
年収1,700万円、保険代理店とオーダースーツ事業の二足のわらじ、独立4年目──。
周囲からは「成功している」と見られていた40代経営者の小木曽さんが、なぜ「成果を出しても満足できない」と悩んでいたのか。
そして、どのように本音のGOALを見つけ、年収1,000万円アップと家族との時間の両立を実現したのか。
保険代理店の代表として独立し、さらにオーダースーツ事業まで展開する小木曽さん。外から見れば申し分ない成功を収めているように見える彼が、土日も働き詰めで「なんかモヤモヤしてよくわからない」状態から脱却し、子どものサッカー指導という本音のGOALを発見。
それをきっかけに、年収2,700万円達成と家族時間の確保を同時に実現するまでの、内面的な変化の軌跡をお聞きしました。
保険営業で成功し代理店も設立したが、
満たされないモヤモヤを抱える日々。
年商1700万円を達成しても、心は空っぽ。
本当にやりたいことに向き合い、
スポーツメンタルコーチの活動開始。
仕事も家族も両立し、年商2700万円に。
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「満たされない成功者」が抱えていたモヤモヤと、コーチングとの出会い
独立4年目のモヤモヤ
ー小木曽さん、まずは受講前の状況について教えてください。
保険の代理店として独立して4年が経っており、オーダースーツの事業も展開していました。当時の自分は「成果を出しても出しても満足できない自分がいて、すごいモヤモヤしてよくわかんないような状態でした」
ー具体的には、どんなモヤモヤだったんでしょうか?
保険って、お客様に感謝されるのは事故が起きてからなんですよね。「ありがとう」と言われても、どこか複雑で。
それで「もっとプラスのありがとうが欲しいな」と思って、オーダースーツの事業を始めたんです。確かに感謝の声はいただけるんですけど、それでもなんか自分の中で『ちょっと違うな』っていうのがありました。
まあ、思い返せば土日も仕事していて、効率も悪かったですね。毎日ちょっとモヤモヤしながら過ごしているような感じでした。
「夢中になれるものって何かないのかな」──YouTube動画との運命的な出会い
ー普通に生活していると、コーチングってなかなか出会わないと思うのですが、きっかけは何だったんですか?
御社のYouTubeを見ていたんです。皆さんの日常風景のルーティン動画を見ていて、すごくパワフルに1日を生きているのが印象的で。
その時に「こういう風に夢中になれるものって、なんかないのかな」って思ったのがきっかけで。
保険の営業もオーダースーツ事業も、満足できないというか、そこまで夢中にやりきっているっていう達成感がなかったんですね。
その答えを見つけたいと思って、コーチングについて調べ始めました。実際に解説動画も見て、現状の外にGOALを設定するっていうのを自分でもやってみたんです。
ーご自身で挑戦されたんですね!どうでしたか?
最初はワクワクするような感じがあったし、「このGOALを設定すれば体が動くんじゃないか」と思ったのに、実際はなかなか動かない。いつの間にか忘れてたりとか。
自分でやってみたけれど、迷っちゃう自分がいて。「いよいよプロに頼んでみようかな」という流れで、体験コーチングの申し込みをしました。

衝撃の自己発見──「偽のGOAL」から「本音のGOAL」へ
体験セッションで明らかになった「臆病な自分」
ー体験セッションはいかがでしたか?
すごく印象に残っているのは、過去のことや今までの実績について話をしていた時です。
保険代理店として独立できたし、オーダースーツ事業もやっているし、自信はあるっていう風に思っていたんですけど、コーチの方に言われました。
「どちらかというと、過去自分が自信がなかった部分を補うために成果を出そうと頑張ってるのですね」と。
もうその観点は全くなかったので、すごい衝撃的でした。
言われてから一気に思い出したんです。
中学校の時はサッカーのキャプテンをやったり、応援団長をやったり、結構人前で目立つのが好きで、お調子者な自分がいたんです。
でもそれが、いつしかどんどんどんどん消えていったことに気づきました。
今では、本当に人の目を気にして、「いい人でいなきゃいけない」「うまくやらなきゃいけない」っていうのがすごく自分の中にあって。臆病な自分っていうのが見えたんです。
ー木村コーチから見た、当時の小木曽さんの印象を聞かせてください。
もう本当に、めちゃくちゃ成果を出してるんですよね。社会的に見たら結果も出して、ご家族もいらっしゃって、お子さんもいらっしゃって。
でも、これだけやってるのに満たされてない。
「言葉と感情がもうめちゃくちゃずれてる人だな」っていうのが第一印象でした。
本当はどんな風に生きたいのかを聞いたら、「笑顔にしたい」「人に自信を与えたい」って言ってたんですけど、言ってる本人が、一番自信ないじゃんっていう。これまでと同じ頑張り方をしても、この人は満たされないから、どういう頑張り方がこの人にとって価値があるのかを考えました。

人の期待に応える「偽のGOAL」からの脱却
ー最初のコーチングセッションでは、どんなことが起きたんですか?
