです。
最初は小さく始める
独立直後から大規模なビジネスを始めるのはおすすめしません。
実績もないまま資金や労力を全力投球してしまうと、失敗したときのダメージが大きいからです。
- 借金をして店舗を構える
- 実績ゼロの状態で広告費に大金を投じる
- 顧客ゼロで集客もできていない状態で人を雇う
本業の収入があるうちに副業から始めて、収入の見込みが立ったら独立するなどがおすすめ。
小規模なビジネスから始めた方がリスクを抑えつつ実績を積むことができます。
生活費を貯金しておく
独立直後は思うように収入が得られないケースもあります。
- 予想より案件が取れない。
- クライアントからの報酬未払いが発生する。
予想外の出来事が起こることも。
心に余裕を持って挑戦するためにも、3ヶ月〜6ヶ月分の生活費を貯金しておくことが重要です。
独立するタイミングを見極める
独立するタイミングは、以下の点を重視して見極める必要があります。
- 当面の生活費と事業費用は確保できているか
- 独立するに十分な経験やスキルはあるか
- 会社の繁忙期と重なっていないか
準備が整っていないうちに独立してしまうのは危険。
思ったような収入が得られず生活も困窮してしまうので注意が必要です。
会社を辞めるときも会社の繁忙期やボーナス前は避けるなど、会社の状況に合わせてタイミングを見極めましょう。
目標を明確にする
会社を辞めて独立するときに、もっとも大切なのが「人生のGOAL」です。
人生のGOALとは、人生をかけて成し遂げたいことや実現したい未来のこと。
たとえば、以下のような人生のGOALがあります。
- 10年後には独立して、自分でビジネスがしたい
- 地元で飲食店をはじめて、地元の経済に貢献したい
- 家族と年に1度、海外旅行にいけるような収入を稼ぐ
- 犬と猫を買って田舎で暮らしたい
人生のGOALは5年後10年後までではなく、さらにその先を見据えて考えましょう。
人生のGOALが分かると、選択するべき働き方も分かります。
心から達成したい人生のGOALのための行動なら、やりがいをもって楽しめるはずです。
結果的に大きな成果や収入アップに繋がります。
人脈を築いておく
独立したいと思った時は、人脈を築いておきましょう。
人とのつながりは大切です。
会社員の時は、会社が人脈を用意してくれていました。
もともとの取引先を引き継ぐこともあったでしょう。
一方で、独立すると自分でつながりを作らなくてはなりません。
会社の後ろ盾はなく、個人での信頼を得ることも必要でしょう。
会社を辞める前に人脈を築いておくことで、独立後に動きやすくなります 。
従業員や顧客の引き抜きは避ける
独立する際に、従業員や顧客は引き抜かないようにしましょう。
会社とのトラブルになります。
例えば、同じ会社の同僚を独立時に引き抜くとします。
政治義務違反に該当するかもしれません。
また、顧客の引き抜きも会社の売り上げに影響与えます。
トラブルの元になるので、引き抜きはしないように気をつけてください
会社を辞めて独立したいと思ったらやるべき準備
会社を辞めて独立する前に、必要なことを解説します。
- 当面の生活資金
- ビジネスに応じた資格・スキル
- 事業専用のクレジットカード・口座
- 事業主マインド
当面の生活資金
会社を辞めて独立した後、すぐに収入が安定するとは限りません。
最低でも3ヶ月〜6ヶ月分の生活費を貯金しておくと安心です。
月々の固定費やローンなど、生活に必要な出費を全て洗い出して生活費を確保。
資金計画に余裕を持たせておきましょう。
ビジネスに応じた資格・スキル
ビジネスの業種によっては、資格が必要な場合や特殊なスキルが求められる場合もあります。
- プログラマー…Python、JavaScriptなどの言語スキル
- ウェブ制作…Adobe系ソフトの操作スキル、HTMLやCSSの知識
- 美容・健康系…ネイリスト、整体師など
自分が目指す業界で必要とされる知識や技術を事前に学んで、準備を整えておきましょう。
事業専用のクレジットカード・口座
プライベートと事業のお金をしっかり分けるためにも、事業用のクレジットカードや銀行口座を用意しておくのがおすすめです。
経理処理や確定申告がスムーズになります。
独立後はクレジットカードの審査が通らない場合があるので、独立前にクレジットカードを作っておきましょう。
事業主マインド
会社員時代とは違い、独立すると全ての判断や責任が自分にかかってきます。
「あの人が〇〇と言っていたから」という他者依存の考えはNG。
「自分がどうすべきか」といった主体性が必要になります。
「全ての判断と結果は自己責任」という覚悟を持つことが大切です。
会社を辞めて独立したいけど転職かで迷ったら
会社を辞めて独立するか転職するかで迷うのは、GOAL設定が明確でないから。
どの方向を目指すべきかが分からず不安だから、行動に移せないのです。
