「会社を辞めて独立する方法は?」
「独立しても経済的に大丈夫?」
会社を辞めて独立したい人のために、具体的なステップやよくある失敗と注意点を解説します。
「会社を辞めて独立したいけど、自分にできるか不安…」
「独立するために何をすればいい?」
会社を辞めて独立したいと思っても、失敗したときのリスクを考えると不安感から行動に移せない人も多いのではないのでしょうか。
この記事では、会社を辞めて独立する方法と独立のメリット・デメリット、よくある失敗と注意点についてキャリアコーチングのプロが解説します。
この記事を読むと、会社を辞めて独立する具体的なステップが分かり、よくある失敗も事前に把握できるので低リスクで自由な働き方を実現できます。
会社を辞めて独立したいなら、具体的なGOAL設定が必要です。
目指すべきGOALがはっきりしていれば、独立すべきかの判断理由が明確になり、独立後の後悔がなくなります。
下記ボタンより「GOAL設定のワークシート」を無料で配布しているので、ぜひ活用して独立へのステップに役立ててください。
会社を辞めて独立するメリット

会社を辞めて独立するメリットは、以下の3つです。
- 自分のやりたいことを実現できる
- スキルや年収アップの可能性がある
- 理想的なワークライフバランスを実現できる
自分のやりたいことを実現できる

会社を辞めて独立すれば、自分のやりたいことを実現しやすくなります。
会社員のときにはできなかった事業を始めたり、自分で思いついたアイディアを発信したりすることも可能です。

自分のやりたいことなので、ストレスを感じることなく、ずっとやってしまいます。
結果的に大きな成果に繋がることに。
仕事がやりたくて仕方ない状態になると最強です。
自分のやりたいことを実現できる環境は、自分の働き方や生き方も自分で選択できるということ。
働く場所や時間だけでなく、一緒に働く人も選択していけるようになるので、より自分で人生の舵取りをしている実感が得られます。
自分のやりたいことを実現するためには、自分がどんな分野で活躍できるか強みを自己分析しておくことが重要です。
しかし、自分の強みは意外と気づきにくいもの。
強みを見つけられるワークシートを無料で配布しているので、下記ボタンから受け取って自分のやりたいことを見つけるための参考にしてください。
スキルや年収アップの可能性がある

独立することにより、スキルアップや年収アップを実現できます。
会社員時代は限られた業務の中でスキルアップを図ることが多いですが、独立後は自分で仕事を選べるため、さまざまな経験を積むことが可能です。

独立の際に、以下のポイントを意識すれば仕事の専門性や実践力が大幅に向上できます。
- 自分の得意分野
- ニーズが高まっている仕事
また、営業や単価交渉も自分次第なので、顧客との信頼関係を築いて高単価案件を獲得できるようになれれば、年収アップも十分に実現可能です。
実際に独立してから、月収が15万円から80万円にアップしたWebデザイナーの実例もあります。
独立した場合と会社員の場合とで、得られる収入は大きく変わります。
会社員の場合 | どれだけ会社に貢献しても収入アップには限界あり。成績に応じたインセンティブなどでしか報酬アップは見込めない。 |
独立した場合 | 自分の成果がそのまま自分の収入に直結。自分が努力して高い収益をあげれば、青天井で稼ぐことも可能。 |

独立した場合、会社員では到底実現できないような収入を得ることも可能です。
理想的なワークライフバランスを実現できる
働く時間や場所を柔軟に決められるのも、独立のメリットです。
- 平日は午前中だけ働き、午後は子どもと過ごす時間にあてる
- 月に1週間は旅行先でワーケーションする
- 平日の昼間に空いているジムで身体を鍛えてリフレッシュ

家族との時間を大切にしつつ、趣味の時間も確保できる。
独立して事業が順調に進めば、自分が望んだ通りのワークライフバランスを実現できます
会社を辞めて独立するデメリット

