
年収も役職も順調、ソフトバンクで最年少マネージャー──。
20代で描いた成功を全て手にした28歳の熊崎雅崇さんが、なぜ「何のために生きているかわからない」と悩んだのか。 そして、どのように本当のやりがいを見つけ、熱狂できる毎日を手に入れたのか。
転職を3回経験し、そのたびに年収・役職を上げてきた熊崎さん。外から見れば申し分ない成功を収めているように見える彼が経験した、内面的な変化の軌跡をお聞きしました。
世間的には成功していても
「何のために生きているのか?」
自分の人生を生きていない感じだった
Z世代を代表する経営者として
ラーメン事業再生という
新プロジェクトの挑戦をしている
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「全然満たされないぞ自分は」――外的成功と内的空虚のギャップ
ー熊崎さん、これまでのキャリアについて教えてください。
現在28歳で、今は経営者をしています。
新卒でソフトバンクに入社し、最年少マネージャーまで経験しました。その後、ワークライフバランスを求めて不動産系のスタートアップに転職し、そこでも営業マネージャーを務めていました。
転職を3回経験し、年収も役職も順調に上がっていたのですが「何のために生きてるかとか全然満たされないぞ自分は」みたいな感覚がずっとありました。
マネージャーとか年収とか、得たのに全然満たされない。なんで毎日生きてんだろうみたいな、会社行くのがしんどくなったりとか。でも何やったらいいかわかんないなみたいな。
「自分って何なんよ」みたいな、なんでこんなこと分かってないんだろうみたいな悔しさとかもありました。
ーそれは辛い状況ですね…。世間一般的には成功しているように見えるキャリアなのに。
そうですね。「自分の人生を生きていない感じ」がずっとありました。
誰かが引いたレール、誰かがやって欲しいこと。自分がやって欲しいことではないんじゃないかなっていう、きっとそこのなんか摩擦がずっとありましたね。
ーその摩擦に気づいたのはいつ頃からでしたか?
新卒からなんで5年かかりました。コーチング受ける前ぐらいがもう本当にピークでした。
もういよいよこれやばいぞみたいな。もう転職3回もしていろんなものは手に入れたつもりだったんですけど、なんなら毎日しんどくなるみたいな。
そういうのを手に取れば取るだけしんどくなる。あれあれこれでもないこれでもないじゃあどこに答えがあるんだみたいな。
ー「どこに答えがあるんだろう」という言葉が印象的です。
今振り返ると、めちゃくちゃ外に答えを求めていたと思います。
YouTubeで見つけた一筋の光――「やりたいことの探し方」からコーチングへ
ーそんな状況からコーチングと出会うきっかけは何だったのでしょうか?
きっかけは自己探求というか、色々YouTubeとか見てた時でした。
「これまずいな」と思って、やりたいことの探し方とか自分探しとか自分の強みとか、そういったものを検索していました。
そこに確かコーチングって言葉があって、たどり着いたような気がします。
ーYouTubeで情報収集されていたのですね。実際に体験セッションを受けられたとのことですが、どんな体験でしたか?
なんかいくつかワークのようなものがあったのを覚えています。
で、印象的なのは「今の自分ってどういう状態なのか」で「なりたい状態はどんな状態なのか」をなんかこう僕の中から引き出していただいて。
で「これどうです?このまま進んだら行けそうですか?」って言った時、「いや無理じゃん」って当たり前のようなことに気づいて。
やっぱ何か変えないとなっていう現状をしっかりと捉えられてしまって、現状が何も変わらないまま続く未来もはっきりと見せられちゃって。でも本当はこういう未来を、とそのギャップも見せられちゃって。
ーそのギャップを認識した時、どんな感情でしたか?
答え合わせができたという「やっぱりな」っていう気持ちもあったんですけど、「うわ自分何やってたんだよ今まで」みたいな悔しさや、もどかしさや、もうなんならちょっとこう泣きたくなるぐらいな「今まで何してたんだ自分」みたいな。
そんなこうぐーってなる感じもあるようなセッションの中で、めちゃくちゃ背中を押された感じなんですよね。
ーコーチから可能性を感じてもらえたということでしょうか?
そうです。2つあって、1つは今までの過去5年間でもう答えは作れてきていないので、別に今じゃそれが分かったとはいえ、昔からも分かってなかったわけじゃないので、今まで通りだったら絶対いけないので何か変えないといけないなっていうところ。
もう1つが、やっぱりその体験セッション受けた時のコーチがすごいこう僕の可能性を信じてくれたじゃないけど、後押ししてくれるしていただけるような「行きましょう、絶対行けます」みたいな。実現できる未来というかモチベーションがすごい上がったみたいなところがありますね。

「制限の天井を取っ払った」GOAL設定――Z世代代表経営者という大きな夢
ー実際にコーチングが始まってから、どのような変化がありましたか?
まず大きかったのはGOAL設定ですね。
これまで外の世界に正解を求めて生きてきた中で、ここからは僕自身がどうなっていきたいのか、どういう人生を歩んでいきたいのか、めちゃくちゃ自分軸でそのGOAL世界のイメージをまず出してもらうっていうところでした。
そうすると臨場感がめちゃくちゃ出てきて「わ、これです」っていうのがすごくハマった時があって、めちゃくちゃいい表情をしてました。
ー現在のGOAL設定を教えてください。
Z世代を代表する経営者になることです。
経営者で若手で目立ってるというかちゃんと活躍している経営者は誰なんだろうってところの名前に「熊崎雅崇」が入るように。5年以内には、年齢としたら32、33。この年来で言ったら「あの子だよね、あの人だよね」ともうそこに食い込んでいきます。
ーそのGOAL設定の時はどんな感覚でしたか?
