社員のモチベーションを向上させる取り組みは?
モチベーション向上を成功させた企業事例を知りたい。
社員の主体性向上にむけ、実践できる施策を紹介します。
「社員のモチベーションを向上させる取り組みには何がある?」
「やる気に満ち溢れた、活気のある会社にしたい。」
「モチベーション向上に成功した企業事例はある?」
経営者として気になるのは社員のモチベーション。
やる気を出し、主体性を持たせるのは簡単なことではありません。
モチベーションさえ上がれば、業績も上がる。
この記事では、社員のモチベーション向上を実現するための取り組みを紹介します。
実際の成功事例も紹介するので、参考にしてください。
この記事を最後まで読めば、熱量高く、一体感のある組織を実現できるはずです。
モチベーション向上の取り組みには、内発的なやる気をあげるのが大事。
主体性をもって活躍する社員へと成長するには組織コーチングが効果的です。
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社員のモチベーション向上の取り組みが必要な理由
社員のモチベーション向上が必要なのは、現状維持ではだめだから。
時間と共にモチベーションは下がります。
目標もない状態では、やる気は落ちる一方。
成果も一定、決められた仕事をやる毎日。
これではモチベーションになりません。
企業として取り組みを進め、やる気を伸ばすのが大切。
現状維持では問題になるので、やる気向上の仕組みが欠かせないのです。
外発的な動機づけだけでは不十分
モチベーションをあげるには、外発的動機づけだけでは不十分です。
テストで100点なら、ゲームを買ってあげるみたいなもの。
会社であれば、給料アップやインセンティブ。
「目標達成しないとボーナスなし」のような、報酬面での動機づけになります。
外発的動機づけは、最初のうちは効果を発揮する仕組み。
しかし、人は慣れが生じ、モチベーションに限界が来ます。
- 頑張っても対して貰えないから
- ある程度頑張れば十分な報酬だから
- 先月と同じくらいで良いか
モチベーションの維持には、内発的動機づけも大事。
本人が「やろう」と思うことがモチベーション向上のコツです。
物や報酬だけでやる気を釣ろうとするのは止めておきましょう。
社員のモチベーション向上に効果的な取り組み7選
社員のモチベーション向上に効果的な取り組みを7つ紹介します。
- 評価制度を明確にする
- インセンティブを発生させる
- 面談を定期的に実施する
- 能力を発揮できる人材配置を行う
- 成功体験を増やして自信を持たせる
- 明確な目標設定をする
- 組織コーチングを行う
評価制度を明確にする
公平で明確な評価制度を策定しましょう。
納得できる制度作りが必要です。
人のモチベーションには、「認められる」が効果的。
賞賛されることで自己肯定感があがり、やる気につながります。
しかし、評価制度が不公平だと不満の対象に。
- 頑張ってるのに評価されない
- あいつが評価されるのはおかしい
- 営業は評価されて、事務には評価がない
「〇〇を達成する」のように、明確な評価を周知しましょう。
インセンティブを発生させる
インセンティブを発生させることも、モチベーションに効果的です。
金銭のような報酬は、わかりやすい動機づけ。
報酬のために、頑張ろうとする社員が増えます。
いつかは慣れが来て、インセンティブを当たり前に感じてしまいます。
また、インセンティブ獲得が目的になる恐れも。
一時的には効果的ですが、本質的な解決にならない点は気をつけてください。
面談を定期的に実施する
定期的に面談を行い、話し合うことも大切です。
頑張りを認める良い機会です。
面談の役割は、話を聞くだけではありません。
- 頑張りを評価する
- 新しい役割を与える
- 今後の期待を伝える
モチベーション向上に、重要な働きかけができます。
面談を通して、頑張りや評価を認めることでモチベーションにつながります。
能力を発揮できる人材配置を行う
従業員が能力を発揮できるかも、重要な要素です。
強みを活かせる環境に配置しましょう。
強みを活かせる環境であれば、自然と成果が出ます。
成果が出れば自信がつき、周囲からも評価される。
うまくいかない業務や苦手な業務を続けても、毎日が苦しいだけ。
従業員の適性を活かした配置を行うことも大切です。
成功体験を増やして自信を持たせる
成功体験を増やし、自信を持たせることも大切です。
モチベーションに大切なのは、「やればできる」という自信。
成功しやすい環境を作り、自信を持ってもらうことは大事。
従業員が自ら「やりたい」と思える環境が最強です。
明確な目標設定をする
明確な目標があることも、モチベーションには大事。
目標がないと、何をすべきかわかりません。
何をするかわからない状態では、当然モチベーションは起きません。
目標があり、達成したいと思うからこそモチベーションが生まれます。
まずは明確な目標設定を行い、方向性を決めましょう。
その際、従業員自身が決めた目標にすると効果的。
人から言われた目標より、自分で決めた目標の方が実現しようと思います。
組織コーチングを行う
モチベーション向上には、組織コーチングも効果的です。
組織の方向性が明確になり、一丸となって行動できます。
モチベーションの向上や維持は、1人だと難しいもの。
組織コーチングは会社全体の意識が変わり、モチベーションが増加。
- 仲間と一緒に頑張ろう
- 会社全体で一丸となろう
- ビジョンの実現を目指そう
1人だけではなく、組織全体のモチベーションが加わります。
組織コーチングについては、下記の記事もぜひご覧ください。