木村コーチ: まず、人の期待とか成果結果に囚われて生きてる人が、自分の本音って何かって出すのは結構難しいんですね。まずリハビリが必要だなと。
最初のセッションでも自己理解してGOAL設定したんですけど、そのGOALも「本当にそう思ってるんですか?」みたいな感じで。
小木曽さん: そうですね(笑)多分、「こういうGOALじゃないといけないんだろうな」っていうのを設定しちゃってたと思うんです。
誰かの期待とか、人の目を気にしていたので、自分が受けてるのに、まさにコーチの期待に答えなきゃいけないと思ってた。でもそういうやり方は、常にあったのかもしれないですね。
子どものサッカーの話をする時の「めちゃくちゃパワフル」なエネルギー
ーそこからどうやって本音のGOALにたどり着いたんですか?
木村コーチ: 仕事の領域におけるGOALに対してはエネルギーがなかったんですけど、セッションの間にお子さんの話をする時があったんです。お子さんがサッカーをされてるんですよね。
そのサッカーをしてるお子さんの話をする時のエネルギーが、まさにめちゃくちゃパワフルなんですよ。
「今が一番パワフルですよ」ってお伝えして、「その領域でやりたいことやってみたらいいんじゃないですか」って提案しました。まさにリハビリ、許可出しをやってもらうっていうところから始めました。
小木曽さん: そこで「僕、ちょっとこれやってみたいかもしれない」って思って、お子さんのサッカーの指導のところに踏み込んでいったんです。
仕事っていう一回目のGOALから、お子さんのサッカーっていうところに大きくチェンジしました。
ーその時の感覚はいかがでしたか?
小木曽さん : 子供のサッカーの親コーチとして参加させてもらってて、僕はそれは趣味に近いものであり、生活するだけの報酬が発生するものでもないという理由から、「仕事じゃない」っていう風に思ってたんです。だからこれでGOAL設定するっていうのはちょっと違うっていう風に思ってました。
でも木村コーチに、「仕事の定義は人の役に立つことです」って言われて。
どういう風に自分が人の役に立ちたいかっていうところで、子供が本当に堂々と夢を語れる社会を作りたいとか、自信を持ってもらいたいとか、自己効力感を高めたいっていう思いがすごくあったんです。
そこと「仕事」っていう風に結びついてなかったのが、そこを結び付けてもらったことで、「あ、これやってもいいんだ」っていう風に自分が思えたっていうのが一番大きかったです。
「パパが来ると自信がなくなる」から「見に来て」への劇的変化
子どもとの関係性が180度変わった
ーGOALを設定し直してから、どんな現実の変化がありましたか?
