「ママの目、死んだお魚と一緒」と言われた38歳シングルマザーが、年収2倍・完全リモートを実現した理由

葬儀屋として働き、シングルマザーとして娘を育てる──。 

一見すると懸命に生きる38歳の北野えりさんが、なぜ娘から「ママの目、死んだお魚と一緒」と言われるほど生気を失っていたのか。
そして、どのようにして年収2倍の転職と娘の笑顔を同時に手に入れ、「今日も最高の1日にします」と言い合える関係を築けたのか。 24時間365日待機の緊張状態から完全フルリモートのIT企業へ。

外から見れば単なる転職成功のように見える彼女が経験した、20年越しの内面的な変化の軌跡をお聞きしました。

BEFORE

仕事に追われ、 子供、家庭との両立に悩む
感情を無にして仕事をする

AFTER

家族との時間も増え、 子供の性格も前向きに
向いてる仕事で年収2倍

想像を超えた現実を作るなら

強引な勧誘は一切ありません

目次
松田 皓太 株式会社ミズカラ CEO

経営・マーケ戦略の専門家。銀行、Salesforce社にて従事した後、起業・メディア売却。その後株式会社ミズカラに参画し、CEOとして戦略立案や組織設計を担う。

省エネモードで生きた日々──成果があっても喜べない40点の人生

ーキャリアコーチングを受ける前はどのような状況だったのでしょうか?

仕事に携わる中で全然煮え切らないというか、成果があっても喜べない、素直に喜べなかったりというところがあったんです。

それと同時に、自分の仕事がうまくいってない時、うまくいってる時、この波によって子供に対してやっぱり接し方が変わってしまうというのが、一番なんとか変えたいところだなというところでモヤモヤしてました。

ー仕事と子育ての両方で悩みを抱えていらっしゃったのですね。当時のお仕事について詳しく教えてください。

前職は葬儀屋だったんです。24時間365日、いつなんどき仕事の電話がかかってくるかもしれないという、自分自身に対しての緊張状態もそうですし、例えば夜中に仕事の電話がかかってきて、子供が隣で寝ててっていうこともざらにありました。

いろんな面でのバランスが崩れ始めてきたところもありましたね。

ーそれは大変でしたね。お子さんとの時間はいかがでしたか?

子供との時間は取れてはいたんですけれども、やっぱり仕事の波によって子供にもそうかかわってしまうという中で、なるべく波を作らない方が楽だみたいな感覚もあったんです。

常に40%ぐらいのテンションで仕事に対してもするようになりました。そうすると今度、子供に対しても波はないんですけど、温度がめちゃめちゃ低い状態でいくみたいな。

一喜一憂しない、常に省エネモードで過ごしていたんです。

ー省エネモード…それは確かに楽かもしれませんが、何か代償もありそうですね。

「死んだ魚の目」の衝撃──娘の言葉が突きつけた現実

子供によく言われてハッとした言葉があるんですけども、スーパーに行ってお魚コーナーに行って、死んだお頭つきのお魚を見て「ママの目と一緒って」と言われたんです。

ーそれは…衝撃的ですね。

はい。こんな目をしていたのかと。これが一番心にぐさっと来て、申し訳ない気持ちと言われた時のショックで辛かったです。でもこれも40%の私だったので、もう一喜一憂しない、笑いもしないっていうもう無言で通過みたいな。これは絶対に子供の成長にも良くない、絶対良くないと思っても、それでも変わらなかったんです。

ーなぜ変われなかったのでしょうか?

どこかやっぱり他人ごとで。40%でいけばどうなるかっていうのは、その最悪な状況っていうのは想像ができるんですけれども、まだ想像で、いや、もしかしたら違ういい方向に行くんじゃないかって、こう都合よく考える癖っていうのもあって。

直視せず、見て見ぬふりをしてました。

感情の蓋が開き始めた瞬間

ーそんな状況が続く中で、何かきっかけがあったのでしょうか?

