働く意味がわからなくて、仕事をする気が起きない
働く意味がわからないのに、定年まで働き続けられるだろうか?
仕事への意味が見出せないあなたに、働く意味の見つけ方を解説します!
「社会人になって1年、働く意味がいまだにわからない……」
「この仕事は社会のために役立っているのかな……」
「仕事をする意味がわからなくなった…」
やりがいもなく、家と会社を往復する日々。
「働く意味がわからない…」と悩んでしまいますよね。
生活をするために、働くことは必要。
でも、それだけでは物足りない。
お金のためだけに仕事をしようとすると、モチベーションがわかず、苦しくなります。
この記事では、働く意味がわからず悩むあなたに向けて、働く意味の見つけ方を解説。
この記事を読めば、世間一般的なものではない、あなたらしい「働く意味」を見つけ出せます。
働く意味がわからないと感じる5つの理由
働く意味が分からないと感じる理由には、以下のものが挙げられます。
- 仕事にやりがいを感じられない
- 社会の役に立っていると思えない
- 仕事で成果が出ない
- 毎日同じことの繰り返しで辛い
- 将来のビジョンが見えない
仕事にやりがいを感じられない
仕事にやりがいを感じないと、働く意味がわからなくなります。
作業になってしまうからです…
やりがいのない仕事は、ただ業務をこなしているだけ。
指示に従い、ただ動くだけの作業になってしまいます。
- 何のために働くのか
- 何の意味があるのか
- 誰のための仕事なのか
やりがいを感じないことで、働く意味を見失ってしまいます。
やりがいを見出すためには、キャリアのプロに相談するのもおすすめです。
プロの意見を聞くことにより、自分がどうすれば良いかが見えてきます。
おすすめのキャリアコンサルタントを下記の記事で紹介しているので、ぜひご覧ください。
社会の役に立っていると思えない
社会の役に立っていないと思うと、働く意味を見失ってしまいます。
この仕事に意味はあるの?と思いますよね。
仕事にやりがいを感じられるのは、誰かの役に立っているから。
- 人のため
- 社会のため
- 会社のため
必要とされているから、頑張ろうと思えます。
誰にも必要とされず、評価もされないと、やる気は出ません。
「何のために仕事をしているのだろう?」と働く意味がわからなくなります。
仕事で成果が出ない
仕事で成果が出ない場合も、働く意味を見失います。
続ける意味がないと思ってしまうからです。
仕事をしている実感ができるのは、成果が出るから。
結果が出るから、もっと頑張ろうと思えるのです。
成果が出ない日々が続くと、ネガティブな気持ちに。
「必要とされているのかな?」と思ってしまいます。
仕事に対する達成感を得るためにも、成果が出ることは欠かせないのです。
仕事で成果が出ないときは?
仕事で成果が出ないときは、『強み』を探しましょう。
強みを発揮できる仕事が、成果の出せる仕事です。
こう思ったあなたには、強みがわかるワークシートをプレゼント。
仕事で成果を出すための第一歩として、強みを見つけてみてください。
毎日同じことの繰り返しで辛い
同じ業務を繰り返す場合も、働く意味がわからなくなります。
日々の変化は大切です……
仕事に変化がないと、仕事に飽きてきます。
変化がないので成長も実感できません。
仕事を通して得られるものがなく、成長も実感できない。
「何のための仕事だ?」と感じてしまいます。
将来のビジョンが見えない
将来のビジョンが見えない場合も、働く意味が見出せなくなるので要注意。
いつまでこの仕事をするの?と思いますよね。
