
起業したものの、同僚の機嫌ばかり気になって仕事に集中できない。悪い報告をする時、まるで子供時代に親に怒られる時のような恐怖を感じる。帰りの電車では息が苦しくて、夜も眠れない日々が続く。
「本当にこれが自分のやりたいことなのか?」
そんな疑問が頭をよぎりながらも、抜け出せずにいる -。
今回ご紹介する木村一貴さん(26歳)も、まさにそんな状況にいました。医療系人材紹介から起業の道へ進んだものの、同僚との人間関係で板挟みになり、「機嫌を怯える日々」に苦しんでいたのです。
しかし、コーチングでの自己理解を通じて、無意識に眠っていた「愛を返したい」という本来の欲求と出会い、人生が一変。転職後は新人賞全国1位、顧客満足度全社1位を獲得し、さらには結婚も実現させました。
同じような課題を抱える方の87%が、自己理解により劇的な成果改善を実現している中、木村さんはどのような変化を遂げたのでしょうか
同僚の機嫌を気にする。
「本当にこれが自分のやりたいことなのか?」
そんな疑問が頭をよぎりながら働く。
キャリアアドバイザーに転職。
新人賞全国1位と顧客満足度1位を同時達成
\ 想像を超えた現実を作るなら/
※強引な勧誘は一切ありません
「機嫌を怯える地獄」──起業が生んだ予想外の苦悩
ー木村さん、本日はよろしくお願いします。まず、キャリスピを受ける前の状況について教えてください。
当時は本当に苦しい状況でした。
元々は医療系の人材紹介でキャリアアドバイザーをしていました。
同僚と意気投合して、一緒に総合型人材紹介で起業することになったんです。
札幌から東京に出てきて、「これで自分の道が拓ける」と期待していました。
最初はめちゃくちゃやりがいもあって、本当に楽しかったんですね。でも、だんだん自分の中で周りからの目線を気にしてしまうようになって。
ーどのような変化があったのでしょうか?
起業メンバーは元同僚ということもあり、同じぐらいの立場だったのに、どんどん上下の関係性ができてしまって。同僚の機嫌を気にするようになったんです。
特に辛かったのは、悪い報告をする時でした。「どうやって伝えればいいんだろう」「相手の機嫌が下がらないかな」って、常にビクビクしている感じになってしまって。
まるで子供の時に親に怒られないようにする時のような感覚でした。昔から野球をやっていて、ミスやエラーをした時に怒られないようにプレイしようとしてしまう—本来楽しいはずなのに、そんな感覚とすごく似ていたんです。
ーその頃の日常生活はどのような状況でしたか?
本当に自分がこれをやりたいことなのかなっていう疑問が強くて、夜も眠れないし、ご飯も食えない状態でした。
特に行き電車が本当にしんどくて、息が辛くて。自分が想像していた部分とは全然違う状況になっていましたね。
きっかけは同僚の一言──「本を読むだけでは変われない」自覚
ーそんな中で、コーチングと出会ったきっかけを教えてください。
同僚から「こういうサービスがあるよ」って聞いたんです。最初は「そんなのがあるんだ」ぐらいの感じでしたね。
でも、自分で「下がり始めた自分をどうやったら変えられるんだろう」って考えた時に、
これまで本を読むとかそういうことだけじゃ変えられなかった過去の経験などがふとよぎり、受けてみようかなって素直に思いました。
ーどのような思いで体験コーチングに申し込まれたのですか?
マインド面をレベルアップしたかったんです。
これから起業して上がっていくぞ、という時に、どうしても「なんか弱いな」って感じる部分が自分にあって。そこを何とかレベルアップしていきたいなっていうのが強かったですね。
「蓋をしていた自分」との出会い──無意識の欲求が明らかに
ーコーチングを通して、どのような発見がありましたか?
自分の本音を引き出すような会話をしてくれたので、自分に集中できるようになって。そこで分かったのは、本当にやりたいことを全部押し殺して、周りの機嫌を伺ってやってしまってるなっていうことでした。
向き合ってきたつもりだったんですけど、コーチングを通した自己理解で鮮明に分かったんです。
ーそこでどのような無意識の欲求が見つかったのでしょうか?
「愛を返したい」—それが自分の原動力だったんですよね。
結構幼少期から愛を受けてきたので、恩をもらったらそれを返したい、もらった以上の恩を返したい。そこが自分の原動力でした。
ーそれに気づいた時はどのような感覚でしたか?
分かってたつもりだったんだけど、なんか蓋してしまってた自分がいて。正解・不正解を求めすぎてたんです。
本当に自分はシンプルに、人を通してそういうのを返していきたいって思ってたのを、綺麗にやろうとしすぎてたなっていう部分をすごく感じました。
決断の瞬間──コーチング終了5分後の「言い切り」
ー無意識の欲求を発見した後、どのようなGOALを設定されたのですか?
