そもそもキャリアコーチになるにはどうしたらいいの?キャリアコーチに資格は必須?
キャリアコーチングサービス「キャリスピ」を提供するGOAL-Bが、キャリアコーチになるまでの道筋を解説します。
「本気で人の人生に向き合いたい」
「人の成長に携わるのが何よりの喜びだ」
このような人にとって、キャリアコーチは天職になり得る仕事です。
その素質があれば、一流のキャリアコーチとして活躍することも可能。
ポテンシャルを解放させれば可能性は無限です。
険しい道のりですが、乗り越えた先にはコーチとしての最高のキャリアが待っています。
JCC認定コーチを育成するGOAL-Bが、以下を徹底解説します。
- キャリアコーチになる方法
- 必要な資格
この記事を読むことで、キャリアコーチになる道筋や必要なものが明確になります。
コーチとして生き、クライアントと共に最高の人生を送りましょう。
GOAL-Bはキャリアコーチングを提供する仲間を求めています。
『本質的なコーチングで、お客様の人生が変わる瞬間に立ち会う』
そんな最高のコーチになりたい方は、JCC認定キャリアコーチ養成講座を受講をお待ちしています。
\ 400名以上が申込みに殺到!/
キャリアコーチとは?
キャリアコーチとは、キャリアに悩む人の人生を変革させる影の立役者です。
「自分らしさを最大限活かし仕事に取り組む」
「毎日自分の100%を出し切る最高の人生を送る」
このような状態にクライアントを導くことが、コーチの使命です。
具体的には、以下のようなプロセスで理想のキャリアを築くサポートをします。
- キャリアの見直し
- 目標の設定
- 行動の促進
コーチングでは指導やアドバイスはしません。
あくまで、クライアントの中にある答えを引き出すスタンスを取ります。
クライアント自身が答えを出し、現実の行動レベルに落とし込む
そのプロセスをサポートするのが、具体的なコーチの役割です。
キャリアコーチと言えど、「仕事の悩みを解決すればいい」という表面的なものではありません。
表層に現れる問題が「キャリア」というだけであり、本質的には人生全体を扱う必要があります。
結局のところ、クライアントの核にある本心にアクセスし引き出さなくてはいけません。
本心を言語化し、クライアントに認識させることが役目。
「キャリア」という一側面ではなく、その人の「人生」という視点でのサポートが重要です。
\ 400名以上が申込みに殺到!/
キャリアコーチになるには?
- 〇〇の資格を持っていたらキャリアコーチ
- ✕✕ができたらキャリアコーチと呼べる
このように、「ここからここまでがキャリアコーチ」といった明確な線引きはありません。
「キャリアコーチ」と名乗り、キャリアの悩みを解決する活動をした時点でキャリアコーチです。
とはいえ当然、名乗ったからと言ってすぐに仕事になり、報酬がもらえるわけではありません。
- 何も実績がない
- 何も信頼がない
この状態では、誰もコーチングを頼みたいとは思いません。
信用ができないですよね。
スキルも経験も備わっていないため、質の低いコーチングを提供してしまうことになります。
まずは、コーチングの基礎を身に着けてから提供していくのがセオリーです。
キャリアコーチになるための方法
キャリアコーチになるには、以下のようなステップを踏むことが一般的です。
- 書籍を読む
- オンラインコースを受講する
- ワークショップに参加する
上記のような方法で知識を身に着けます。
専門的なトレーニングプログラムに参加し、実践的なスキルを磨きます。
実際のコーチングセッションの練習やフィードバックを受けつつ、本番に備えます。
コーチングの実践を通じて経験を積み、スキルを向上させます。
どんなに知識・理論を頭に入れても、使えなければ何の意味もありません。
実際に人と相対し、経験を積むことが最も重要です。
常にクライアントのために、自ら学び成長し続ける姿勢が求められます。
コーチングに完成はありません。
人の悩み、価値観の変容は時代によって変化し続けるからです。
資格がなくてもキャリアコーチになれる
資格がなくても、キャリアコーチを名乗りキャリアの悩みを解決することは可能です。
実際、資格がなくとも活躍するキャリアコーチは存在します。
しかし、資格を持つことでクライアントからの信頼を得やすくなるのも事実。
資格を持っていない場合、以下のような方法で信頼性を高めることができます。
- 実績の提示
- SNS上での発信
- 口コミや紹介
コーチに求められるのは、資格の有無ではなく、もっと本質的なものです。