en転職の調査によると、2人に1人が「キャリアプランを立てていない」と回答。
将来のことを考えられていません。
仕事を続けられるのは、将来に希望があるから。
- 出世したい
- もっと稼ぎたい
- もっと大きなプロジェクトを担当したい
将来の夢があるから、仕事を頑張れます。
しかし、将来のビジョンがないと目標を立てれません。
目指す場所がなく、働く意味を見失ってしまいます。
働く意味がわからないのは「正解」がないから
働く意味に、そもそも正解はありません。
自分がどう思うかです。
その人が正解と思うなら、すべてが正解。
人と同じである必要もありません。
- 世間一般的には~
- 社会的には~
- 常識として~
このような風潮は、全部忘れて構いません。
大切なのは、自分の本心で考えること。
ほかの人の意見にまどわされず、あなたなりの「正解」を考えてみてください。
自分なりの正解を考えるためにおすすめなのが、GOAL設定ワークシート。
ワークシートを使うことで、これから自分はどうするかが見えてきます。
下記のページから無料でゲットできるので、ぜひ使ってみてください。
働く意味がわからないときに知りたい4つの働く意味
働く意味について、今一度考えてみましょう。
内閣府の世論調査によると、世間の働く意味は、以下の通りになりました。
お金を得るために働く | 63.3% |
生きがいをみつけるために働く | 14.1% |
社会の一員として、務めを果たすために働く | 11.0% |
自分の才能や能力を発揮するために働く | 6.7% |
それぞれの働く意味について、詳しく解説します。
引用:内閣府「国民生活に関する世論調査」
お金のため
内閣府の調査で多かったのが、お金のため。
3人に2人がお金と答えています。
「仕事=生活をするため」
このように考える人が多い状況。
生きていくために、当然ですがお金は必要です。
やりがいではなく、お金と割り切ってしまうのも一つの選択肢でしょう。
社会のため
社会の一員として、自分の力を使いたいと考えている人もいます。
自分の力で社会を豊かにするためです。
世の中には、社会に欠かせない仕事が数多くあります。
たとえば、水道や電気などのインフラ。
食料品などの生活必需品を作っている方もいるでしょう。
どのような仕事も、社会にいる誰かの役に立っています。
「社会の一員として働くんだ」とやりがいを持ち、仕事に取り組む方もいるのです。
能力を発揮するため
自分の能力を発揮するため、仕事を頑張る人もいます。
成果を出すことが、やりがいになります。
能力を発揮できれば成果が出て、周囲に認められます。
周囲に認めてもらうことが、やりがいにつながっている方も多いでしょう。
生きがいのため
仕事を通して、自分の生きがいを見つけている方もいます。
仕事だからこそ、実現できることもあります。
- 好きな仕事をする
- 成果を出して認めてもらう
- 仕事を通して有名になる
- 「ありがとう」と感謝をもらう
人によって、生きがいは様々です。
また、まだ生きがいは見つけられていないけど、仕事を通して見つけようとする人も。
プライベートでは実感できない生きがいのために、仕事をする人もいるのです。
働く意味がわからないときの6つの対処法
働く意味がわからないときは、以下の4つを試してみてください。
- 理想の状況を考える
- 自分が人の役に立てることを見つけ出す
- やってみたい仕事を考える
- プライベートを充実させる
- 憧れの人について考えてみる
- キャリアのプロに相談する
理想の状況を考える
仕事をするうえで、理想の状況を考えてみましょう。
自分が満たされる瞬間はいつですか?