「自分に関わる人全てを迷いなく大切にする世界」—そういうGOALを設定しました。
相手と接する時にちょっと否定的に見てしまったりということがあったので、そこを迷いなくしっかり大切にして、みんなでそこを高め合っている世界。自分がそこにいて幸せだし、自分の周りにいる人たちもすごく幸せなんだろうなって見えたので。
ーでも、そのGOALを設定してからが大変だったのでは?
まさにそうです。そのGOALを設定した自分が、現状として幸せじゃなかったんですよね。
だから、まず自分の現状を変えるしかないっていうところで、同僚と起業した会社を辞めて転職するっていう決断をしました。
ーその決断はすぐにできたのですか?
いえ、本当に大変でした。「やめる」って言ったのに、やめられなくて…。なんで言えないんだろう、なんで負けちゃうんだろうって、本当に自分と向き合う日々がずっと続いてました。
最終的に決断を伝えたのは、コーチとのセッションが終わった5分後でした。セッション後に「もう言い切る」って決めて、すぐに伝えに行ったんです。
ーその時はどのような心境でしたか?
大前提として、同僚と起業した仕事をやめるなんて選択肢はなかったんですよね。やめられないって勝手に思い込んでいて。
前の自分だったら、適当なことを言って納めようとしてたんですけど、これじゃあ人生変わらないなと思って、本音で同僚に想いと自分のGOALについて伝えました。同僚も素直に応援してくれて、嬉しかったです。なんか僕が怖がりすぎていたというか相手を正しく見れていなかったなという気づきもありましたし、人に本音を話せば伝わるという成功体験でした。
「うわ、これだわ」──オフラインでの関わりに宿る本来の強み
ー転職後はどのようなお仕事に就かれたのですか?
医療系に特化した人材紹介で、キャリアアドバイザーをやってます。
自分たちでやってた時は、オンライン上での人材紹介スタイルだったんですけれども、今度の会社は基本的に対面での面談やオフラインでの関わりをすごく大事にしているところに転職しました。
ーなぜオフラインにこだわったのでしょうか?
コーチングの中で、いろんなエピソードを話していく中で気づいたんです。自分が一番夢中になれるのって、オフラインで相手と対話している時だったんですよね。
それに気づいた時は「うわ、これだわ」みたいな感じでした。
奇跡の成果──新人賞全国1位と顧客満足度1位の同時達成
ー現在はどのような成果を出されているのでしょうか?
転職してすぐに、新人で最速で受注を上げることができて、新人賞を全国の中で1位を取らせてもらいました。月間の数字も、前職の人材紹介をやっていた時より倍以上の平均数字が上がったんです。
それから、顧客満足度のアンケートで全社1位もいただいています。
ーその差は何から生まれているのでしょうか?
前までの自分だったらクライアントさんに「転職しましたね、ありがとうございます」ぐらいの関わりだったんですけど、今は本当に人として向き合えているんです。
オフラインで会うことによって、その人の想いや、これを話している時の気持ちをすごく汲み取ることができて。それが数字に繋がったのかなって思います。
「ありがとう」も、テキストや文面ではなくて直接言ってもらえるのは本当に嬉しいですし、その気持ちがどんどん強くなってますね。
仕事だけでなく──結婚という人生の大きな決断も
ープライベートではどのような変化がありましたか?
受講当初、付き合っていた彼女がいたんですけれども、自分の体調や状態があまり良くなかったので、結婚は正直考えられなかったんです。
でも、担当コーチに背中を押してもらって、一歩踏み出したことによって、今は彼女と結婚できて幸せに過ごせています。
ーまさに「自分が幸せになることで周りも幸せにできる」状態ですね。
本当にそうですね。自分自身も幸せになっているので、すごく良かったなと思います。
今、同じ悩みを抱えるあなたへ──「一歩踏み出す勇気」の先にあるもの
ー最後に、同じような状況にいる方へメッセージをお願いします。
僕がよく思うことが、あの時コーチングを受けてなかったら今どうなってるんだろうっていうことです。
やっぱり一人じゃなかなか変われないですし、自分の今の現状に満足してないっていうところが、当時は僕もすごく大きかったので。
今、コーチングを受けてみたいとか気になってるっていう方は、ぜひこの一歩を踏み出してほしいなと思います。必ずコーチが引き出してくれると思うので、悩んでる方はぜひ受けてみてください。
\ 想像を超えた現実を作るなら/
※強引な勧誘は一切ありません