- クライアントに真摯に向き合う
- クライアントの可能性を引き出す
- 思考のクセ、思い込みに気付かせる
- 変化に対する恐怖を乗り越える
- 自分自身が説得力のある生き様を体現する
”人間力”と言ってもいいでしょう。
本質的なコーチングを提供したい方は、GOAL-BのJCC認定コーチ養成講座にご検討ください。
未経験でもキャリアコーチになれる
未経験からでもキャリアコーチになることは可能です。
どんなに優れたコーチも、最初は何も実績がない状態からスタートしています。
千里の道も一歩から。
以下のステップを踏むことで、未経験者でも効果的なコーチングができるようになります。
- 教育カリキュラムとトレーニングの受講
- メンターシップの活用
- 無償でコーチングを提供し実績を作る
未経験で右も左もわからないという場合、まずは講座の受講をオススメします。
体系的なコーチングを学ぶのが効率的。
適切なフィードバックを受けながら、コーチングの基礎を固めていきましょう。
キャリアコーチのキャリアパス
キャリアコーチとしてのキャリアパスは、以下のような選択肢があります。
- キャリアコーチとして独立
- 企業内コーチ
- 教育機関でのコーチング
一口にキャリアコーチングと言っても、個人向けもあれば組織向けもあります。
企業内での人材開発もあれば、学生に向けたキャリア支援という形もあります。
キャリアパスは多種多様です。
「人の成長を支援する」という目的に沿えば、あらゆる可能性が広がります。
- どれくらいの規模感で働きたいのか
- どんなビジョンを持っているのか
- コーチングを通して何を成し遂げたいのか
こういった、個々人の見据える目標・達成したい目的に合わせてキャリアを選択しましょう。
GOAL-Bが提供するJCC認定コーチ養成講座では、キャリスピで活躍していただく選択肢を用意しています。
集客に困ることなく、キャリアコーチとして活躍したい方はJCCをご検討ください。
\ 400名以上が申込みに殺到!/
キャリアコーチングに必要な資格は?
先ほども述べたように、キャリアコーチングに資格は必須ではありません。
とはいえ、資格があることにより、他者にわかりやすく信頼性を示すメリットがあることも事実です。
資格取得のための学習・実践トレーニングを通して、コーチングの質も上げられます。
基本的には資格を取得するのがベターです。
ここではキャリアコーチングに関連する、代表的な9つの資格を紹介します。
【民間資格】
- JCC認定キャリアコーチ
- 国際コーチング連盟(ICF)
- 一般社団法人 日本コーチ連盟(JCF)
- 一般財団法人 生涯学習開発財団認定コーチ資格
- CAM Japan(CCAP)
- ライフコーチワールド(LCW)
- 銀座コーチングスクール(GCS)
【国家資格】
- キャリアコンサルタント
- キャリアコンサルティング技能士(1級・2級)
民間資格
民間資格の場合、以下の3つが認知度の高い認定資格になります。
- 国際コーチング連盟(ICF)
- 一般社団法人 日本コーチ連盟(JCF)
- 一般財団法人 生涯学習開発財団認定コーチ資格
これらの資格を、認定スクールを通して取得するのが一般的な流れです。
もしくは、スクールが独自認定している資格を取得すること。
以上が王道ルートと言えるでしょう。
スクールの独自認定資格は、以下のようなものがあります。
講座 | 取得可能資格 |
---|---|
JCC認定キャリアコーチ | JCC認定キャリアコーチ資格 |
CAM Japan(CCAP) | CCAP認定資格 ICF認定コーチ資格(ACC) |
ライフコーチワールド(LCW) | LCW認定ライフコーチ ICF認定コーチ資格(ACC) |
銀座コーチングスクール(GCS) | GCSコーチング認定資格 ICF認定コーチ資格(ACC) |
国家資格
キャリアコーチングに関する資格は、以下の2つが代表的です。
- キャリアコンサルタント
- キャリアコンサルティング技能士(1級・2級)
キャリアコンサルティング技能士の資格を取得するには、まずキャリアコンサルタントの資格が必要。
両者の違いは、以下のようにあらわすことができます。
- キャリアコンサルタント
→キャリアコンサルティングが“できる”ことの証明
- キャリアコンサルティング技能士
→キャリアコンサルティングが技術・知識共に“優れている”ことの証明
これら2つの資格は、すでに実務経験がある方でなければ受験資格が与えられません。
・厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した者(講習カリキュラムは別表に記載)
・労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験(4を参照)を有する者
・技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した者
キャリアコンサルタントになりたい方へ|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
キャリアコンサルタントは国家資格ではあるものの、コーチングとは性質が異なります。
- キャリアコーチング
→目標達成・自己成長 - キャリアコンサルタント
→目の前の課題解決
他にも、キャリアに関連する国家資格として産業カウンセラーも存在します。
しかし、産業カウンセラーもキャリアコーチの業務とは性質がかなり異なるもの。
コーチングに直接的に役に立つとは言い難いです。
「コンサルティングではなくコーチングがしたい」
「一流のキャリアコーチになりたい」
「キャリアに悩む人の人生を変革したい」
そう思う方は、キャリアコンサルタントを取得しても遠回りになってしまう可能性があります。
素直にキャリアコーチの資格を取得し、実践経験を積むのが最短距離です。
資格を取得するメリット
資格を取得するメリットは、以下の2点です。
- 信頼性の証明
- 知識・スキルの向上
資格を保有することは、何より客観的な「知識の証明」になります。
わかりやすい「看板」と言えるでしょう。
コーチとして独立した際、集客を手助けする要素のひとつです。
当然、企業に雇用されコーチングを提供する場合にも有利に働くでしょう。
それだけでなく、自身の知識・コーチングスキルの向上にも役立ちます。
キャリアコーチの資格を取得する際には、基本的にスクールに通うことが必須。
- 体系的な知識の学習
- コーチングの技術の実践トレーニング
これらスクールのカリキュラムを受講することで、コーチングのスキルが上がります。
知識や経験値は自信につながるでしょう。
知識・スキルは本質ではないものの、重要な要素であることに変わりはありません。
資のを取得は、よりキャリアコーチとしてのキャリアに磨きがかかるメリットがあります。
\ 400名以上が申込みに殺到!/
キャリアコーチになるためにかかる費用は?
キャリアコーチになること自体に費用は掛かりません。
しかし、資格を取得する場合には費用が発生します。
発生する費用には、以下のようなものが含まれます。
- スクール費用
- 受験費用
- 会費
これら費用の金額・時間的なコストの相場を解説します。
資格取得に必要な金額
相場には大きな開きがあります。
受験費用自体は2万円前後ですが、スクールの費用が最も大きなウェイトを占めます。
基本的に、認定コーチの資格を得るには認定スクールの受講が必要。
スクールの講習過程を修了していることが、受験資格を得る条件となっていることがほとんどです。
国家資格キャリアコンサルタントも同様に講習が必須。
例えば、スクールの費用は以下の通りです。
費用 | コース | |
---|---|---|
JCC認定コーチ養成講座 (GOAL-B) | 770,000円(税込) | 1コースのみ |
銀座コーチングスクール (GCS) | 244,200円(税込) | レギュラークラス |
609,400円(税込) | 国際資格取得コース | |
ライフコーチワールド (LCW) | 440,000円(税込) | 横浜・福岡・札幌校 |
550,000円(税込) | Zoom校 | |
1,350,000円 | 海外在住者 |
資格取得に必要な時間
- 約3か月~1年半の受講期間
- トータル約40~60時間の講座
取得難易度が上がるほど、受講期間が長くなる傾向があります。
取得する資格によって階級が存在するものも。
どの階級の資格を取得するかによっても、かかる時間は変化します。
階級 | 受講期間 | |
---|---|---|
ICF | ACC (アソシエイト・サーティファイド・コーチ) | 60時間以上のコーチング教育 + 100時間以上のコーチング経験 |
PCC (プロフェッショナル・サーティファイド・コーチ) | 125時間以上のコーチング教育 + 500時間以上のコーチング経験 | |
MCC (マスター・サーティファイド・コーチ) | 200時間以上のコーチング教育 + 2,500時間以上のコーチング経験 | |