40%ぐらいの省エネモードで24時間を過ごすのではなくて、毎日就寝前の1時間だけ、自分のためだけの時間っていうのを作ってたんです。

そこで普段やっている省エネの反動で120%ぐらい感情を振り切ってました。もう何かちょっとでもすぐ泣いちゃうみたいな、それぐらいもう感情も涙腺もゆるゆるな状態でした。自分が好きなことをやると決めていたので、SNSをひたすらみていたら、御社のショート動画に出会ったんです。

鮮明に覚えてるのが「本当の強みが分かるワークシート配ってます」っていう広告でした。

「なんだそれ」っていうこの疑問がすっごく大きくて、自分の中で引っかかっちゃって。そのワークシートを「何だろう、何だろう」ってダウンロードしようとやってみたんです。

ー実際にやってみていかがでしたか?

受け取ったけど、埋められないし、内容もわかるようで分からないみたいな。だんだん「よりよくわかんないぞ」みたいな感じで、全然わからなくなっちゃって。

でもこう来る日も来る日も、どんどん違うパターンの御社の広告が現れてもういよいよまずいんじゃないかっていう、20年間見て見ぬふりしてた自分の中の感情の蓋がカタカタカタカタ言い始めたんです。

ー20年間見て見ぬふりをしてきた何かが、動き始めた感じですね。

そうですね。自分にベクトルを向けざるを得なかった感じでした。自分の120%解放する時間にもう出てきてしまうと、「その時間邪魔しないで!」みたいな感じだと思うんですけど、

ちゃんと直視しないといけないなと思えるような状態になって、そこでポチっと体験セッションに申し込んだんです。

20年蓋をしてきた感情があふれ出た涙の体験セッション

ー体験セッションはいかがでしたか?

結構泣きました。500mlくらい涙が出たんじゃないかっていう。本当にずっと多分最初から最後までずっと泣いてたと思います。

見て見ぬふりしてきた部分に触れることができたし、普段40%の私が、この時間は本当に涙がたくさん出ましたね。何かこう核心に触れられたと思うんです。今まで自分の人生を他人にこの深いところまで話すっていうことをしてこなかったので。また知らない方だからこそ喋れるっていう感覚もありました。自分が向き合わなきゃいけないのは過去だなと体験セッションで気付きました。

ー最終的に申し込みを決断されたのは、どのような理由からでしょうか?

最後は自分のずっとずっともう20何年間、30何年間探してたもの、本当にネットで書籍漁ったりとか、いろんな自己啓発系の動画見たりとか、「自分は自己肯定感が低いんじゃないか」とかっていろんなもの見て答えが出なかったんです。

でも、「このキャリスピっていうよくわからなかったんですけども、このコーチなら、ずっと欲しかったものが手に入るんじゃないか」と思って。

もうかけてみようっていう感じで直感で申込を決めました。

「両方選んだらいいじゃない」──コーチの一言

ーコーチングの受講が始まって、一番印象に残っていることはありますか?

セッションの中で決断を求められるところがあるんですけども、実はセッションする前に転職することを勝手に決断して行動しちゃってたんです。
転職することを挑戦しようと思ってたんですが、その転職を選ぶ時も最初は家族のことを考えなきゃいけなくて、家族のための転職なのか、自分も未来を切り開くための転職なのかわからなくなる時ががありました。

受ける前に元々持ってた仕事に対するモヤモヤと、自分の波で子育て・育児っていう部分でのモヤモヤがどうしても切り離せなかったんです。どっちも良くしたいけど、子育てだけ良くしちゃったら仕事うまくいかないかもしれない。でも仕事に波があるんだったら、仕事をよくしたらちゃんとこの波も安定するんじゃないかっていう思考に至ってました。

ーそこで重要な気づきがあったのですね。

コーチから「両方を選んだらいいじゃないですか」って言われたんです。

「なんで私はどちらか一つしか選べない前提でずっと考えてたんだろう」ってハッとしてもう本当に後頭部ぶっ叩かれたみたいな感じの選択権を言われて、目から鱗でした。

自分1人だったら、また年収の壁っていうものに対して、ずっと一生年収が上がらないまま、ずっと豊かになりたいと思っているけれどもずっと変わらないっていうところだったと思います。

そこを「両方取ったらいいじゃん」っていう、本当に目から鱗の選択を教えてもらいました。

年収2倍と子供の笑顔──「親が変われば子供は勝手に変わる」

ー現在はどのような状況なのですか?

