大手小売業で成果を出し、 役職も上がるが、心が満たされず虚しい毎日
7年勤めた会社を退職
自分の本音を軸にして、 仲間と熱中できる仕事へ
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夢だった仕事で成果も役職も手に。なのになぜか満たされない。
当時は、高校生の頃から憧れていた大手の小売会社で商品開発に勤めていました。
世間的にヒットする商品を手掛けて、役職も上がっていきました。周りからは『すごいね』『順調だね』って声をかけてもらえて、確かに順風満帆に見えたと思います。
でも、抱いた気持ちは「こんなものだったのか」と、実際成果を手にしても、感覚は想像していたものと違っていて。
成果を出せば出すほど次の数字を求められて、頭の中はいつも仕事のことでいっぱい。やりたかったはずの仕事なのに、なぜか心が満たされず、苦しかったです。
気づいたら「効率よく仕事をこなすこと」だけを考えて、周りの期待に必死で応えようとしている自分がいました。
「やりたいことをやれているはず」って自分に言い聞かせながら、4年間もこの「虚無感」と付き合っていました。
そんなとき、MIZUKARAのYoutubeで、仕事もプライベートも充実させている人たちの姿を見つけたんです。
「こんな働き方、本当にできるんだ！」って。思わずセミナーに申し込んで、その後の体験コーチングで人生が大きく変わりました。
「自分の本音を誤魔化して生きてきたんじゃないか？」「あなたの言葉が入ってこないです。」
まさに、その通りでした。
ずっと自分に蓋をして、「こうあるべき」という型にはまりながら生きてきました。それを、目の前のコーチに一瞬で見抜かれました。
体験コーチングで「70歳になった自分」を想像するワークがありましたが、
「このままの人生で、70歳の私は満足しているだろうか？」
と考えた瞬間、「このままでは絶対に後悔する」と思いました。
私は、もっと本音で生きたい。
もっと、自分のやりたいことに没頭したい。
「変わるなら、今しかない。」
その思いが決定的になりました。
-20代で7年勤めた会社を辞める- 安定を捨て転職を決断
大きな決断は転職でした。
『今の職場でやりたいこと、実現できますか？』。
と聞かれて、「できていないな」と思って、手放すしかないと思いました。
まさか自分が安定した企業から転職を決断するなんて、
思っていなかったので
「この先どうしよう」
「手放すの怖いな」と、いった気持ちが大きかったです。
またキャリアを作っていかないといけないのかと、会社に「辞めます」といった後、とても不安になりました。
そんな中、「辞めるのが本当に正解なのか？」と、コーチにブレている自分が出てきちゃったことを伝えたら、すぐに面談を組んでくれて、
「すみれさんブレていないです。」『ヒリヒリしている感覚が正しいです』と言われ、
この決断は間違っていないんだ。ここで変えていくしかないんだ。という感覚になりました。
もし決断できていなかったら、今もずっと心が満たされていなかったかもしれません。
仲間と熱中して毎日仕事する
転職後、「人と本音で関わりたい」という想いからキャリアコーチとして、多くの人の人生に関わる仕事をするようになりました。
自分を変えたから、フィットする環境が目の前に現れて、人間関係も大きく変化しました。仕事のスタンスも変わりました。
「降りてきた仕事をこなす」から、「自分がやりたいことを提案し、挑戦する」ようになりました。
以前は、「ミスをしないように、周りの期待に応える」ことを優先していましたが、今は、お互いに高め合いながら、一緒に成長していく仲間がいます。
仲間と熱中して毎日仕事できていることが嬉しいです。
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