「失敗が怖いから2番で十分」という逃げ癖▶︎売上500%成長を達成

営業成績2位、好きな仕事、15年のキャリア──。

グッズ企画製造の営業として一定の成功を手にした38歳の井波さんが、なぜ「2番で十分」と自分に蓋をし、5年間もモヤモヤした日々を送ることになったのか。

そして、どのようにして「逃げ癖」を突破し、わずか1年で月間売上2,000万円→1億円(500%アップ)という圧倒的成果を手にしたのか。

子供の頃から憧れていたキャラクターグッズに関わる仕事に就けた喜びと、「これが限界」と諦めていた自分。
その矛盾の中でもがき続けた井波さんが経験した、劇的な内面的変化と行動変容の軌跡をお聞きしました。

BEFORE

目標なく淡々と仕事をこなす日々。
2位で満足し、
成果を追うことを諦めていた。

AFTER

朝5時起きの習慣から全てが変化。
1位を目指し月間売上500%アップ
営業成績1億円を達成。

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目次
松田 皓太 株式会社ミズカラ CEO

経営・マーケ戦略の専門家。銀行、Salesforce社にて従事した後、起業・メディア売却。その後株式会社ミズカラに参画し、CEOとして戦略立案や組織設計を担う。

「2番で十分」と諦めていた15年目営業マンの転機

ー井波さん、今日はよろしくお願いします。まず、コーチングを受ける前の状況を教えてください。

よろしくお願いします!

グッズの企画製造会社で、営業として約15年間務めています。好きな仕事に就けて、成果も出したことがあるけれど、特別な成果も出せてないまま、なんかずっとモヤモヤして仕事をしていました。

ー好きな仕事だったんですね!

はい。現職は、キャラクターとかアーティストさんのグッズの企画・製造に携わらせていただいているのですが、元々、子供の頃からキャラクターとか特撮とか、ヒーローとかにずっと憧れてたのもあり、大好きなものに仕事で関われてるので好きです。

ー特別な成果というのは、どのような成果でしょうか?

営業成績1位をとることですね。過去、営業成績2位の時があったんですけど、その時は1番が先輩で。「先輩だから負けてもいい」みたいな考え方があって、1位を目指さなくていい理由というか変に自分を納得させていましたね。そっから成果を追うのをやめたというか、逃げました。

ーその「逃げた」というのはどんな感覚だったんですか?

自分は2位が最高地点で、やり切ったんだと変に言い聞かせている感覚ですね。

それ以降の仕事は、変に希望を抱かずに無心であろうとしてました。

自分の中で目標もなくて、ただ単に毎日淡々と仕事をこなしていく。新規のお客さんも追わずに、関わりのあるお客さんだけ最低限の対応をし、それで満足してお仕事していく。

また、家に帰っても目標があるわけでもないんで、だらだら夜過ごしてしまいますし、朝もやっぱギリギリまで寝て起きて、また会社に行くという淡々とこう流れていくような日々を過ごしました。

「この動画の自分を変えたい」─逃げる自分との衝撃的な対面

ーそんな中で、コーチングにはどうやって出会ったんですか?

御社のコーチングについて解説してるYouTube動画を見て、「現状に戻ってしまうサイクル、パターンがある」っていうのを学んで、「あ、これ自分だ」と思いました。

現状維持ってワードが出てましたけど、まさにさっきの状況ですよね。

ーそれで実際に体験コーチングを受けられたんですね。

はい。でも体験コーチング、受けるまでは楽しみにしてたんですけど、いざ受けてみたら自分が目を背けてきた部分と向き合う内容だったんで、ちょっとしんどくなっちゃって。

「なんか思ってたのと違うな」と思ったんですけど、体験セッションをしてくださったコーチが、後日そのセッション内容の動画を送ってくださったんです。

もう1回それを見直した時に、自分が言い訳ばっかり話していて、めちゃくちゃびっくりしたんです。普段はどっちかというと明るい方だとは思うんですけど、もう暗かったし、むちゃくちゃ逃げてました。

当時は、自分は真っ当なことを言っているぐらいの気持ちでしたが、冷静になって見ると、本当に情けない自分だなと思いましたね。こんな自分を「本当に変えたいな」と思って正式にコーチングを受ける決断をしました。

ー「逃げてる自分」というのは、具体的にはどんな自分でしたか?