自分の欲望のままというかこうなったらいいなとひたすら考えていった上で、天井を取っ払っていただいたような感覚です。
ーでも最初はやはり制限をかけてしまうことがあったのでしょうか?
まさに出てました。今でも覚えていることが、最終的に本当に目指したい世界に行き着くためのステップを設定していくんですけど、そこのステップで「独立して経営者になりたい」ことが分かったんです。
ですけど「じゃあそこに行き着くためにはまず現職で成果を出さなければいけない」っていうのが自分からでて、「現職で売上何百万以上」っていうのを設定したんです
ただ全くテンション上がってなくて。「それって本当に必要ですか?」という問いを投げられたら、「いや必要ないかもしれないです」ということで、天井が一気に外れたというか。
現職でこういう実績がないと経営者にはなれないんじゃないかって勝手にこう決めちゃってましたね。
「めちゃくちゃ怖かった」決断の瞬間――安全圏からの脱却
ーGOAL設定ができた後、実際の行動はどうされましたか?
やっぱりこのGOALを達成する上で、会社員という自分の安心安全の領域を出るということを決断する必要があることを、もう一番自分で分かってました。
ーそれは勇気のいる決断だったのではないでしょうか?
めちゃくちゃ怖かったです。
口で言うのは多分できると思うんですけど自分もずっと5年間できてなかったですし。やっぱ今回でもそれがこう現実に迫ってきてきて、理想に対してはもちろんそうなんだけど、でもめっちゃ怖いよ、大丈夫か自分みたいな。
ー具体的に何が一番怖かったですか?
一番は今の現職の人たちからどう見られるのかとか、そこがやっぱ気にしてたですね。やめるって言ったらなんて言われるんだろうとか。
ーやはり他者の目を気にしてしまう部分があったのですね。
そうですね。人間って本当にいつ寿命が来るかわからないという中で、先送りにするってどうなのっていうようなコーチからの関わりや。
何よりもその決断をした先に待っている世界ですよね。何が何でも行きたい気持ちがあったのでめちゃくちゃ怖かったんですけど、一瞬の痛みを引き受けてでも未来の大きな快楽を取りにいく覚悟でした。
「毎日めちゃくちゃ楽しい」――独立後の充実した現実
ー実際に独立されて、現在はどのような事業をされているのですか?
現在は経営者になって、目標は100億を目指してます。
ー具体的にはどのような事業でしょうか?
飲食業です。ラーメン事業を再生させるというプロジェクトを任していただいて、そのラーメンの店舗を今作っていくことに挑戦しています。その先にはアメリカも見据えてそのラーメンを持っていくだったりとか、いろいろ事業の今種も出てきていて。
1店舗立ち上げていて、2店舗・3店舗目に今広げようと頑張ってます。仲間も3人にも増えていて、これからどんどんどんどんやっていきたいと思ってます。当時では思えてなかったような仲間も増えて事業も始まって、なんならテレビにも取り上げていただいて、当時では考えられなかったことがすごい進んでいってます。
ー現在の働き方について、どんな気持ちで取り組まれていますか?
もう毎日も自分の心に素直に生きてます。
やらなければならないじゃなくて、やりたい、実現したい、こうなりたいっていう、もう全てポジティブな気持ちベースで24時間が埋め尽くされてる感じですね。
外に答えを求めるってよりかは、自分で答えを出す、作りに行ってるっていう感覚ですね。でむしろ外に答えないなっていうのも、作るしかないなっていう。
ー以前の「外に答えを求める」状態とは真逆ですね。
何よりやらされてるとかなんか、やらなければならないじゃなくて、もうやりたいが全部なんで。食事までも楽しく、なんか仕事にも事業にもつながる。
睡眠もいかに短く、なんか効率上げれるかとか、もはやもう、そのいかに楽しく過ごすためになんか無駄な時間をどう減らすかとか、なんかもういろんな考え方が今まとにかく毎日楽しいですね。
もう時間が足りないっていう、寝たくないぐらいな。そんな感じです。
自分の命を何に使うのか――視聴者へのメッセージ
ーこれほど劇的な変化を遂げられた熊崎さんから、最後に視聴者の方へメッセージをいただけますか?
自分を知ることがすごくできたと僕は受け取ってます。
自分の命を何に使うのか決めたい方は是非飛び込んでみてください。一緒に頑張っていきましょう。

28歳で転職を3回経験し、年収・役職ともに順調に上がっていたにもかかわらず「全然満たされない」と悩んでいた熊崎さん。
外に答えを求め続けていた5年間から一転、「自分で答えを作りに行く」マインドセットへと変化し、現在は「毎日めちゃくちゃ楽しい」充実した経営者生活を送っています。
「自分の人生を生きていない感じ」「何のために生きているかわからない」
もしあなたがこのような感覚を抱いているなら、熊崎さんのように「自分の命を何に使うのか」を明確にする時期かもしれません。
重要なのは決断とアクション。いつ寿命が来るかわからない中で、それを先送りにし続けるのか、それとも一瞬の痛みを引き受けて未来の大きな快楽を手に取るのか。
熊崎さんの変化が示すように、本当に望む未来は、外ではなく自分の内側にある答えから始まるのかもしれません。
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