管理職を辞めたいと感じたら?悩みを解消する方法を解説

この記事のまとめ

管理職だけど正直辞めたい…

管理職の悩みを解消したい…

管理職を辞めたいけど、現状を打開したいあなたが実行するべき3つの行動を解説。

「管理職がきつくて辞めたい…」

「管理職の悩みをどう解消すれば良い?」

「管理職にならなきゃよかった…」

管理職を辞めたいのに我慢をして働き続けると、疲れてしまいますよね。

しかし、辞める勇気が持てずにそのまま働き続けている人は多いものです。

島田隆則

ずるずると続け、「管理職にならなきゃよかった」と後悔します。

管理職を辞めたいと感じるのは、マネジメントがうまくできないから。

マネジメントを学ぶことにより、悩みを解消できるのです。

この記事では、管理職を辞めたいけど迷いや悩みがある人が取るべき行動について解説します。

この記事を読むと、ストレスを抱えたまま管理職を続けている状態から脱出でき、あなたの理想的なキャリアや人生を手に入れる一歩を踏み出せます。

管理職を辞めたいと悩んでしまうのは、マネジメントが苦しいから。

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目次
村岡 大樹 株式会社ミズカラ CEO

株式会社ミズカラのCEO。自身が経営する株式会社ミズカラで、累計2000人超が受講したキャリアコーチングサービス「キャリスピ」を提供。累計3社のM&Aを行い、グループ会社として事業拡大中。

松田 皓太 株式会社ミズカラ CSO

経営・マーケ戦略の専門家。銀行、Salesforce社にて従事した後、起業・売却。その後株式会社ミズカラに参画し、CSOとして戦略立案や組織設計を担う。

管理職を辞めたいと思う4つの理由

管理職を辞めたいと思う4つの理由は以下の通りです。

管理職を辞めたいと思う4つの理由
  • 責任が重い
  • 業務量が負担に感じる
  • 相談できる人がいない
  • 性格が管理職に向いてない

責任が重い

管理職になると責任が重く、辞めたいと感じる人も出てきます。

島田隆則

自分1人の責任ではなくなるからです。

管理職は部下が増え、部下の成果も見なければなりません。

また、組織全体の成果も求められるでしょう。

自分だけの成果が求められている状況とは、責任の重さが変わります。

島田隆則

想像以上のプレッシャーに、苦しくなる人も多いのです。

業務量が負担に感じる

業務量が増えることも、辞めたいと思う理由です。

島田隆則

部下へのサポートも必須になります。

管理職になると部下の育成やサポートも仕事です。

加えて、自分自身が成果を残さなければならないことも多いでしょう。

業務量が増えると忙しく、余裕がなくなります。

精神的にも肉体的にも苦しく、辞めたくなってしまうのです。

相談できる人がいない

相談できる人がおらず、管理職に悩む人もいます。

島田隆則

同じ立場の人がいないケースも多いからです。

役職がないときは、同僚や上司に相談できる人も多かったでしょう。

しかし、管理職になると直属の上司がいないこともあります。

また、同僚が同じ管理職ではなく、相談しにくい場合も出てくるでしょう。

島田隆則

相談できる人がいないと、自分で悩みを抱えてしまうことに。

悩みを解消できず、辞めたくなってしまいます。

性格が管理職に向いてない

そもそもの性格が管理職に向いていない場合もあります。

島田隆則

なってみたから分かることも多いでしょう。

管理職になると、これまでの業務とは違ったプレッシャーがかかります。

業務は好きだけど、部下の管理は苦手という人も多いでしょう。

管理職に向いていないと思う例
  • 責任が重くて苦しい
  • 部下とのコミュニケーションがつらい
  • チームを率いる立場がしんどい

仕事で成果を出している人が、管理職に向いているとは限りません。

性格的に合わず、辞めたくなる場合もあるのです。

「管理職を辞めたい」と感じたときに取るべき行動

「管理職を辞めたい」と感じたら、次の4つを実践しましょう。

管理職を辞めたいと感じたときに取るべき行動
  • 辞めたい理由を明確にする
  • マネジメントを学ぶ
  • 理想の働き方や人生を具体的にイメージする
  • 配置換えや部署移動を相談する

