理想はあるのに結局スマホだらだら▶︎営業売上250%成長になった訳

年始の決意、3日で挫折──。
「今年こそは大きな成果を出す」と誓ったはずなのに、気づけばSNSを1時間も眺め、夜は自己嫌悪で眠る毎日。 29歳、旅行業界でマーケティング支援をする工藤亮太さんも、まさにそんな3年間を過ごしていました。

「理想は高いのに体が動かない」──この悪循環から、なぜ彼は抜け出せたのか。
わずか1年で売上250%成長を実現し、毎日心から「最高の1日だった」と言えるようになった工藤さん。
その劇的な転換の裏には、「美しき恥を描こう」という一つの言葉と、本音で向き合う覚悟がありました。
器用に生きてきたからこそ陥った罠、そして本質的な成長を手にするまでの軌跡をお聞きしました。

BEFORE

理想ばかり語るも行動できず、
毎日「今日もダメだった」と
自己嫌悪に陥る日々。

AFTER

前年比250%の営業成績、
本気で挑戦し「今日もやりきった」と
誇れる毎日へ。

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目次
松田 皓太 株式会社ミズカラ CEO

経営・マーケ戦略の専門家。銀行、Salesforce社にて従事した後、起業・メディア売却。その後株式会社ミズカラに参画し、CEOとして戦略立案や組織設計を担う。

「でっかいこと言うけど現実がついてこない」──3年間続いた悪循環

ーコーチング受講前はどんな現状だったんですか?

学生の頃から夢を語ることは得意だったので、「こういうところに行きたいな」とか理想はすごくある人間なんですけど、現実がついてこない1日がずっと続いてて、モヤモヤしてたみたいな感じですね。

年末年始に「今年はこれをやりたい、あれもやりたい」と計画を立てても、3日後にはもうやっていない。20何年間ずっと悩まされ続けて「やりたいことあるのになんで動かないんだ俺」みたいな感じでした。

朝のマイナスから夜の自己嫌悪まで──1日の感情サイクル

ー当時の1日はどんな感情で過ごされていましたか?

「また、この時間に起きてしまったか」みたいな感じで自分を卑下してましたね。業務を進めていくんですけど、僕営業やってるんでアクション数求められるじゃないですか。例えばコールとかメールとかアポ取りとか。

そういうのも「やらなきゃいけない」と分かってるけども、一旦目を背けて違うことやっちゃってるとか。フルフレックス・フルリモートって会社でもあるので、いかようにもできるんですよね。だからセルフコントロールができずに、気が付いたら携帯を1時間見てたとか、めっちゃ正直あって。

1日終えた時に「さあ寝る」ってなった時に「うわ、もっとできたのに」みたいな自分をまた叩いて寝る。それが1週間、1ヶ月、1年間続くっていう感じでした。

「人間は解釈製造機だ」──運命の広告との出会い

ーキャリスピを知ったきっかけを教えてください。

InstagramとかYouTubeで広告が流れてきたので、それを見てて、ぐさぐさ刺さる言葉をおっしゃっていたので、自分のことを言ってるかのように受け取って、興味を持って体験セッションを申し込んで、って感じですね。

ー特に印象に残った言葉はありますか?

「人間は解釈製造機だ」みたいな話とか、「目標の達成率はどうでもいい」っていうことを言ってて。「達成率どうでもいい」って言ってる、その言ってる方が多分圧倒的な成果を出してる方で、「どういうこと?」ってなったんですよ。

話を聞いていくと「達成率よりも成長率」って話で。例えば前年が営業成績1,000万だったら、来年は1,100万ぐらいを目標にして1,100万で達成しよう、というのか。それとも来期は2,000万、いや3,000万という目標を掲げてとことんアクションし切って、結果2,000万になりました──3,000万目標の2,000万で達成率は60数パーセントですけど、成長率200%ですよね。

こっちの方が本質的に良いし、本質的に会社的に評価すべきじゃない、みたいな話を聞いた時に「これは本質的すぎるでしょ」みたいな感じで腹落ちをして、ちょっと興味が湧いたって感じですね。

体験セッションで見えた「現実から目を背けている自分」

ー体験セッションではどんな自分が見えましたか?

現実から目を背けている自分とか、本音を言えない自分とか。今まで器用に生きてきたんだな、みたいなところとか。だから本当の成果出せていないんじゃないか、みたいなところとか。そういう今まで向き合ったことがない自分が出てきたって感じです。

ーそれを指摘された時はどんな気持ちでしたか?