会社を辞めて独立するメリットがある反面、デメリットもあります。
- 成功が保証されていない
- 社会的信用度が低くなる
成功が保証されていない

会社を辞めて独立するデメリットは、成果が保証されていないことです。
会社員であれば週5日、1日8時間働けば給料がもらえます。

しかし、独立すると自分が努力して成果を出さなければ収入は発生しません。
事業に失敗すると無収入になったり、借金を背負ったりするリスクもあります。


責任は全て自分で追わなくてはいけません。
精神的にも金銭的にも多くの負担がかかる可能性を覚悟しておきましょう。
社会的信用度が低くなる

会社を辞めて独立すると社会的信用度が低くなります。
起業直後や収入が少ない場合には、安定して収入が得られることを証明できないからです。

社会的信用度が低いと、以下のような問題が出てきます。
- クレジットカードの契約ができない
- 引越しや不動産の審査が通らない
- 車のローンの審査が通らない
ただし、安定した売り上げや連帯保証人などにより、独立でも審査に通る場合もあります。
社会的信用度が下がっても成し遂げたいことがあるなら、連帯保証人を探したり独立前にクレジットカードを作っておいたりなど、事前に対策をしておきましょう。
会社を辞めて独立するまでの5ステップ

会社を辞めて独立したいと思ったら、以下のステップに沿って進めていきましょう。
- 自分の強みを知る
- 何のビジネスをやるか決める
- 必要な物や資金を確認する
- 個人事業主は開業届を提出する
- 会社設立に伴う手続きを行う
1.自分の強みを知る
はじめに、自分の強みは何なのか、どんな価値を他者に提供できるのかを把握しましょう。

自分の強みや得意なことが、独立後のビジネスの軸になります。
過去の経験や今までのキャリアを棚卸して、自分の強みを見つけましょう。
- 他の人よりも苦労せずにできてしまうことを探す
- これまでの仕事で褒められたこと、評価されたことをリストアップする
- 友人や同僚に「自分の得意なこと」を客観的に聞いてみる
- 過去に周囲から止められても夢中でやっていたことを思い出す
自分がどんな分野で才能を発揮できるか、明確にすることが重要です。
自分の強みは何なのか、自分で探すのは意外に難しいもの。
ミズカラでは、強みが発見しやすくなるワークシートを配布しています。
下記ページから無料で受け取れるので、ぜひ自分の強みを見つけるために役立ててください。
2.何のビジネスをやるか決める
自分の強みが分かったら、どんな商品やサービスに活かせるか考えましょう。
市場のニーズ、自分が情熱を捧げられる分野、競合との差別化ポイントなどを意識してビジネスの方向性を定めておくのが重要です。
ビジネスを決める上で押さえておくべきポイントを、以下にまとめました。
- 自分の強みやスキルが活かせる分野か
- 市場のニーズはあるか
- 競合と差別化できる部分はあるか
- 継続的に収益が見込めるか
- 初期投資やリスクが自分にとって現実的か
上記のポイントを押さえた上で、具体的なサービスや商品の内容を考えていきます。

ネットやSNSで、世間のニーズを常にチェックしておきましょう。
必要な物や資金を確認する
自分の強みを活かせるビジネスが決まったら、必要な物品や資金の確認をしておきましょう。
- パソコンやモニターなどの業務用機器
- インターネット回線や通信費
- 名刺やパンフレットなどの営業ツール
事前に必要な物や資金をリストアップして、資金計画を立てておくことが大切です。
事業が軌道に乗るまでの当面の生活費(3ヶ月〜6ヶ月分)も確保しておきましょう。
個人事業主は開業届を提出する

個人事業主になる場合には、開業届を税務署に提出しましょう。

開業から1ヶ月以内に提出してください。
費用はかからず、書類に記入するだけですぐに提出が可能です。
開業届は国税庁のHPからダウンロードでき、郵送もできます。e-taxを利用すればネット上で開業届を提出することも可能です。
また、青色申告をすることで特別控除が適用されます。
青色申告の特別控除とは
個人事業主が受けられる税制上の優遇措置のことです。事前に青色申告しておくことで、確定申告の際に最大65万円の控除を受けられます。
参照:国税庁「No.2070 青色申告制度」
会社設立に伴う手続きを行う