働く意味がわからないのは、目標がないから。
目指す場所がないから、意味のない仕事だと感じてしまうのです。
- 誰よりも活躍したい
- みんなに認められたい
- お客さまに感謝されたい
小さな理想でも、大きな理想でも大丈夫。
理想を考え、実現を目指すことで、働く意味を見出せるようになります。
自分が人の役に立てることを見つけ出す
働く意味がわからないときは、人の役に立てることを探しましょう。
仕事とは、人の役に立つことです。
働く意味がわからないのは、役に立つ感覚がないから。
「自分は何をしているのだろう」という感覚に襲われています。
この作業が何の役に立っているかわからない。
誰のために仕事をしているのかわからない。
これが積み重なり、働く意味がわからなくなるのです。
人の役に立てることを見つければ、自分の働く意義がわかります。
どのような形で人に貢献できるのか、ぜひ考えてみてください。
やってみたい仕事を考える
働く意味がわからないなら、やってみたい仕事を考えてみましょう。
やりたいことならやる気も出ます。
働く意味がわからないときによくあるのが、自分が決めた仕事ではないから。
人から言われた仕事だから、何のためにやっているかわからないのです。
なんとなくで就職し、言われたことをなんとなくで仕事をする。
これでは、働く意味がわからないのも当然です。
自分が何をしたいのか考え、その仕事をやってみましょう。
自分で決めたことであれば、何のために仕事をするのかも見えてくるはずです。
プライベートを充実させる
プライベートを充実させ、メリハリを付けるのも大切です。
趣味のために頑張ろう!となります。
働く意味を見出せるのは、仕事の中だけではありません。
プライベートのために、仕事を頑張るのも当然OKです。
- 旅行を楽しむために稼ぐ
- 趣味の時間を作るために効率的に仕事をする
- 仕事も趣味も全力で取り組む
プライベートがつまらないと、仕事の気分も落ちてしまいがち。
趣味も仕事も楽しめるほうが、仕事にやりがいも生まれます。
憧れの人について考えてみる
憧れの人を探し、その人がどのように生きているか考えてみましょう。
目標を作るのが大切です。
身近な人でも、有名人でも問題ありません。
理想の人に近づけるように、毎日努力してみましょう。
理想の人に近づくために、仕事への取り組み方が変わります。
自ら考え、仕事に対して前向きに頑張れるようになるでしょう。
働く意味がわからないのは、目標がないから。
目標にする人物を見つけることで、仕事をする意味が生まれます。
キャリアのプロに相談する
働く意味が見出せないなら、キャリアのプロに相談しましょう。
相談することで、新しい世界が見えてきます。
自分だけで答えを導き出すのは、正直大変です。
ほかの人の力を借りて、自分の本心と向き合うことが大事。
働く意味が見出せないときにおすすめなのがコーチング。
方法論を教えるのではなく、質問をメインにあなたの本心を引き出します。
- 〇〇が正解だよ
- 〇〇しないとダメだよ
このように言われないのがポイント。
答えはその人の中にある
この考えをベースに話をしてもらえるので、本心と向き合えるのです。
キャリアのプロの中でもおすすめなのが「キャリスピ」
あなたが本当に実現したいこと引き出し、叶えるサポートをしてもらえます。
キャリスピを受けて人生が変わった方の体験談を動画で紹介しているのでぜひご覧ください。
【年代別】働く意味がわからない場合によくある理由
働く意味がわからなくなってしまう理由を、年代別に紹介します。
20代の場合
20代の場合、そもそも仕事について考えたことがない場合が多いです。
リ・カレント株式会社の調査によると、自分の仕事観を持っているのは10人に1人。
10人中9人は、働く意味がない、明確にはないと回答しています。
少ないです。
- 考える機会がない
- 周囲に手本がいない
- 仕事観がそもそもわからない
働く意味を見つけたくても、見つけ出せない環境にいる人は多いのです。
キャリアに悩む20代は、キャリア相談をするのもおすすめ。
下記の記事でおすすめのキャリア相談を紹介しているのでぜひ参考にしてください。
30代の場合
30代に多いのは、「働く意味を見いだせないまま30代になった」ケース。
20代のころから変わらず、働く意味を見いだせていません。
en転職の調査では、10人中9人が「働く目的はお金」と回答。
働く意味が特になく、生きるために働いています。
20代で働く意味を持っていないと、ズルズルとそのまま30代へ。
なんのために働いているんだろう?が一生付きまとってしまいます。
40代の場合
40代になると、キャリアに停滞感が生まれます。
- 会社から評価されなくなってきた
- 会社のために頑張ってきたのに報われない
なんのために働いてきたんだ?