会社を辞めて独立するか転職するかで迷ったときの理由と判断のポイントを、以下で解説します。
- やりたいことが明確なら起業する
- 会社を辞めたいだけなら転職もあり
- 副業から独立する選択肢もある
やりたいことが明確なら起業する
やりたいことが明確になるなら、起業するのがおすすめです。
自分のやりたいことを実現できます。
会社に属してしまうと、ルールに縛られることが日常になってしまいます。
やりたいことに蓋をして、我慢して仕事をしなければなりません。
起業すれば、やりたいことに集中して自分の裁量で動くことが可能です。
自分のやりたいことと向き合い、実現に向けて動き出せます。
会社を辞めたいだけなら転職もあり
ただ会社を辞めたいだけなら、転職も一つです。
起業する必要はありません。
起業も転職も、あくまで手段の一つ。
「起業しなければ会社を辞められない」ということはありません。
むしろ、やりたいこともないのに起業するのは危険です。
独立後に仕事で成果を出せず、事業を続けるのに苦労します。
副業から独立する選択肢もある
副業から始めて、軌道に乗ってきたら独立するのも選択肢の一つとして有効です。
最初からいきなり起業するのは不安も多く、リスクもあります。
起業する際によくある不安が、「事業で成果を残せるか」。
自分の力で生活できるほどの収入を得られるかが、一番の不安材料になります。
収入を得られるか不安な場合は、まず副業から始めて、稼げるようになった時点で起業すると良いでしょう。
仮に成果が出なくても、本業の収入があるので生活には困りません。
近年は副業を始める人も多く、副業をするのが当たり前になってきました。
いきなり起業するのが不安なら、副業からスタートしてみましょう。
会社を辞めて独立したい人によくある質問
会社を辞めて独立したい人によくある質問を、以下にまとめました。
- 会社を辞めて独立するにはどうしたらいいですか?
- 独立したい人にはどんな特徴がありますか?
- 独立するために考えるべきことは?
会社を辞めて独立するにはどうしたらいいですか?
会社を辞めて独立するためには、事前の準備と明確なステップが必要です。
独立する前に準備するものについては、以下の通り。
- 当面の生活資金
- ビジネスに応じた資格・スキル
- 事業専用のクレジットカード・口座
- 事業主マインド
独立前の準備が不足していると、事業が上手くいかなかったり生活が困窮したりするリスクがあるので、事前に準備しておくことが重要です。
実際に独立する場合は、以下のステップに沿って行います。
- 自分の強みを知る
- 何のビジネスをやるか決める
- 必要な物や資金を確認する
- 個人事業主は開業届を提出する
- 会社設立に伴う手続きを行う
独立前の準備について詳しくは本記事の「独立前に必要なこと」を、独立までのステップについては「会社を辞めて独立するまでの5ステップ」をそれぞれご覧ください。
独立したい人にはどんな特徴がありますか?
会社を辞めて独立したい人の特徴は、主に以下の通りです。
- 目的意識が明確
- 行動力と決断力がある
- ポジティブ思考
- 自責思考
- 素直さがある
- 何事にも柔軟に対処できる
上記の特徴を持つ人は、独立に向いています。
上記の特徴がなかった場合でも、日々の仕事への向き合い方で独立向きの資質を育てていくことも可能です。
独立を目指す方は、独立に向いている人の特徴を意識して自分の資質やスキルを成長させていきましょう。
独立するために考えるべきことは?
独立するために考えるべきことは、人生のGOALを明確にすることです。
GOALが定まっていないと、行動や考え方にブレが生まれて、独立後の事業方針も定まりません。
GOALが明確になったら、自分の強みを活かせる分野の事業を見つけましょう。
そして、具体的な事業計画に落とし込んでいきます。
まとめ:会社を辞めて独立したいと思ったら?独立する方法やよくある失敗と注意点を解説
会社を辞めて独立する具体的なステップやよくある失敗と注意点について解説しました。
独立するためのステップは、以下の通りです。
- 自分の強みを知る
- 何のビジネスをやるか決める
- 必要な物や資金を確認する
- 個人事業主は開業届を提出する
- 会社設立に伴う手続きを行う
事前に事業に必要な物や資金、当面の生活費を用意しておけば、リスクを抑えられます。
また、独立したいと思ったら、目指すべき人生のGOALを決めておくのが重要です。
独立してどんな働き方がしたいのか、自分の人生の時間をどのように使っていきたいのか。
これらが明確であれば、事業方針がブレることなく迷わずに進んでいけます。
独立したいと思っている人には、コーチングがおすすめです。
コーチングであればプロが、あなたの無意識に潜んでいる強みや目指すべき方向を一緒に見つけてくれます。
コーチングについて詳しくは、以下の動画をご覧ください。