辞めたい理由を明確にする

管理職を辞めたい理由をはっきりさせましょう。

管理職を辞めたい理由の例
  • 責任が重すぎる
  • 業務量が多すぎる
  • 部下との人間関係に悩んでいる
  • 上司からのプレッシャーが強い
  • ワークライフバランスが取れない
  • 給与に見合わない責任を負っている
島田隆則

本当の問題点を洗い出してください。

ただ「辛い」という漠然とした感情を抱えているだけでは前に進めません。

具体的な課題を明らかにすることで、適切な対処法を見つけやすくなります。

マネジメントを学ぶ

管理職がうまくいかないなら、マネジメントを学ぶのも一つです。

島田隆則

管理の仕方が分かれば、悩みが解消するかもしれません。

管理職を辞めたい場合に多いのが、うまく成果が出ないから。

成果が出ないから苦しく、辞めたくなるのです。

管理職を任されたけど、マネジメント経験がない人も多いでしょう。

うまくいかないからこそ、しっかりとマネジメントを学ぶ必要があります。

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理想の働き方や人生を具体的にイメージする

理想の働き方や人生を具体的にイメージしてみましょう。

具体的なイメージを持つと、目指したい方向性や自分にとって本当に大切なものが明確になります。

考えたい理想の例
  • キャリアのゴール
  • ワークライフバランス
  • やりがい
  • 収入
  • 社会貢献
  • 趣味
  • 家族、友人、同僚との人間関係など
島田隆則

管理職を辞めた後の具体的な未来を描いてみましょう。

10年後20年後の理想の未来像を明確にすると、より充実した人生のストーリーが見えてきます。

配置換えや部署異動を相談する

管理職が合わない場合、配置換えや部署異動も選択肢です。

島田隆則

合わないものを無理に続けない勇気も必要。

努力はしてみたものの、うまくいかないこともあるでしょう。

業務に集中したほうが、成果を出せるという人もいます。

仕事で成果を出すには、自分の強みを活かすことが大事。

管理職が難しいのであれば、ほかの役割で頑張ることも一つでしょう。

管理職を辞めるメリット

管理職を辞めることには、3つの大きなメリットがあります。

管理職を辞めるメリット
  • 管理職ならではの責任やプレッシャーから解放される
  • 業務量や労働時間を削減できる
  • プライベートの時間を確保しやすくなる