変わりたくて体験コーチングを受けてるはずなんだけれども、コーチが投げてくださってる問いにも笑ってごまかしたりとか、仕事でやりたいこともちゃんと言葉にせず、濁してるみたいな嫌な自分が映ってました。

ーなぜそれをコーチに出せなかったんでしょうか?

言ったらやらないといけなくなるんで、もう自分から逃げてたって感じですね。

やりたいことを言ったら「じゃあやってください」っていう風になると思うんで、行動から逃げてたので、その場で言われても濁したり、現状維持またしちゃってたって感じです。

朝5時起き生活が連れてきた「500%の売上アップ」

ーいよいよコーチング本番が始まったわけですね。担当コーチの印象はいかがでしたか?

出口コーチの印象は、初めは笑顔がすごい素敵だし、僕が追い求めてる仕事で1位、いろんな部分で1位を取ってる結果を残されているコーチなんで、ただただ信じて「この人についていこう」と思って走り出しました。

自分のキャリアだけじゃなくて、いろんなプライベートの相談とかもさせていただいて本当にちゃんと真剣に話してくれるので、めちゃくちゃ大好きになりました。

ーコーチングではまず何から始まったんですか?

生活習慣の見直しですね。今まで8時前とかに起きてて、寝るのが大体深夜2時ぐらいだったんですけど、まずは朝5時起き12時に寝てもらうのを必須としてやってもらうことから始めました。

ー朝5時起き、すぐにできるものなんですか?

もう次の日からできました。

家族には申し訳ないんですけど、アラームをもう廊下に置いて、体を絶対起こすアクションを取るっていうことからもう違うパターンを取ってったんですね。

朝5時から廊下で音が爆音なってたら、それを止めに行くじゃないですか。起きる前提でまずベッドから出るっていうことを、血流を回し出すっていうところから始めました。そこから散歩に出て、朝日の写真を毎日違う場所で撮って出口コーチに送るっていうのをやりました。

ーそれをやってみてどうでしたか?

早起きめっちゃ良くて、外出して散歩してコーチに景色送るじゃないですか。毎日違う景色なんですよね。

1日始めるスタートの時点で気分が全然違くて、「朝から得してるな」っていう感じで1日過ごせるようになりました。

変化は生活習慣から始まりました。

ー他にはどんなことを?

日々のGOODを探すっていうので、毎日毎日良かったことを3つ書き出すっていうのをやりました。

コーチに「何でもいい」っていう風に教えてもらったんで、それこそ早起きしたとか、でかい声で挨拶したとか、めちゃくちゃいい笑顔で1日過ごしたとか、本当に簡単なことでもいいっていうのを教えてもらったんで、そこは結構スムーズにできました。

ーそれ以外にも新しいアクションを?

今までやってないことをやるというチャレンジもしましたね。

普段やってることを書き出して、その反対がやってないことなんで、やってないことに何かチャンスがあると思ったんで、全部やってないことをバーって書き出して、それを1個ずつやりました。

これをやり始めたら、今まで成果を追うことをやめてた状態から、徐々に前向きになってきた感覚がありました。

ーそこから仕事にも変化が?

はい。これまで、月間売上が約2000万円ぐらいが平均だったんですけど、それが今年の12月に売上1億円っていう数字を達成することができました。成長でいうと500%アップですね。

ー500%アップ!すごいですね!

本当に想像してなかったです。業務量がもう純粋に5倍以上になって、経験したことがない忙しさでした。

ー何がそんなに変わったんでしょうか?

ちゃんと1位に執着するっていうところと、やると決めたことを素直にやるっていうところに尽きると思います。

具体的には、朝早起きすることによって1日かかってた仕事が半日で終わるようになったし、目標を設定されたことで行動の計画が立てられるようになり、午後からを来週とか再来週に対するアポイントメントの時間にする。

それを1週間やり続ければ、1週間で2・3週間分の稼働ができます。質より量をどんどん取っていくっていう感じでした。

「こんなしんどい思いをして…」激務の壁と覚悟の再確認

ー成果が出始めると、かなり忙しくなってきたんじゃないですか?