生涯学習開発財団認定コーチ資格 | 認定コーチ (初級者向け) | コーチ・エィ アカデミアのモジュール01~08の履修 (50分×8講義=400分) |
認定プロフェッショナルコーチ (中級者向け) | コーチ・エィ アカデミアのモジュール01~20を受講 (50分×20講義=1,000分) | |
認定マスターコーチ (上級者向け) | コーチ・エィ アカデミアのモジュール01~30を受講 (50分×30講義=1,500分) |
\ 400名以上が申込みに殺到!/
キャリアコーチングの仕事内容
キャリアコーチの仕事内容は、大きく分けると以下の4つ。
- 自己理解のサポート
- GOAL設定
- アクションプランの設計
- アクションのサポート
基本はこの大枠の流れに沿って、コーチングを進めていくことになります。
自己理解のサポート
まずは、クライアントの自己理解をサポートします。
自己理解が全ての土台です。
自己理解でフォーカスするのは、以下の2点。
- 強み(want to)の特定
- どんな人生を生きたいか
キャリアに悩むクライアントは、基本的に「自分」というものに対する解像度が低い状態。
- 親から求められる姿
- 世間から評価される仕事
- 他人から賞賛される在り方
こういった対外的な評価基準の影響で、がんじがらめになっています。
「have to(やらなきゃ・こうあるべき)」といった、言うなれば”鎧”を纏っている状態。
これを丁寧に解き、クライアントの「自分らしさ」を解放させるのが第一段階です。
GOAL設定
自己理解で特定した「強み・生きたい人生」を元にGOALを定めます。
GOAL=理想の人生像
自分が最高に輝き、やりたいことで24時間を埋め尽くせている状態。
これが理想のGOALです。
GOALを鮮明に解像度高くイメージし、そのビジョンをしっかりと握ってもらうこと。
これが非常に重要です。
解像度が高いほど、臨場感が生まれます。
クライアントが、心からその状態を手にしたいと思わなければ、行動が鈍ってしまいます。
結果として、現実がなかなか変化しません。
脳内で想像が膨らみ、つい顔がほころんでしまうレベルの臨場感が理想。
そんな心から求めるGOALを、しっかりと握りしめてもらうことが重要です。
アクションプランの設計
GOALが設定できたら、いよいよ具体的なアクションプランを設計していきます。
クライアントの現実変革を起こす際、ここが最も難関。
なぜなら、クライアントが現実に立ち向かうフェーズだからです。
具体性が増せば増すほど、現実とGOALのギャップを直視しなくてはいけません。
不安や恐怖から、クライアントはGOALから目をそらそうとします。
「変化したくない」という人間の本能が現れます。
- 妥協
- 逃避
- 保留
上記のように、いろんな反応がクライアントに現れます。
クライアントをサポートしつつも、凛とした態度で接しなくてはいけません。
とはいえ、非現実的な目標を立てても挫折するだけ。
クライアントを挫折させないためにも、コーチは適切な目標の調整を行う必要があるのです。
ここまでのクライアントとの対話から、絶妙なさじ加減でアクションプランを設計していきます。
アクションのサポート
アクションプランを設計した後、定期的にクライアントと進捗状況を確認します。
アクションにさらなるスピード感を持たせ、より大きな進歩をもたらすことが目的です。
- できたこと、よかったこと
- もっとうまくできること
Good & Moreをしっかりと認識してもらいます。
よかった点をクライアントにきちんと認識させ、前進感をもってもらうことがポイントです。
そのうえで、より高みを目指すよう促します。
そこに“反省”は不要。
ただシンプルに、GOALに必要な行動を洗い出し、実行する。
これさえフラットにできていれば、必然的にネガティブ要素は消えていきます。
わざわざネガティブに目を向ける必要がないのです。
進み具合が悪いなら改善し、また実行する。
そこに解釈は一切必要ありません。
ただ、そのサイクルを回せば良いのです。
コーチ自身も、その思考が必要。
フラットな姿勢で、クライアントのアクションをサポートする必要があります。
\ 400名以上が申込みに殺到!/
キャリアコーチに求められる6つの知識・スキル
キャリアコーチには6つの知識・スキルが求められます。
それは以下の6つ。
- 傾聴力
- 受容力
- 質問力
- フィードバック力
- 人間の原理原則の理解
- 生き様そのもの
傾聴力
傾聴力は、クライアントの話を真剣に聞き、理解する能力です。