社員のモチベーション向上の取り組みを行う流れ
社員のモチベーション向上に取り組む際の流れを紹介します。
- モチベーションの現状を把握する
- 自社の状況に合う取り組みを実施する
- モチベーションの変化を調査する
モチベーションの現状を把握する
まずは従業員のモチベーション状況を把握しましょう。
自社の課題がわかります。
アンケートや診断ツールを使って分析してください。
自社の現状もわからない状態では、適切な対処ができません。
- 個人のモチベーションはどうか
- 部署ごとのモチベーションはどうか
- 具体的にどのようなモチベーションがある・ないのか
複数の観点から調べることで、自社の課題が見えてきます。
自社の状況に合う取り組みを実施する
自社の状況にあわせて、取り組みを実施しましょう。
組織全体と、個人単位への取り組みが大切です。
たとえば、評価制度全体を改善し、モチベーションを上げる方法があります。
また、従業員の適材適所を実現し、個人単位に働きかける方法もあるでしょう。
企業ごとに課題は違うため、同じ対処でも結果は変わります。
自社の状況や課題を考え、適切な対処を実施しましょう。
モチベーションの変化を調査する
施策を行ったら、モチベーションの変化を調査します。
結果をもとに、再度アップデートしてください。
また、施策の結果を従業員に知らせるのも良いでしょう。
- 効果が出ているのか
- どのように変化しているのか
- 今後どうしていくのか
フィードバックを行いながら、改善を続けるのが重要です。
社員のモチベーション向上の取り組みを成功させた企業事例
社員のモチベーション向上を成功させた事例を紹介します。
- サイボウズ株式会社
- 日本レーザー株式会社
- 株式会社BUDDICA
サイボウズ株式会社
サイボウズは「モチベーション創造メソッド」を実施。
- 社員の「できること」と「やりたいこと」
- 会社側の「やってほしいこと」「やるべきこと」
この2つを共有し合うことで、モチベーション向上につなげています。
たとえば、社員のやりたいこと、会社のやってほしいことが一致する場合。
会社が出した部署異動に手を上げることで、社員はやりたいことを実現できます。
もし、現時点では能力が足りなくても、成長するサポートを提供。
従業員のやりたいことを理解し、モチベーション向上を促す取り組みです。
日本レーザー株式会社
日本レーザーは、公正な制度によって、モチベーション向上を実施しています。
たとえば、海外出張は部署を問わず、全員にチャンスがあります。
また、TOEIC500点以上を昇給要件と定めました。
取得しない従業員もいますが、モチベーションは下がらず、離職もしません。
※10年以上離職率がほぼ0%
公正な制度であり、不満を持つ原因にならないからです。
日本レーザーはモチベーションを上げる取り組みはもちろん、下げない取り組みも行っています。
不満を減らすために、公正な制度を活用している例と言えるでしょう。
株式会社BUDDICA
BUDDICAが実施したのは組織コーチングの導入。
組織コーチングにより、会社の一体感が高まりました。
また、「今のままでは達成できないゴール」の設定。
今のままだと無理だから、変わらないといけない。
- もっと上を目指したい
- 普通なら無理な目標を達成したい
- 現状維持には興味がない
「達成できないゴールを達成しよう」というモチベーションが生まれます。
来期は100億円の目標のところ、110億円の進捗で動いています。
組織コーチング導入の成果については、下記の動画もぜひご覧ください。
社員のモチベーション向上の取り組みに関するよくある質問
社員のモチベーション向上の取り組みに関するよくある質問は以下の通りです。
- お金以外で社員のモチベーションを上げる9の方法は?
- モチベーションの高い企業ランキングは?
- お金以外で社員のモチベーションを上げる9の方法は?
-
お金以外で社員のモチベーションをあげる方法には、次のような方法があります。
- 評価制度を明確にする
- 面談を定期的に実施する
- 能力を発揮できる人材配置を行う
- 成功体験を増やして自信を持たせる
- 会社の理念や方針を浸透させる
- より高い目標設定を行う
- コミュニケーションを増やす
- 褒め称える企業風土を作る
- 組織コーチングを行う
- モチベーションの高い企業ランキングは?
-
openwork社の「働きがいのある企業ランキング2024」では、以下のような順位になっています。
- 株式会社リクルート
- PwCコンサルティング合同会社
- 株式会社電通
- アビームコンサルティング株式会社
- 日本アイ・ビー・エム株式会社
- ソニー株式会社
- 株式会社キーエンス
- プルデンシャル生命保険株式会社
- アクセンチュア株式会社
- デロイトトーマツコンサルティング合同会社
まとめ:社員のモチベーション向上への取り組みには組織コーチング
社員のモチベーション向上への取り組みには、組織コーチングが効果的です。
従業員個人はもちろん、組織全体のモチベーションを向上させます。
組織コーチングが効果的なのは、組織の方向性が明確になるから。
「一緒に成し遂げよう」というモチベーションになります。
科学に基づいた、人間の原理原則にアプローチします。
科学的だからこそ、どんな業種でも、組織でも効果を発揮。
従業員のモチベーションを向上させ、業績向上にもつなげます。
従業員のモチベーションを爆増させたいなら、ぜひご相談ください。
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