管理職ならではの責任やプレッシャーから解放される

管理職を辞めると、大きな責任やプレッシャーから解放されます。

島田隆則

以下のような辛さから抜け出せるでしょう。

責任の例
  • 部下の業績に対する責任
  • 部署全体の責任を背負う役割
  • 人事評価や部下の育成に関するストレス

責任から解放されればストレスは減り、自分の業務により集中できる環境が整います。

個人としての成長や専門性の向上に力を注げるようになるでしょう。

業務量や労働時間を削減できる

管理職を辞めることで、業務量や労働時間を削減しやすくなります。

島田隆則

時間とエネルギーが自分に使えるようになるでしょう。

削減できる業務と時間
  • 管理に関する会議や報告書作成の時間
  • 部下の業務管理や評価に費やす時間

仕事とプライベートのバランスも取りやすくなるでしょう。

プライベートの時間を確保しやすくなる

管理職を辞めれば業務量や労働時間が減るり、プライベートの時間を確保しやすくなります。

島田隆則

以下のような時間を増やせるでしょう。

プライベート時間の活用例
  • 家族との時間を増やす
  • 趣味や自己啓発の時間が確保する
  • 休日や平日の夜の自由時間を増やす

プライベート時間が増加すると、ワークライフバランスが改善するように。

充実した人生を送れるようになります。

管理職を辞めるリスクやデメリット

管理職を辞める決断を下す前に、忘れてはいけないリスクやデメリットが3つあります。

管理職を辞めるリスクやデメリット
  • 転職先によっては年収が下がる場合がある
  • 昇進後の安定した地位を失う
  • 周囲からの評価が気になる

転職先によっては年収が下がる場合がある

管理職を辞めると、転職先によっては年収が下がる場合があります。

年収が下がる理由
  • 管理職手当がなくなる
  • 一般職に戻ることで基本給が減少する
  • 転職先での評価次第で賞与や昇給に影響が出る

年収の減少は家計に大きな影響を与えるため、家族とも話し合い、慎重に検討する必要があります。

ただし、金銭面だけで判断するのはNG。

島田隆則

仕事のやりがいなど総合的な観点から判断することが大切です。

昇進後の安定した地位を失う

管理職を辞めると、社内での影響力や権限など、安定した地位を失う可能性があります。

管理職を辞めた後の職場での変化は以下のとおりです。

管理職を辞めた変化
  • 会社内での発言力や決定権の低下
  • 部下や他部署とのネットワークの縮小
  • 将来的な昇進や重要プロジェクトへの参加機会の減少

短期的には影響力の低下、長期的にはキャリアアップの機会減少につながる恐れがあります。

島田隆則

将来のキャリアパスも考え、慎重に判断しましょう。

周囲からの評価が気になる

管理職を辞めると、周囲からの評価が気になるかもしれません。

管理職から「降格」したと捉えられると、人間関係や評価に影響も考えられます。

周囲からの評価の例
  • 同僚からの視線や態度の変化を感じる
  • 取引先との関係性が変わる可能性がある
  • 社内での立場や発言力に影響が出る

周囲からの評価は気になりますが、一番大切なのは自分のキャリアや人生の方向性です。

他人の評価にとらわれず自分に最適な選択を考えると、満足のいく結果につながるでしょう。

管理職を辞めたいと感じても辞めない方がいいケース

管理職を辞めたいと感じても、辞めない方が良い選択となる場合があります。

管理職を辞めない方がいいケース
  • 他部署へ異動すれば辞めたい悩みや課題が解消されるケース
  • 自分が思い描くキャリアを実現するために今の経験が必要とされるケース
  • 副業でやりたいことを叶えられるケース

他部署へ異動すれば辞めたい悩みや課題が解消されるケース

他部署へ異動することで、管理職ならではの悩みや課題が解消されるケースがあります。

島田隆則

環境の変化により問題が解決し、可能性が広がることも。

他部署への異動により悩みが解消するケースの例は以下のとおりです。

異動により悩みが解消するケース
  • 異なる部署での新しい責任や役割に挑戦できる
  • 新しい同僚や部下との関係性を構築できる
  • 異なる業務内容や組織文化を経験できる

管理職を完全に辞める前に、他部署への異動を検討しましょう。

自分が思い描くキャリアを実現するために今の経験が必要とされるケース

自分が思い描くキャリアを実現するために、管理職経験が必要になるケースがあります。

島田隆則

希望するキャリアで管理職経験が役立つかもしれません。

管理職の経験が役立つケース
  • 将来、より高い経営職を目指す場合に現在の経験が活きる
  • 他社での管理職ポジションへの転職時に、現在の経験が評価される
  • 独立や起業を考えている場合、管理スキルが必要となる

管理職を辞めるかどうかは、長期的なキャリアプランをよく考えてから判断しましょう。

副業でやりたいことを叶えられるケース

管理職を辞めなくても、副業でやりたいことを叶えられるケースがあります。

島田隆則

現在の立場や収入を維持しながら、チャレンジができます。

副業で自己実現を叶えられれば、キャリアの安定と個人の成長の両方を手に入れられます

副業でやりたいことができるなら、より充実した人生が送れるでしょう。

副業の例
  • 週末や平日夜を利用してフリーランス業務を行う
  • オンラインでの講師やコンサルタント活動を始める
  • 趣味を活かした小規模なビジネスを立ち上げる

副業を検討する際は、会社の規定を確認し、ワークライフバランスを考えることが重要です。

島田隆則

本業への影響には十分注意を払いましょう。

管理職を辞めたい人のよくある質問

よくある質問

管理職を辞めたい人のよくある質問は以下のとおりです。

  • 管理職が辞める理由は何ですか?
  • 管理職になることを断る権利はありますか?
  • 女性管理職として仕事と家庭の両立をどうしたらよいか。
  • 男性中心の管理職集団の中での孤立感にどう対処すべきか。
  • 40代、中間管理職、上下からの板挟みでの消耗をどう対処すべきか。
  • 管理職に向かない人は?
  • 管理職を辞めると収入は下がりますか?
  • 管理職を辞めるタイミングはいつがいいですか?
管理職が辞める理由は何ですか?