はい、むちゃくちゃ忙しくて、朝散歩する時間も取れないぐらい。本当に1日仕事してるみたいな、土日もどんどん仕事が来るようになって。

その時、弱音を吐きました。

「このしんどさをこれからも続けていかないといけないんじゃないかと思って、こんなしんどい思いしてやってる意味あるのか分からなくなってきました」っていうのをコーチに相談したんです。

ーそこでコーチはなんと?

「また過去のパターンに戻そうとしてますよ。1位を取りに行くっていう決断してるのに、またその現状が忙しいからとか何か理由つけて、またすぐGOALを変えるんですか?これじゃあ1位にはなれませんよ。向き合ってください」って言いました。

忙しいのはもう大前提わかるっていうのをおっしゃってくれて、出口さんも経験されてるんで1番忙しい時間を理解してくれる。

でも「目指してるのはトップでしょ。だからこそ1日で自分と向き合う時間を30分でもいいから、今だからこそ取るように」っていうのを教えていただいて。

確かにそこで、めちゃくちゃ忙しいですけど目指すのはもっと先なので、それでもう1回気持ちを入れ替えて、忙しいなりにも自分と向き合う時間を取ることによって、なんとかギリギリメンタル保ったって感じです。

ーそのしんどい時期を乗り越えて、1億円達成まで行ったわけですね。

そうですね。ノートに毎日書いてました。「1億円達成する」って。

でも入口さんは「1億じゃダメ」って。「1億2000万って書きなさい」って。なんなら「1.5億までいい」って言われました。

ー目標を引き上げられたんですね。

GOALが近くなると人ってスピード感をちょっと緩めちゃうんで、「あ、これいけるな」って予想になると最後達成できないパターンで。「ここで引き上げましょう」って言って、1億2000万もしくは1億5000万ぐらい設定してそこを目指してください、という形で終わらせました。

1億円達成の先に見えた「本当にやりたいこと」

ー1億円を達成された時はどんな気持ちでしたか?

本当に想像してなかったです。でも、その時は大変でしたけど、今となっては面白かったですね。

自分がトップ取りたいっていうことをお客さんにも宣言して、1億円っていう結果も伝えたんですよ。みんな「おめでとう」って一緒に喜んでくれたりとか、ちゃんと僕がした成果に対して一緒に走ってくれてるというか。

なんか、そういうところでも新しいお客様とか取引先様の見え方がちょっと変わって、もっともっと自分も人に喜んでもらえるために、ちゃんと頑張るっていうのも見つけられたので最高でした。

ー今後の展望についても聞かせてください。

やっぱり1位は自分のこれからの人生の基盤にしたいんで、その先、ちゃんと自分がチームを持ったり、事業をしたりとか。

やっぱりそうなった時に、どういう人についていきたいかとか、どういう人と一緒に仕事をしていきたいかって考えた時に、結果を出して好きなことを夢中でやってる人とやりたいと僕だったら思うので、もっともっと高いGOALに向かって進んでいってます。

ー最後に、現在モヤモヤを感じている読者の方々へメッセージをお願いします。

僕自身、コーチングを受けて現実を変えることができました。すごい今、お仕事も楽しいですし、毎日ワクワクしてGOALを目指して今も走ってます。

人と比べてしまったりしてる部分もあったんですけど、今、自分のいいところをたくさん見つけることができて、毎日むちゃくちゃ楽しいです。

今、現状にモヤモヤしてる人や、もっともっと自分を変えたい方、少しでもコーチングに興味がある方は、ぜひ挑戦してみてください。


井波さんのように、「2番で十分」という思い込みを突破し、本当にやりたいことに向かって走り続けるキャリアを築きませんか?

コーチングを通じて、あなた自身の「逃げ癖」を「挑戦する力」に変える第一歩を踏み出してみてください。


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この記事を書いた人

島田隆則のアバター
島田隆則 株式会社ミズカラ CBDO

キャリアと組織開発の専門家。人材広告会社→株式会社リクルートキャリアを経て独立、現株式会社ミズカラ執行役員CBDO、日本認知科学コーチング協会理事、パーソナルジム「B_e Fitness」代表。ベストボディジャパン初出場にして日本一・元日本代表の実績を誇る。「キャリアの概念を変える」を掲げ、自身のYouTubeチャンネルでは本音のキャリア論を発信。

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