株式会社を設立するためのステップは以下の5つです。
会社を設立するには、多くの書類の作成や費用がかかります。

あらかじめ必要な書類や資金を用意しておきましょう。
独立前に必要なこと

会社を辞めて独立する前に、必要なことを解説します。
- 当面の生活資金
- ビジネスに応じた資格・スキル
- 事業専用のクレジットカード・口座
- 事業主マインド
当面の生活資金
会社を辞めて独立した後、すぐに収入が安定するとは限りません。

最低でも3ヶ月〜6ヶ月分の生活費を貯金しておくと安心です。
月々の固定費やローンなど、生活に必要な出費を全て洗い出して生活費を確保し、資金計画に余裕を持たせておきましょう。
ビジネスに応じた資格・スキル
ビジネスの業種によっては資格が必要な場合や特殊なスキルが求められる場合もあります。
- プログラマー…Python、JavaScriptなどの言語スキル
- ウェブ制作…Adobe系ソフトの操作スキル、HTMLやCSSの知識
- 美容・健康系…ネイリスト、整体師など
自分が目指す業界で必要とされる知識や技術を事前に学んで、準備を整えておきましょう。
事業専用のクレジットカード・口座
プライベートと事業のお金をしっかり分けるためにも、事業用のクレジットカードや銀行口座を用意しておくのがおすすめです。

経理処理や確定申告がスムーズになります。
独立後はクレジットカードの審査が通らない場合があるので、独立前にクレジットカードを作っておきましょう。
事業主マインド
会社員時代とは違い、独立すると全ての判断や責任が自分にかかってきます。
「あの人が〇〇と言っていたから」という他者依存の考えではなく「自分がどうすべきか」といった主体性が必要になります。

「全ての判断と結果は自己責任」という覚悟を持つことが大切です。
会社を辞めて独立したいと思ったときの注意点

会社を辞めて独立したいと思ったときの注意点は、以下の5つです。
- 勢いで始めない
- 小さく始める
- 貯金しておく
- 独立するタイミングを見極める
- GOALを明確にする
勢いで始めない
「上司とソリが合わない」「会社に行くのが嫌だから」というネガティブな気持ちだけで独立するのは危険です。
勢いだけで独立してしまうと、冷静に準備や計画ができないので十分な収入が見込めず、生活困窮に陥るリスクが高まります。

会社が嫌なだけなら転職を検討するなど、別の方法も選択肢に入れましょう。
小さく始める

独立直後から大規模なビジネスを始めるのはおすすめしません。
実績もないまま資金や労力を全力投球してしまうと、失敗したときのダメージが大きいからです。
- 借金をして店舗を構える
- 実績ゼロの状態で広告費に大金を投じる
- 顧客ゼロで集客もできていない状態で人を雇う
本業の収入があるうちに副業から始めて、収入の見込みが立ったら独立するなど、小規模なビジネスから始めた方がリスクを抑えつつ実績を積むことができます。
貯金しておく
独立直後は思うように収入が得られないケースもあります。
予想より案件が取れなかったりクライアントからの報酬未払いがあったりなど、予想外の出来事が起こることも。
心に余裕を持って挑戦するためにも、3ヶ月〜6ヶ月分の生活費と事業費用もしっかり貯金しておくことが重要です。
独立するタイミングを見極める
独立するタイミングは、以下の点を重視して見極める必要があります。
- 当面の生活費と事業費用は確保できているか
- 独立するに十分な経験やスキルはあるか
- 会社の繁忙期と重なっていないか
準備が整っていないうちに独立してしまうと、思ったような収入が得られず生活も困窮してしまうので注意が必要です。
会社を辞めるときも会社の繁忙期やボーナス前は避けるなど、会社の状況に合わせてタイミングを見極めましょう。
GOALを明確にする