管理職が辞める理由には、以下のような理由があります。

管理職が辞める理由
  • 過度なストレスや責任
  • ワークライフバランスの崩壊
  • 組織との価値観の不一致
  • 報酬と責任のアンバランス

複数の要素が複合的に作用し、離職を考えるきっかけとなるケースが多いです。

管理職になることを断る権利はありますか?

基本的に管理職への昇進を断る権利はありますが、会社の方針によっては制限される場合も。

断る際は、自身のキャリアプランや適性を慎重に考え、上司や人事部門と率直に話し合うことが大切です。

ただし、将来のキャリアに影響する可能性があるため、慎重に検討する必要があります。

女性管理職として仕事と家庭の両立が難しくなり、管理職にならなきゃよかったと感じています。
どうしたらよいでしょうか。

ワークライフバランスの再構築が重要です。

優先順位の見直し、効率的な時間管理、家族との協力体制の強化などを検討しましょう。

また、会社の制度(在宅勤務、フレックスタイムなど)の活用も考えてみてください。

男性中心の管理職集団の中で孤立感を感じています。どう対処すべきでしょうか。

社内外のネットワーキングを積極的に行いましょう。

女性管理職のメンター制度交流会があれば参加し、経験を共有したり助言を得たりすることが有効です。

また、キャリアコーチングを利用して、自分の強みを活かしたリーダーシップスタイルを確立するのも一案です。

40代、大企業の中間管理職、上からも下からも板挟みで疲れ果てています。
どう対処すべきでしょうか。

コミュニケーションスキルの向上が鍵となります。

上司との定期的な1on1ミーティングで期待値を明確にすることが大切です。

また、部下とのオープンな対話を通じて信頼関係を構築しましょう。

必要に応じて社内の相談窓口や、専門家のキャリアコーチングを利用することも検討してください。

管理職に向かない人は?

管理職にあまり向かない人の特徴には、次のものが挙げられます。

管理職に向かない人の特徴
  • コミュニケーションが苦手
  • 意思決定が遅い
  • 変化への適応が難しい
  • チームワークが苦手
  • 感情コントロールが難しい
  • 責任回避傾向がある
  • 長期的視野が欠如している
  • 他者の成長に無関心など

ただし、上記の特徴は必ずしも固定的なものではありません。

努力や経験によって改善できる可能性があります。

管理職を辞めると収入は下がりますか?

必ずしも下がるわけではありません。

スキルや経験によっては、専門職として同等以上の収入を得られる場合もあります。

管理職を辞めるタイミングはいつがいいですか?

個人の状況によって異なりますが、次のステップの準備ができてから行動に移すのが理想的です。

急な決断は避け、計画的に進めましょう。

まとめ :管理職を辞めたいと感じたら?悩みを解消する方法を解説

管理職を辞めたいと感じるのは、マネジメントがうまくいかないからです。

「マネジメント方法がわからない」

「部下が思うように動かない」

「チームとして成果が出ない」

島田隆則

様々な悩みを抱え、管理職を辞めたいと思ってしまいます。

管理職を辞めたいと感じる時に大切なのは、マネジメントをしっかり学ぶこと。

自分の経験や知識だけでは、マネジメントできないこともよくあるのです。

マネジメントにも活かせる知識を学べるのがJCCキャリアコーチ養成講座

認知科学に基づいたコーチングをマネジメントに活かせます。

ただ知識を学ぶだけではなく、体現できるまで実践するのが特徴。

島田隆則

現場で効果を発揮する、実践的な内容を学べます。

卒業生のなかには、管理職で成果を出せるようになった人が多数。

マネジメントを変化させ、組織の成果向上を実現させた事例もぜひご覧ください。

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この記事を書いた人

島田隆則のアバター
島田隆則 株式会社ミズカラ CBP

キャリアと組織開発の専門家。人材広告会社→株式会社リクルートキャリアを経て独立、現株式会社ミズカラ執行役員CBP(チーフビジネスプロデューサー)、日本認知科学コーチング協会理事、パーソナルジム「B_e Fitness」代表。ベストボディジャパン初出場にして日本一・元日本代表の実績を誇る。「キャリアの概念を変える」を掲げ、自身のYouTubeチャンネルでは本音のキャリア論を発信。

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