「人間関係を断捨離」したい人は、サブスクの2.2倍。タイパ意識の高まりで「時間を奪われたくない」人が増加中⁉

今年の年末年始は約6割が断捨離を予定。サブスクよりも「人間関係」を断捨離したい人が2.2倍多く、人間関係に悩まされている人はそうでない人に比べて現在の幸福度が低いことが判明。

年末年始は一年を振り返りながらココロの棚卸しをする期間。同時に、物理的に不要なモノもスッキリさせて整った気持ちで新たな年を迎えたいもの。インフレのニュースが続いた一年でもありましたが、この年末はみんな何をスッキリさせたいと思っているのでしょうか。そこで、今年の年末の「断捨離予定」について調査をしてみました。
※本記事に含まれる調査結果は引用・転載可能です。ご掲載頂く際は、必ず『㈱ミズカラ調べ』 と明記の上、参照リンクの設定をお願いします。

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松田 皓太 株式会社ミズカラ CEO

経営・マーケ戦略の専門家。銀行、Salesforce社にて従事した後、起業・メディア売却。その後株式会社ミズカラに参画し、CEOとして戦略立案や組織設計を担う。

年末年始の大掃除に何を断捨離する?

調査の結果、断捨離の予定がある人は約6割ということが判明しました。具体的に何をスッキリさせたいのかを聞いてみたところ、インフレ下で見直しが進むといわれている動画や音楽の「サブスク(5.8%)」よりもSNSやLINE整理を含む「人間関係」を断捨離したいと考える人が2.2倍(12.6%)いることがわかりました。

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人間関係を整理したいと思う理由は「時間や労力を奪われたくない」から

人間関係を断捨離したいと答えた人に対し、その理由を尋ねてみたところ、一番多かった回答は「時間や労力を奪われると感じるから」という回答が過半数(57.1%)を占めました。雑誌を開けば「時短調理」「時短術」でタイパ意識が強くなってきている現代、実りのない人間関係で感じるストレスも「時間が奪われる」という感覚が強くなっているようです。

人間関係を断捨離したいと考える人は、現在の幸福度が低い

断捨離の対象と幸福度をクロス分析してみたところ、さきほどの「人間関係を断捨離したい」と答えた人は幸福度が低い傾向が確認できました。逆にサブスクを断捨離したいと考える人は他の項目に比べて有意に幸福度が高い傾向が見られました。断捨離するほど多くのサブスクを契約していて経済的な余裕があるからなのか、ドラマのダラダラ見を自分の意志で断ち切る気概が影響しているのかは不明ですが、興味深い結果です。

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【調査概要】
・調査名:「年末年始に断捨離したいもの」調査
・調査対象:25~59歳男女・有職者 500名(全国)
・調査期間:2025年11月18日(火)  
・調査方法:インターネット調査
※表/グラフ中の数字は小数点以下を四捨五入しているため、合計しても100%にならないことがあります

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この記事を書いた人

神保 康介のアバター

コピーライター/外付け編集長/マーケター|広告生まれ、編集育ち|リモートシフトを機に16年間の東京生活に終止符を打ち、淡路島にiターンし独立。◀ベーシック「ferret編集部」で編集長業務&記事広告50本執筆◀カカクコム「キナリノ編集部」で広告部マネジャー/記事広告70本執筆◀DeNA「iemo編集部」で広告制作ディレクター/記事広告50本執筆◀アサツー ディ・ケイ(ADK)でアカウントプランナー◀新卒で上京し、日経社でアカウントプランナー◀関西学院大学 卒業(2004年)

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