会社を辞めて独立するときに、もっとも大切なのが「人生のGOAL」です。

人生のGOALとは、人生をかけて成し遂げたいことや実現したい未来のこと。
たとえば、以下のような人生のGOALがあります。
- 10年後には独立して、自分でビジネスがしたい
- 地元で飲食店をはじめて、地元の経済に貢献したい
- 家族と年に1度、海外旅行にいけるような収入を稼ぐ
- 犬と猫を買って田舎で暮らしたい
人生のGOALは5年後10年後までではなく、さらにその先を見据えて考えましょう。

人生のGOALが分かると、選択するべき働き方も分かります。
心から達成したい人生のGOALのための行動なら、やりがいをもって楽しめるはずです。
結果的に大きな成果や収入アップに繋がります。
独立後はどうなった?経験者のリアルな本音

独立の夢を叶えた人たちから、独立後によく聞かれるリアルな本音を以下にまとめました。
- 自由だけど孤独
- 人間関係に悩まなくなった
- 収入に波がある
- 自分で全てを決めなければいけない
- 自由な働き方で人生が豊かになった
- 大変だけど充実している
自由だけど孤独
独立すると働く場所や時間、人間関係まで自由に選べるメリットがある一方で、孤独感を感じてしまう人が多いです。
特に個人事業主は日中だれとも会話しないで終わる1日もあり、人を雇っている事業者の場合でも雇用主と従業員という立場の違いから、会話の中でも壁を感じてしまうことも。

会社での何気ない雑談が意外に息抜きになっていたと気づく人もいます。
不安定な収入や全てを自分で決めなければいけないプレッシャーも相まって、孤独に押しつぶされそうになってしまう人がいるのも事実です。
日頃から息抜きに遊びに行ける友人や雑談できるフリーランス仲間を作っておくと、孤独を感じずに仕事ができます。
人間関係に悩まなくなった
一人作業で孤独を感じてしまう一方で、多くの人が悩んでいる「職場の人間関係」からは解放されます。
同僚との相性や上司からの理不尽な叱責に悩むことがなくなるので、精神的なストレスが大きく減少します。
もちろん、クライアントや取引先との関係はありますが、自分で付き合う相手を選べるのは大きなメリットです。

「誰と仕事をするか」を自分で決められる環境は、心のゆとりや充実感につながります。
収入に波がある
独立後は会社員時代のように一定の給料が入るわけではないので、月によって収入が大きく変動することがあります。
特に独立直後の数ヶ月は、思うように案件が取れなかったり単価の安い案件しかもらえなかったりすることもあり、精神的に不安定になりがちです。
当面の生活費を確保するためにも3ヶ月〜6ヶ月分の生活費と事業に必要な費用を確保しておきましょう。
収入が安定している時期でも、いつ既存のクライアントから仕事を切られるか分かりません。

常に別の案件を探して営業しておくリスクヘッジも大切です。
一方で、営業スキルをあげて自分で仕事を取れるようになったり、取引先との信頼関係を積み上げて高単価の案件をもらったりできれば、会社員の倍以上の収入を得られる可能性も十分あります。
自分で全てを決めなければいけない
会社員時代はそれぞれの部署で分かれて会議を行って事業の方針を決めていましたが、独立後は全て自分で決めなければいけません。

たとえ失敗したとしても、自分で決めたことなので全て自己責任です。
失敗した責任が全て自分に降りかかってくるので、判断や決断する際は迷いが生じることも。
決断して実行した後は結果を評価して次に活かす、といったPDCAサイクルを意識して回していくことが大切です。
自由な働き方で人生が豊かになった
独立後、多くの人が「働き方が自由になったことで、人生そのものが豊かになった」と実感しています。
- 平日の昼間に家族と過ごせる
- 好きな場所で働ける
- 趣味や学びに時間を割ける