- 伝えたい趣旨がハッキリしない
- 話がまとまっていない
- 質問と回答にズレがある
このような状況でも、しっかりと最後まで聞くことが要求されます。
横やりを刺しては、不快感や不信感を与えてしまうでしょう。
もちろん、ただ聞けばいいわけではありません。
最後までしっかり聞き、理解するのは当然のこと
- 言葉の核にある伝えたいこと
- 背景にある本心
これらを汲み取る必要があります。
- 相手が気持ちよく話せる
- 安心して本心を口に出せる
そんな場を作り本心を引き出す、総合的な意味合いでの「傾聴力」が必要になります。
受容力
受容力は、クライアントの考えや感情を否定せずに受け止める能力です。
クライアントが安心して本心を表現するために必要不可欠なもの。
信頼関係を構築するための基礎です。
どんな相談、どんな内容でも、自分の価値基準で判断することは許されません。
たった一回の否定が、信頼関係に軋轢を生んでしまいます。
- 否定・批判をしない
- 相手を評価しない
- 自分の物差しを勝手にあてがわない
常にフラットに接し、クライアントの「鏡」に徹することが求められます。
この“受け止める力”がコーチには必要です。
質問力
質問力は、クライアントの自己理解を深め、問題解決を促すための重要なスキルです。
クライアントは、受けた質問に回答を作ることによって、内省を深めていきます。
質問に答えるためには、理屈を考え明確な言葉にしなくてはいけません。
クライアントにとって、その思考→言語化→解答のプロセスに大きな価値があるのです。
クライアントが気付きを得る貴重な瞬間。
気付きを促すためには、正しい質問でクライアントの感情を深堀する必要があります。
- 的確な質問
- 多角的な質問
こういった質問力が、コーチには問われるのです。
フィードバック力
フィードバック力は、クライアントの行動や考え方に対する建設的な意見を提供する能力です。
人は起こった事実に対して、フラットに正しく認識することが極めて難しい生き物です。
勝手に解釈を入れ込み、認知を歪増せてしまいます。
【例】
- 極端な自己否定
→自分の一挙手一投足は何もかも醜い
- 極端な悲観的思考
→何をやったって上手くいくわけがない
- 過剰な自信
→自分には出来ないわけがないから、いまは別にやらなくてもいい
- 過剰な自尊心
→自分は他者から敬われて当然の特別性を持っている
解釈を歪めてしまうと、正しく現実を受け取れません。
- 正しい改善
- 正しい行動
- 正しい思考
これらは、フラットに正しく現実を受け止めてこそのもの。
クライアントに正しく現実を把握してもらうためには、正確なフィードバックが不可欠です。
正確なフィードバックには、クライアントが「どう認識しているか」を理解している前提が必要。
時に、コーチ自身が素直に思ったことを口にすることも重要です。
コーチ自身が持つ本能的な洞察力すらも、時には重要なフィードバックとして機能します。
フィードバックの際には、以下の点が重要。
- できたこと、よかったことを認識させる
- もっとうまくできることを示す
Good & Moreの両面を、フラットに認識させることが不可欠です。
クライアントの認知の歪みを取り、自己効力感を高めることにも寄与します。
人間の原理原則の理解
人間の原理原則は、例えば以下のようなもの。
- 人間は現状に戻りたがる
- 脳はイメージの強い方に引っ張られる
- 脳の活動の95%が無意識に行われる
人間の原理原則を把握することで、クライアントの心理状態を体系的に把握することができます。
また、何が起こっているのかを説明し、クライアント自身の納得感も醸成する事も可能です。
- 言葉のトーン
- 表情
- 仕草
こういった表層に現れるパターンを、繊細にくみ取り心理・思考を読み解く必要があります。
つまるところ「究極の人間理解」と言っても良いでしょう。
クライアントの行動変容を起こすためにも、人間の原理原則の理解は必須なのです。
生き様そのもの
残念ながら、人は話の「内容そのもの」を聞いていません。
「何を言うか」より「誰が言うか」を重視するからです。
話す前に、「聞くか否か」「受け入れるか否か」はおおよそ決まってしまっているのです。
- その人のバックグラウンド
- 肩書
- 言行一致の加減
こういった要素を踏まえて、聞くか聞かないかを決めています。
どんなに内容が正しかろうと、「聞くに値しない」と判断されてしまえばそれまでです。
「ダイエットは簡単だ。誰でもできる。」と豪語する人が、太っていて不健康だったらどうでしょうか?
