キャリアと家族に密接な関係性|1,066人のキャリアコーチング受講者へ徹底調査

株式会社ミズカラ(本社:東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー 23F、代表取締役社長:村岡 大樹)が運営するキャリアコーチングに関する研究機関『キャリアコーチング研究所』は、幅広い年齢の方を対象にWEB調査によるアンケートから「キャリアの悩みに関する調査」を行いました。その結果、結婚や出産の有無によって、キャリアの悩みが変化していることが判明しました。

【調査方法】

WEB調査
調査期間:2024年8月23日〜9月30日
調査パネル:アンケートパネルと定性調査を使用

(株式会社ミズカラ調べ Googleフォーム利用の調査)
居住地:全国
年齢:18~71歳
対象:株式会社ミズカラが提供するキャリアコーチングサービスに申し込んだ人
回答者数:1,066名

※回答率(%)は小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位までを表示しているため、合計数値は必ずしも100%とはならない場合があります。

※公開データの引用・転載の際は『Career Coaching Lab』のデータであることを明記いただきますようお願い申し上げます。

【運営者情報】

村岡 大樹(Muraoka Daiki)
株式会社ミズカラ CEO。
合同会社LIMITを立ち上げ、2024年1月に売却。
創業より、ミズカラパーソナルコーチングを運営。
累計2000人が受講したキャリアコーチングサービス「キャリスピ」を運営している。
累計3社のM&Aを行い、グループ会社として事業拡大中。
YouTube:アマテラス村岡のCEOラジオ

目次
村岡 大樹 株式会社ミズカラ CEO

株式会社ミズカラのCEO。自身が経営する株式会社ミズカラで、累計2000人超が受講したキャリアコーチングサービス「キャリスピ」を提供。累計3社のM&Aを行い、グループ会社として事業拡大中。

松田 皓太 株式会社ミズカラ CSO

経営・マーケ戦略の専門家。銀行、Salesforce社にて従事した後、起業・売却。その後株式会社ミズカラに参画し、CSOとして戦略立案や組織設計を担う。

既婚者のキャリアの悩みは「理想状態やGOALを明確にしたい」が最多の約21%

株式会社ミズカラが提供するキャリアコーチングセッションに申し込んだ人に対しての「今回セッションを受ける目的はなんですか?」という質問では、結婚や出産の有無により回答の傾向に違いが見られた。

キャリアコーチングセッションに申し込んだ人のうち、既婚者は約42%を占めていた。既婚者のうち「理想状態やGOALを明確にしたい」と答えた人は約21%と最も多く、既婚者が明確なキャリアの目的や、成し遂げたい未来を手に入れたがっていることがわかる。

既婚者の回答で次に多かったのが「自分の強みや特性を知りたい」と答えた人で、約18%を占めていた。既婚者が、自分の長所や特徴を活かし、仕事と家庭を充実させたいと考えていると推察できる。

アンケートにも「仕事もプライベートも、ゴールを目指してリスタートしたい」「自身が望むライフスタイルとキャリアを明確にしたい」といった声が挙がっており、既婚者の現状を変えたいという強い気持ちや、キャリアの目的地や未来像が見えていないことで不安を抱えている様子が伺える。

未婚者は「自分に合った仕事を見つけたい」という目的が最多で約21%

キャリアコーチングセッションに申し込んだ人へ「今回セッションを受ける目的はなんですか?」という質問を投げたところ、未婚者と既婚者では異なる傾向がみられた。

未婚者の「今回セッションを受ける目的はなんですか?」に対する回答は「自分に合った仕事を見つけたい」が最も多く、約21%を占めている。

一方で、同じ「自分にあった仕事を見つけたい」と回答した既婚者の割合は約16%だった。

未婚者と既婚者のキャリアコーチングセッションを受けた回答結果を比較すると「自分に合った仕事の重要性」について、異なる認識をもっていることがわかる。

具体的な声では「自分に合った仕事に出会いたい」「自分自身の強みや特性を確認したい」などが挙がり、未婚者はキャリアを考えるうえで自分にベクトルが向いていることがわかった。

子供との同居の有無もキャリアに影響。子供と同居している人の約21%が「理想状態やGOALを明確にしたい」と回答

子供との同居の有無によっても「今回セッションを受ける目的はなんですか?」という質問への回答結果に違いが見られた。

子供と同居している人と子供と同居していない人の回答結果を比較すると、子供との同居の有無がキャリアの悩みに違いを生じさせることがわかる。

とくに「理想状態やGOALを明確にしたい」と感じる人の割合は、子供と同居している人の方が、子供と同居してない人に比べて約4%高いことがわかった。

このことから、子供と同居している人の方が、将来のキャリアやビジョンを明確にしたいと考えている様子が伺える。

子供と同居している人の具体的な声としては「ゴールを明確にしたい」「自分が心から納得できるゴールを設定したい」などがあった。

子供との同居を通じて自分の人生を見つめなおし、人生の目標や目指すべきゴールを求める気持ちが強くなっていると考えられる。

まとめ

既婚者・子供と同居している人のキャリアコーチングセッションを申し込む理由は、1番に「理想状態やGOALを明確にしたい」2番に「自分の強みや特性を知りたい」であった。

一方で未婚者・子供と同居していない人の回答は、1番に「自分に合った仕事を見つけたい」2番に「自分の強みや特性を知りたい」だった。

このことから、結婚や出産により家族が増えた人は、キャリアの目標や理想を明確にすることや、自分の長所や特徴について理解を深めることを望んでいることが伺えた。

家族が増えることが、自分の人生を見つめ直し、理想の未来や自分の強みを探すきっかけになると考えられる。

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この記事を書いた人

松田皓太のアバター
松田皓太 株式会社ミズカラ CSO

経営戦略およびマーケティング戦略策定と実行プロセスの構築・意思決定を担当。新卒で銀行に入行、法人営業職で複数回の表彰を受ける。2021年にSalesforceへ転職し、半年で営業表彰を受賞。その後株式会社ACILを設立し、WEBマーケ事業と2023年当時キャリアコーチング市場集客数No. 1WEBメディア「ポジサラ」を運営。2023年に同社を売却後、株式会社ミズカラに入社。最高戦略責任者(CSO)として戦略立案や組織設計を担当。

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