現在は、転職してIT系の人材系の新規事業立ち上げを担当しています。営業からコーディネートから企画、全てをやってるような、人にかかわるど真ん中の仕事をしてます。人と企業とをつなぐ仕事で、まさに私の「息をするように勝手にやっちゃうこと」がフル活用されてる感覚があります!

仕事がもう楽しくてしょうがないっていう気持ちで200%フルエネルギーで取り組めています。

仕事的には完全在宅で、親1人なので子供に何かあった時にすぐに駆けつけられるっていう、ここの安心感っていうのは自分で確保できました。確保できてるからこそ、もう振り切ってひたすらやれてる、お仕事やれてると。

そしたら楽しいことをやってるだけなので、ただただ楽しいことをずっと永遠とやってるだけなので、「辛いって何だろう」みたいなところまで今来てます。

今日東京に来るまでの新幹線で振り返ってたんですけど、「転職してから疲れたって言ってないな」って思ったんです。「分けたらプラスだよね」みたいな、この言葉っていうような言葉を使い始めたら、娘が真似するようになって。

ーお嬢さんにも変化があったのですね!

「今日はどんな1日にしますか?」ってお互い朝聞き合うんですけど、「さあ今日も最高の1日にします」ってお互い娘と言ってます。

「行ってらっしゃい」「行ってきます」みたいな。「今日はどんな1日でしたか?」って聞くと「最高でした」って娘が答えるんです。

あの死んだ魚の目をしてると言われた子供から、子供から「最高です」っていう言葉が出るようになったので。

ー素晴らしい変化ですね。

もう一番言いたいのは、親が変われば子供は勝手に変わるんです。

子供ができないことを変えるよりも、自分が変わった方が全然影響力が違うっていうのが4ヶ月、5ヶ月で学んだことですね。そして今、11月ぐらいからもう感謝ゼロみたいな、もう「やる」「やる」しか言わないみたいな。今まで「やらない」って言われてたところが。

なので子育てに関してもすごく今いい環境ですね。

もっとわがままになった分だけ、選択肢は増える

ー最後に、同じような状況で悩んでいる方にメッセージをお願いします。

私自身もそうだったんですけれども、何か選択で迷った時、「あ、これだとこうだな」とか、こう天秤にかけることがあった場合、私がシングルマザーっていうところもあるので、一番やっぱり我慢してるのがシングルマザーさんだったり、シングルパパさんだったりすると思うんです。

子供と仕事を両立させるっていうところで、どうしても親の我慢っていうのが必要になってくるんですけども──

選ばなくていい。もっとわがままになって。

もっとわがままになった分だけ、勝手に選択肢が増えるんです。それを気づかせてくれたのが、この今回のキャリスピっていうものになるので。

是非今悩んでたりとか、モヤしてたり、「本当にこのままでいいんだろうか」って思ってる方々に、ポチっていうのをしていただければ、本当に180°変わるよっていうのはここで実証されてると思います。

ー力強いメッセージ、ありがとうございました。

これが一番の近道で、ハッピーな方法なんです。


あなたも「全取り」の人生を手に入れませんか?

北野さんの変化は、決して特別なものではありません。

20年間の自分探しに終止符を打ち、「死んだ魚の目」から年収2倍・子供の笑顔を手に入れた背景には、一つの共通点がありました。

それは「もっとわがままになる」という選択でした。

家庭かキャリアか──ではなく、両方。
安定か挑戦か──ではなく、両方。
自分か家族か──ではなく、両方。

あなたにも必ずある「息をするように勝手にやっちゃうこと」を見つけて活かすことで、すべてを手に入れることができるのです。

もし今、北野さんと同じような「何かが違う」感覚を抱えているなら──。


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この記事を書いた人

島田隆則のアバター
島田隆則 株式会社ミズカラ CBDO

キャリアと組織開発の専門家。人材広告会社→株式会社リクルートキャリアを経て独立、現株式会社ミズカラ執行役員CBDO、日本認知科学コーチング協会理事、パーソナルジム「B_e Fitness」代表。ベストボディジャパン初出場にして日本一・元日本代表の実績を誇る。「キャリアの概念を変える」を掲げ、自身のYouTubeチャンネルでは本音のキャリア論を発信。

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