「まずは鏡を見たら?」と辛辣な意見が出てくるでしょう。
納得させようと思うなら「説得力」が必要なのです。
このように、「生き様・姿勢」という骨格が無ければ、説得力は生まれないのです。
言葉に説得力を持たせるためには、自分自身が体現し続けなくてはいけません。
コーチとしてクライアントを導くには、生き様を体現し続けることが責務。
その覚悟が無ければ、到底人を変えることなど不可能なのです。
\ 400名以上が申込みに殺到!/
キャリアコーチに向いている人・向いていない人の特徴
キャリアコーチも、他の職業のように向き不向きが存在します。
誰にでもこなせるものではありません。
キャリアコーチに向いてる人・向いてない人は、それぞれ以下のような特徴があります。
向いてる人 | 向いていない人 |
---|---|
コミュニケーションが得意 人の成長を喜べる 忍耐力がある 主体的に生きている | コミュニケーションが苦手 自分が主役として輝きたい 忍耐力がない 受け身で生きている |
コミュニケーション能力
単に、円滑にコミュニケーションができるだけでは不十分。
クライアントの心理、思考を読み取ることを求められます。
コーチは、感情・思考の言語化が大きな役目だからです。
より高度なコミュニケーション能力が必要。
- 言葉のトーン
- 表情
- 仕草
あらゆる言語・非言語情報から、クライアントの思考を読み解く必要があります。
- 人とのコミュニケーションが得意
- 人の心理に興味がある
- 自然と相手について知りたくなる
このような特徴を持っている方は、コーチに向いています。
人の成長を喜べる
キャリアコーチは、常に100%クライアントのために在らなければいけません。
- 自分の主張を通したい
- 自分が目立ちたい
- 自分が主役になりたい
このように考える人に、キャリアコーチは向きません。
逆に、具体的な報酬が無くとも、以下のように思える人にはコーチは最高の仕事になります。
「人の成長が見れるだけで楽しい」
「人生の変化に立ち合えるだけで嬉しい」
心の底から相手のことを想い、本気で人の成長に歓喜できる。
これがキャリアコーチに向いている人の特徴です。
忍耐力がある
コーチには忍耐力が必要です。
それは「相手を信じて待つ」という意味での耐える力。
これはコーチングセッション中、全サポート期間、どちらの時間軸でも耐える力が必要になります。
焦ってしまえば、クライアントに不信感を与えてしまいます。
【コーチングセッション中】
「クライアントが言いたいことをまとめようと、じっくり考えている」
→焦って解答を早く引き出そうとするあまり、強引な決めつけで話を進めてしまう
【サポート期間中】
「クライアントの変化がなかなか見えない」
→成果を焦るあまり、追い詰めるようなコミュニケーションを取ってしまう
これでは、クライアントを間違った方向に導いてしまう可能性すらあります。
そうなってはコーチ失格です。
クライアントの主体的な成長を邪魔しないためにも、忍耐力が必要なのです。
主体的に生きている
「言われたことをやる」
「マニュアルに従ったコーチングしかできない」
このような思考であれば、コーチには向いていません。
自ら考え、いついかなる時も主体的に生きている姿勢が求められます。
- 思考のクセ
- 価値観
- バックグラウンド
コーチには、クライアントに合わせて最善のアプローチをしなくてはいけません。
考え続けなくてはいけないのです。
もちろん、適切な知識・テクニックは必要。
しかし、それも使いこなせなければ何の意味もありません。
使いこなすためには、人としての器が必要です。
どんなに優れた道具も、使い手次第で凶器にもなり得るもの。
知識を使いこなせる器を持つには、まずは自らが主体的に生きている必要があるのです。
そして、何より自分の人生を主体的に生きている姿は、クライアントにも伝わります。
言葉に説得力を持たせるためにも、コーチ自ら主体的に生きることは必須です。
\ 400名以上が申込みに殺到!/
キャリアコーチとして成功するための3つのコツ
キャリアコーチとして成功するためには、コツを押さえる必要があります。
以下の3つのポイントを押さえましょう。
- アンセルフィッシュである
- クライアントの可能性を信じる
- 自分自身が体現し続ける
アンセルフィッシュである