いや、しんどいっすよ。言葉を選ばずに言うと、全然知らなかった人からグサグサ言われるんで、正直気持ちいい感覚なかったんすけど…でも向き合うポイントだなとか思ったりしました。こんなこと言われることなかったんで、「このタイミングじゃないかな」みたいな思ったりはしてましたね。

恐怖を乗り越えた決断と「100%、亮だけの時間です」という約束

恐怖を乗り越えた決断──「同じ人生をあと20年続けるのか」

ー実際に申し込みはすごく怖かったですよね?

めちゃくちゃ怖かったですね。

ーでも何が背中を押したんでしょう?

ここを逃してスイッチ押さずに一旦置いといて、また考えよう、って思って明日朝起きたら絶対もう熱量は多分100%から30%ぐらいになってて、何も変わらない自分にまた戻るんじゃないかなと思ってて。そういう経験も今まで結構あったので。

同じような人生を残り10年20年続けていくのか、いや、ここでパチッとスイッチして1年間コミットして本気で変わりに行くのか、ってなると、それは後者だよねと思って。今までの10年間を続けていくのが嫌だっていう危機感から押したって感じです。

「100%、亮だけの時間です」──コーチとの衝撃的な出会い

ーセッションが始まって、山本コーチの第一印象はいかがでしたか?

山本コーチから頂いた言葉が「100%、亮だけの時間です」って言われた時に、そこが一番僕グサッときて。

今まで僕、いろんな人に気を使ったりする人間なので、1on1をしてる時も「経営者さんだし、いろんな仕事されてるから忙しいんじゃないかな」とか思って、あんまり納得してないこととかでも相手のことを気にして1時間で終わらせようと、こっちからもハンドルを握り始める時があったんです。

そういう本質的じゃないところを、ガラッと変えてくれた。「亮のためなら、この時間ちゃんと向き合うから、違うと思ったことは違って言ってほしいし、納得しないところは向き合い続けるから、100%納得するまで話し合おう」みたいな感じで言ってくれて。

この人は本当に一期一会で向き合ってるな、っていうところがあって、信頼感150%ぐらいでした。

器用貧乏からの脱却──「美しき恥を描こう」という言葉

ー山本コーチから見て、工藤さんはどんな印象でしたか?

とにかく器用貧乏って彼のためにあるような言葉で。常に10人いたらトップ3に入ってるとか、中の上をキープするところっていうのは意識してやってるなってのをまず感じました。

頭の回転も早いですし、人がどう思ってるのかっていう観察力もあった。ゆえに、世の中的な「かっこいい」を自分に当て込んでしまっている。彼の中には明確に「僕にとってのかっこいい」とか「本当はこう行きたいんだ」っていうのをすごく感じたんです。

ーそこで「美しき恥をかこう」という言葉をかけられたそうですね。

やっぱりどこか、自分が宣言したこととか決めたことに対して「やりきらないとダメ」とか「達成しないとダメ」みたいなのがずっと頭の片隅にこびりついてて。だから山本コーチのその話を聞いた時に、それこそ書き換えられたというか、認識が。

やっぱり成長率にしか意味がないから、宣言したことに対してもし仮に達成できなかったとしても、そこの差分を作ったこと自体が価値があるから、じゃそこを一旦獲得しに行こうぜ、っていう合意を取ったことが、僕らのコーチングとしての始まりっていう感じでした。

何度も現状に戻る自分──それでも諦めなかった理由

ーGOALが決まってからは順調に進んだんですか?

やっぱり戻るんですよ。何回も何十回も戻りました。それも山本コーチにも色々相談したりしてて。

僕は今まで現状起点でしか考えていなかったんですけど、じゃあGOAL世界の亮だったらどうするみたいなのをずっと投げかけてくれてて。認識が戻ってはまたGOALに戻って、また現状、またGOAL、みたいな感じでした。

ー特につらい時はどう乗り越えたんですか?

きつくなった時に山本コーチにいつも言っていただけるのが「じゃあやめれば?」っていう言葉を言っていただいてて。

僕はよく分からなくて「やめれば?なんでそんなこと言うんだ」みたいなんですけど、「やめればって言って、鏡で問いかけてみたらいいじゃん」って言われて。
そこで「嫌だ」とか「あの頃の自分に戻りたくない」って思うんだったらやればいいし、そもそもその決めたGOALって誰かに言われたことでもないし、先生とか上司から「やれ」って言われたことでもなくて、僕がやりたくてGOAL設定したくてやってるんでしょう、みたいな。

だから誰も強制力ないから、本当にやめてもいいですよ。
でもそこで「やめたくない」って思うんだったら、やっていこう、みたいな。それを聞いた時にぐさっと刺さったし、きつい時にトイレとかで鏡見て「もうやめたらいいんじゃない?」みたいなのを言って、その時に「いや、ちょっとまだこれで終われへんわ」みたいな感じで奮い立たせていったって感じはありました。

圧倒的現実変容──250%成長という数字の裏側

コーチングを受講してからの仕事の変化はありましたか?