会社員時代には考えられなかったライフスタイルを手に入れる人も多いです。
自分の理想に合わせて働き方を設計できることが、独立ならではの大きな魅力です。
大変だけど充実している
独立後は、会社員時代には経験しなかった苦労を経験しますが、一方で「会社員時代より充実している」との声も聞かれます。
誰かに言われて仕事をするのではなく、全て自分で決断して事業を行うので「自分の人生を生きている」と実感しやすいのです。

実際に会社員から独立して、仕事への情熱を取り戻した人もいます。
ミズカラのキャリアコーチング「キャリスピ」を受講して独立後、会社員時代の8倍の収入を得られるようになった人の動画をご覧ください。
会社を辞めて独立したい理由

会社を辞めて独立したいと考える、よくある理由について紹介します。
- 好きなことを仕事にしたいから
- 今の会社に将来性を見出せないから
- 会社員以上の収入を得たいから
- 自由な働き方を実現したいから
好きなことを仕事にしたいから
会社員の立場では、会社の収益優先で働かなければならないので、自分のやりたいことだけに集中できません。

部署によっては、自分が苦手な分野の仕事をやらなけれいけないことも。
独立すれば自分の得意なことや情熱を注げる分野に集中できるため、仕事へのやりがいを感じながら働くことが可能です。
やりがいを感じつつ、十分な収入も得られるようになれば人生の満足度も格段に上がります。
今の会社に将来性を見出せないから
長年同じ会社に勤めているのに給料が全く変わらなかったり、非効率的な業務が一向に改善されなかったりすると、会社に対して将来性を見出せません。

今のまま同じ会社に勤め続けているのが、逆にリスクになる場合も。
近年、日本の多くの企業が終身雇用制度を見直し始めている中、より自分にとって有利なキャリアを積める働き方を探していくことが大切です。
独立することで自分自身の将来を自分で切り開いていくことができ、世間の変化にも柔軟に対応できるメリットがあります。
会社員以上の収入を得たいから
会社員は勤続年数や最終学歴などで一定の給料が決められ、その後は大きく収入を上げることができません。

一方で独立すれば自分のスキル次第で青天井に収入を増やすことが可能です。
実際に、独立してから会社員時代の倍以上の収入を手にしている人も少なくありません。
自由な働き方を実現したいから

会社員は毎日決まった時間に出勤して定時まで拘束されるワークスタイルが特徴です。
代わりに毎月安定した収入と福利厚生が保証されますが、残業や休日出勤をしなければいけない場合もあり、自分の自由にできる時間が減ってしまうデメリットも。
独立すれば、働く場所や時間、仕事量を自分で決められるので、上手く調整できるようになれば、家族や自分のために使える時間を増やせます。

自由に働けて十分な収入も得られるようになれば、人生の満足度が大きく向上します。
独立か転職かで迷ったら

会社を辞めて独立するか転職するかで迷うのは、GOAL設定が明確でないから。

どの方向を目指すべきかが分からず不安だから、行動に移せないのです。
会社を辞めて独立するか転職するかで迷ったときの理由と判断のポイントを、以下で解説します。
- やりたいことが明確なら起業する
- 会社を辞めたいだけなら転職もあり
- 副業から独立する選択肢もある
やりたいことが明確なら起業する
やりたいことが明確になるなら、起業するのがおすすめです。

自分のやりたいことを実現できます。
会社に属してしまうと、ルールに縛られることが日常になってしまいます。
やりたいことに蓋をして、我慢して仕事をしなければなりません。
起業すれば、やりたいことに集中して自分の裁量で動くことが可能です。

自分のやりたいことと向き合い、実現に向けて動き出せます。
会社を辞めたいだけなら転職もあり
ただ会社を辞めたいだけなら、転職も一つです。

起業する必要はありません。
起業も転職も、あくまで手段の一つ。
「起業しなければ会社を辞められない」ということはありません。

むしろ、やりたいこともないのに起業するのは危険です。
独立後に仕事で成果を出せず、事業を続けるのに苦労します。
副業から独立する選択肢もある
副業から始めて、軌道に乗ってきたら独立するのも選択肢の一つとして有効です。