アンセルフィッシュとは、端的に言えば「利他的」ということ。
常に、100%クライアントのための空間を用意する必要があります。
コーチが輝く必要は一切ありません。
『100%クライアントのための時間』
この意識が常に必要です。
コーチングセッションの時間、コーチは存在を消します。
あくまで“黒子”に徹するのです。
「適切な質問を投げかけること」
「クライアントの内省を促すこと」
「その内省を邪魔しないこと」
ここに徹します。
では、「コーチは自己犠牲をしろ」ということかと問われると、決してそうではありません。
「目の前にいる人間の人生が変わる喜び」
これが、コーチにとっての最高の報酬です。
そして、そのサポートをすること自体が、既に報酬になっているのです。
逆に、それを報酬だと感じないのであれば、コーチには向きません。
「最高の人生を送ってほしい」
そう心から思っているからこそ、真に陰の立役者に徹することが出来るのです。
クライアントの成功を心の底から本気で願い、本気で喜ぶ。
これがコーチとして成功するために必要な資質です。
クライアントの可能性を信じる
コーチには、クライアントを100%信じる力が必要です。
クライアントの主体性を信じて、静観する必要があります。
叱責して無理やり行動を起こさせるはNG。
焦って無理矢理クライアントを変えようとすればするほど、拒絶心が生まれてしまいます。
余計にクライアントの現実の好転が難しくなるでしょう。
コーチはその前提に正面から向き合い、成し遂げなければなりません。
時に、クライアントに対してこのような疑念が湧くこともあるでしょう。
「本当に人生を変える気があるのだろうか?」
「本当に行動に移してくれるのだろうか?」
クライアントの人生を好転できないプレッシャーから、このような疑念・焦りが生まれることも。
その時に必要なのが、信念を抱き続ける事。
「どんな人にも必ず可能性がある」
この信念を持ち続け、ひたすらクライアントに最大限できることを届ける。
その堂々とした姿勢、在り方が必要なのです。
自分自身が体現し続ける
何かを語るには、自分が“語る資格”を持っていなくてはいけません。
理由はシンプル。
語る資格が無ければ、誰も耳をかさず、誰も信用しないからです。
先述したように、人は「何を言うか」ではなく「誰が言うか」で判断しています。
キャリアに迷っているコーチが、キャリアの講釈を垂れて、聞く耳を持つ人はいるでしょうか?
本音で生きていない人間に、「本音で生きろ」と語り掛ける資格があるでしょうか?
つまり、コーチが相手の人生を変えたいなら、自分自身が本気で生き続けなくてはいけないのです。
クライアントは、コーチの姿勢・背中を常に見ています。
あなたの人生は、クライアントのお手本にならなくてはいけません。
- 生き様
- 姿勢
- 成果
定性・定量、共にコーチ自らが体現し続けるからこそ、言葉に説得力が生まれます。
その説得力を持たせるために、「体現し続けること」がコーチには必須なのです。
\ 400名以上が申込みに殺到!/
「キャリアコーチになるにはどうしたらいい?」と考える人によくある質問
キャリアコーチになろうと考える方によくある質問に回答します。
- キャリアコーチの年収はどれくらい?
- キャリアコーチに学歴は必要?
- キャリアコーチに向いている人は?
- キャリアコーチとキャリアカウンセラーの違いは?
まとめ:キャリアコーチになるには?キャリアコーチングに必要な資格を解説!
キャリアコーチになる方法、必要な資格を解説しました。
最後に要点をまとめます。
キャリアコーチになるには、以下のステップが一般的です。
- コーチングに関する基礎知識の習得
- コーチングトレーニングプログラムの受講
- 実践経験の積み重ね
- 継続的な学習と自己成長
キャリアコーチになるために、資格は必須ではありません。
しかし、資格を持つことによるメリットは存在します。
- 信頼性の証明
- 知識・スキルの向上
クライアントの人生を扱うコーチにとって、資格よりも自身の生き様・姿勢が重要。
言葉に説得力を持たせるために必須です。
「本質的なコーチングで、クライアントに人生に貢献したい」
JCC認定コーチ養成講座は、本気でその思いを強く抱く方をお待ちしています。
LINE追加で詳細情報を受け取れます。
ぜひご検討ください。
\ 400名以上が申込みに殺到!/