定量的な話で言うと、営業成績は、昨年度から対比で250%の成長とか。あとは結構会社的な視点でもう少し採用活動に力を自分から入れていたりとか、違う事業部のリーダーさんに、今回山本コーチに向き合っていただいたノウハウを元にコーチングを自らするとか。

そういったところはやり始めて、仕事への向き合い方もそうですし、今も本当に目の前のことに対して全力で向き合うってことをやり始めて、圧倒的に現実が変わっていったって感じです。

ー山本コーチから見ても、その変化は劇的だったそうですね。

山本コーチ:端的に1つで言うと、圧倒的なリーダーシップですね。前年1,800万円ぐらいの成績を納めてた中で、今期彼がコーチングにチャレンジしていただきながら自走してた中で、開始たった1ヶ月2ヶ月ぐらいでほぼほぼ前年と同じぐらいの数字を叩き出したんですよね。

それが彼の自信にも繋がっているんですが、その体現──まず自分がやる、成果を見せる、背中で見せるってことをやりながら、本当の意味で人の主体性を引き出すとか会社を盛り上げてく、みたいなところのリーダーシップ。ここが彼を見ていて圧倒的な変容だなって思っていて、胸を打たれてます。

本音で向き合う人間関係──コミュニケーションの質的変化

ー人との関わり方も変わったそうですね。

工藤さん:本音で向き合うようになったってのが1番で、クライアントさんに対しても本当にいいと思ったことは全力でぶつけて提案に行きますし、違うなと思ったことはもちろん言わないですし。クライアントさんが「こうしたいんですよね」と思ったとしても、今までだったら結構御用聞きで「そうやります」みたいな感じだったんですけど、自分のやりたいこととか、その会社さんのためになるのか、みたいなところはちゃんと精査をした上で、本当にいいと思ったことしか言わない、みたいなのは変わりました。

社内でも後輩とか先輩とか、いろんなコミュニケーション取っていく中で、今まで結構器用貧乏なんで「この程度でいいか」っていう関わり方をしてたことも結構あったんですけど、やっぱりそれだと僕も成長しないですし、後輩も成長しないですし、会社としても成長しないんで、本音のコミュニケーションを取り始める、みたいなところは1番変わりました。周りの人たちも変わっていった、っていうのはありますね。

「今日も最高の1日だった」──感情的充実の獲得

ー1日の過ごし方の感情も大きく変わったのでは?

結論、「今日も最高の1日だったな」って思って毎日を終えられているっていうので、本当にその嘘偽りなしで、寝る前に「マジでやりきった」と言えるような現実を獲得してるんで。成果というよりかは、ここが一番僕的には大きいです。

夢見てました、この日々を。「やりきった」っていう嘘偽りなく言える自分。それが一番嬉しかったですね。

同じ悩みを抱える人への熱いメッセージ

ー最後に、視聴者の皆様にメッセージをお願いします。

僕はそもそも結構やりたいこととか、その夢とか成し遂げたいこととかは、ぼやっとあって。ただ思うように体が動かない状況が現実としてはあって。友達と飲んでる時とか話してる時に「俺はこういうことやりたいんだ」とは言ってるけど、現実が追いつかない、みたいな。

これってなんでだろうって思って苦しんでる方って結構いるかなと思ってるので、僕としてはそういう方に是非コーチングをお勧めしたいなと思ってて、このコーチングを受けていただいて現実を変えてもらえればなと思っています。

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この記事を書いた人

島田隆則のアバター
島田隆則 株式会社ミズカラ CBDO

キャリアと組織開発の専門家。人材広告会社→株式会社リクルートキャリアを経て独立、現株式会社ミズカラ執行役員CBDO、日本認知科学コーチング協会理事、パーソナルジム「B_e Fitness」代表。ベストボディジャパン初出場にして日本一・元日本代表の実績を誇る。「キャリアの概念を変える」を掲げ、自身のYouTubeチャンネルでは本音のキャリア論を発信。

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