最初からいきなり起業するのは不安も多く、リスクもあります。
起業する際によくある不安が、「事業で成果を残せるか」。
自分の力で生活できるほどの収入を得られるかが、一番の不安材料になります。
収入を得られるか不安な場合は、まず副業から始めて、稼げるようになった時点で起業すると良いでしょう。
仮に成果が出なくても、本業の収入があるので生活には困りません。
近年は副業を始める人も多く、副業をするのが当たり前になってきました。

いきなり起業するのが不安なら、副業からスタートしてみましょう。
会社を辞めて独立したい人によくある質問

会社を辞めて独立したい人によくある質問を、以下にまとめました。
- 会社を辞めて独立するにはどうしたらいいですか?
- 独立したい人にはどんな特徴がありますか?
- 独立するために考えるべきことは?
会社を辞めて独立するにはどうしたらいいですか?
会社を辞めて独立するためには、事前の準備と明確なステップが必要です。
独立する前に準備するものについては、以下の通り。
- 当面の生活資金
- ビジネスに応じた資格・スキル
- 事業専用のクレジットカード・口座
- 事業主マインド
独立前の準備が不足していると、事業が上手くいかなかったり生活が困窮したりするリスクがあるので、事前に準備しておくことが重要です。
実際に独立する場合は、以下のステップに沿って行います。
- 自分の強みを知る
- 何のビジネスをやるか決める
- 必要な物や資金を確認する
- 個人事業主は開業届を提出する
- 会社設立に伴う手続きを行う
独立前の準備について詳しくは本記事の「独立前に必要なこと」を、独立までのステップについては「会社を辞めて独立するまでの5ステップ」をそれぞれご覧ください。
独立したい人にはどんな特徴がありますか?
会社を辞めて独立したい人の特徴は、主に以下の通りです。
- 目的意識が明確
- 行動力と決断力がある
- ポジティブ思考
- 自責思考
- 素直さがある
- 何事にも柔軟に対処できる

上記の特徴を持つ人は、独立に向いています。
上記の特徴がなかった場合でも、日々の仕事への向き合い方で独立向きの資質を育てていくことも可能です。
独立を目指す方は、独立に向いている人の特徴を意識して自分の資質やスキルを成長させていきましょう。
独立するために考えるべきことは?
独立するために考えるべきことは、人生のGOALを明確にすることです。
目指すべきGOALが定まっていないと、行動や考え方にブレが生まれて、独立後の事業方針も定まりません。
GOALが明確になったら、自分の強みを活かせる分野の事業を見つけて、具体的な事業計画に落とし込んでいきましょう。
まとめ:会社を辞めて独立したいと思ったら|独立する方法やよくある失敗と注意点

会社を辞めて独立したいと思った人のために、独立する具体的なステップやよくある失敗と注意点について解説しました。
独立するためのステップは、以下の通りです。
- 自分の強みを知る
- 何のビジネスをやるか決める
- 必要な物や資金を確認する
- 個人事業主は開業届を提出する
- 会社設立に伴う手続きを行う
事前に事業に必要な物や資金、当面の生活費(3ヶ月〜6ヶ月分)を用意しておけば、独立後に生活が困窮するリスクを抑えられます。
また、独立したいと思ったら、目指すべき人生のGOALを決めておくのが重要です。
独立してどんな働き方がしたいのか、自分の人生の時間をどのように使っていきたいのかが明確であれば、事業方針がブレることなく迷わずに進んでいけます。

独立したいと思っている人には、コーチングがおすすめです。
数多くの人のキャリアの相談に乗ってきたコーチングのプロが、あなたの無意識に潜んでいる強みや目指すべき方向を一緒に見つけてくれます。
コーチングでは対話を重視しており、プロのコーチと対話することで自分の強みや目指すべき方向性、最終的に目指すGOAL設定まで明確にすることが可能です。
コーチングについて詳しくは、以下の動画をご覧ください。