行き詰まりを感じてしまう40代は、改めてキャリアについて考える必要があります。
働く意味がわからない状況から抜け出した人の体験談
働く意味がわからない状況から抜け出した人の体験談を紹介します。
- 本当にやりたいことを見つけ出した大澤さん
- 成果に追われる状況を抜け出した小木曽さん
- 仕事へのやりがいを取り戻した田所さん
本当にやりたいことを見つけ出した大澤さん
本当にやりたいことを見つけ出せたのが大澤さん。
自分のやりたい仕事についていたはずなのに、何かモヤモヤする。
成果が出ても満たされない日々を過ごしていました。
そんなときに、たまたま見かけたコーチングを受講。
自分が本当にやりたいことができていないことに気づいたのです。
いつの間にか周囲にあわせることに慣れ、自分らしさを失っていた大澤さん。
コーチとの対話により、本当にやりたい仕事を見つけ出せました。
やりたいことを実現するために選んだのは転職。
開発職からキャリアコーチとなり、イキイキと働ける毎日を過ごしています。
大澤さんにインタビューを実施したので、その様子もぜひご覧ください。
成果に追われる状況を抜け出した小木曽さん
成果に追われ続けていたのが小木曽さん。
成果を出しても出しても、満たされない日々が続いていました。
満たされないから新しい事業を始めるけど、やっぱり満たされない。
何をやっても、成果に追われ続ける日々を過ごしていたのです。
小木曽さんが変われたのは、コーチングで自分の状況に気づけたから。
「人の期待にとらわれている」状態だったのです。
だからこそ、成果を出しても満たされない。
また人の期待に応えるために、次の成果を追い続ける。
自分のためではなく、人のために働いていました。
コーチングで自分と向き合うことにより、なんのために働くかに気づけるように。
人の期待ではなく、自分の本音で行動できるようになったのです。
小木曽さんの変化については、下記の動画で紹介しているのでぜひご覧ください。
仕事へのやりがいを取り戻した田所さん
仕事へのやりがいを取り戻せたのが田所さん。
成果は出ているけど満足できない。
年収も満足しているけど何かモヤモヤする。
なんのために働いているのか、よくわからない状況が続いていました。
学生時代は「野球の指導者になりたい」と考えていた田所さん。
しかし、実現することができず、営業職を選ぶことになりました。
その際、なんとなくで決めてしまった後悔から抜け出せていなかったのです。
本当にやりたい仕事ではなかったから、成果は出ても満たされない。
働く意味がわからない状況に陥っていました。
田所さんが変われたのは、自分が本当にやりたいことに気づいたから。
今、改めて何がしたいかを考え、実現するために行動しました。
一番大事だと考えたのは、「誰と働くか」
名前や規模で会社を選んでいたところから、自分の軸で選べるように。
自分で決断し、行動した結果、仕事へのやりがいを取り戻した田所さん。
田所さんが変わった様子は下記の動画で紹介しているのでぜひご覧ください。
働く意味がわからない人からよくある質問
働く意味がわからない人からよくある質問は、以下の通りです。
- 働く理由のランキングが知りたい
- お金以外の働く理由にはどんなものがある?
- なんのために働くのかわからなくなったらどうすればいい?
- 働く理由のランキングが知りたい
-
「doda」の調査結果によると、はたらく理由は以下の通りの結果になりました。
スクロールできます順位 働く理由 割合 1位 生きていくため 56.3% 2位 趣味や嗜好品を豊かにしたい 19.4% 3位 家族を支えるため 8.1% 4位 やりがい・好きな仕事だから 3.5% 5位 社会人として働くのは当たり前だと思うから 2.7% 働く理由のランキング - お金以外の働く理由にはどんなものがある?
-
お金以外の働く理由には、以下のようなものがあります。
お金以外の働く理由- やりがいだから
- 好きな仕事だから
- 成長につながるから
- 社会とつながりを持ちたいから
- 社会の役に立ちたいから
- なんのために働くのかわからなくなったらどうすればいい?
-
なんのために働くかがわからなくなったら、キャリア相談を受けましょう。
ミズカラくん
1人で考えられる範囲には、限界があります。
プロの力を借りて、思考をスッキリさせましょう。
まとめ:働く意味がわからないときはキャリア相談をしてみよう
働く意味がわからなくなったら、キャリア相談をしてみましょう。
自分だけで考えていても、答えがでないこともあります。
そもそも、働く意味に明確な正解はありません。
自分がどう思うかが答えです。
しかし、自分の本心に気付くのはなかなか難しいこと。
だからこそ、プロが頼りになります。
キャリア相談を受けることで、働く意味を見つけ出せた方の事例をご紹介。
なんのために働くのか苦しんでいる方は、ぜひご覧ください。