小木曽さん:子供との関係ですね。
元々自分もサッカーをやってたので、子供に対して、「こうしろ」みたいな感じで言っちゃうんですよ。そうしたら一回、子供に「パパが来ると自信がなくなる」って言われたことがあって、すごくショックでした(笑)
「あれ、自分が目指してるGOALと、これやってること違うな」っていうことに気づいて。
そこから、GOAL設定したとおり、子供が本当に堂々と夢を語れるには?自己効力感を高めてもらうためには?と考えるようになって、自分の関わり方も子供に自信を与える肯定するような関わりになっていって、大きな変化がありました。
今では、サッカーの試合があると「見に来て、見に来て」って言ってくれます。仕事でちょっと行けないってなった時も「なんで?」っていう風に、本当に見に来てほしそうな形になってます。
「どうやったら上手くなる?」っていう風に求めてくるような形で、すごく信頼関係ができてるかなと思います。
木村コーチ: 本当に180度変わりましたよね。その成長がすごく楽しみで、めちゃくちゃ嬉しそうに話すんですよ。
プロサッカー選手のメンタルコーチへ──さらなるGOALの進化
ーさらなるGOALの進化があったと伺いました。
木村コーチ: サッカーの領域でコーチとしてやっていきたいっていうところから、再度GOAL設定をしたんですよね。
「どこまでのレベルでやっていきたいんですか?」って聞いたら、最初は「父親コーチでオッケー」みたいって言ってたんです。
でも「いや、本当はどうしたいんですか?」って聞いてたら、「いや、それはプロとか教えたいですよ」って出てきたんですよ。
「俺、こんなこと今までやったこともないよ」っていう表情をされながらも、「やれたら本当に嬉しい」って。
そこで「じゃあやりましょうよ」って言って、「プロの世界でプロたちを相手にできるような自分になってないとおかしいね」っていうところから、スクールに入ってチャレンジを始めたんです。
小木曽さん: 小学6年生までの親コーチっていう最初の設定をしたら、「その後どうするんですか?」って言われて。「そういう世界を作りたいんじゃないですか?」って。
確かにそうだなと。それでGOALを見直したら、今までのアクションプランがまたガラッと変わってきて。
そこからプロサッカー選手のメンタルサポートをしたいっていうところが出てきたので、スクールも受講しました。そうでないと、おそらくスクールとか受講しなかったと思うんです。
ー本音で設定したことによって、行動が変わったと。
小木曽さん: 本当に怖かったですけど、「本当にできるのかな」みたいな感じがありましたけど、なんかワクワクしてる感じです。
年収1,700万円から2,700万円へ──本業も飛躍した理由
トレードオフではなく「両立」を実現
ー更に本業でも驚くべき数字の変化があったと伺いました。
小木曽さん : 昨年度が年収1,700万ぐらいだったんですけど、キャリスピを受講して今は年収2,700万ぐらいになりました。
ーとんでもない成長ですね!本音のGOALを設定したことで、保険事業にも変化があったんでしょうか?
小木曽さん: 今までは効率も悪かったなと思ってて、土日も仕事しての成果だったんです。
今は、本当に土日はサッカーだったり、子供との時間を作れて。
仕事が入る時ももちろんありますけど、土日は基本的にサッカーの時間、子供との時間を確保できています。
それなのに、さらに生産性がアップしてるっていうところがあります。
GOAL設定とか、やりたいこと、本当にやりたいことが見つかったことによって、やることが明確になるんですよね。毎日楽しく生きれてる、パワフルに生きれてるっていうのが大きく出てるかなと思います。
木村コーチ: 僕たちの年齢とか立場だと、よくぶつかる壁として「仕事と家族どうしますか?」とか「仕事とファイナンスどうしますか?」って、結構トレードオフだと思っちゃってるんですよね。
でも小木曽さんは見事にそれを両立させたっていうか、両方取れるんだっていうのが、やっぱり一番大きな変化として見て取れました。
これからの展望と読者へのメッセージ
ー現在の心境や、これからの展望について教えてください。
小木曽さん: 本音のGOALを設定したことで大きく変わったなと思ってて、本業だからとか、お父さんだからとか、スポーツコーチだからっていう、なんか職業とかで分けるんじゃなくて、もう全ての自分のフィールドで、そういう風に生きていきたいなという感じです。
そのモヤモヤが吹っ切れた感じがありますね。
ー現在、プロのメンタルコーチを目指してスクールに通われているということですが。
小木曽さん : はい。本当にサッカー選手とかのメンタルコーチとして活動したいなと思ってます。
それによって子供たちにとっても、「そういうコーチがついてるよ」っていうので一つの自信になってもらえたらいいなって思ってます。
子供たちには本当に「堂々と夢を語れる世界になってほしい」なという風に思うので、前向きな自信につながったり、自己効力感が高まることにつながったり、そういう関わりができればいいなと思ってます。

読者へのメッセージ──「想像できなかった未来が絶対に見えてくる」
ーパパさんだと、仕事と家庭の両立で迷ってる方もたくさんいらっしゃると思います。素晴らしい変化を遂げた小木曽さんから、視聴者様へのメッセージをお願いします。
小木曽さん: 僕自身、こうなるとは全然思ってなくて、全然違うGOAL設定ができました。また実際の現実も変わってきています。
今モヤモヤしてる方も中にはいらっしゃると思うんですけれども、ぜひ一歩踏み出してください。
コーチによっていろんな気づきが与えてもらえるのと、自分では想像できなかった未来ってのが絶対に見えてくるので、ぜひ前向きに一歩踏み出していただければと思います。
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