- 「向いてる仕事」と「やりたい仕事」はどっちを選ぶのが正解?
- どちらの方が成果を出せて、仕事も楽しめる?
自分に合った仕事がわからず悩む方に、「正しい仕事の選び方」を徹底解説!
「向いてる仕事の方がストレスフリー?」
「やりたい仕事の方が楽しくて充実する?」
どちらを取るべきなのか、悩んでしまいますよね。
「仕事でストレスを抱えずイキイキと働きたい。」
このように考えるのは、とても自然なことです。

結論、両方取るのが正解です。
正しく適職を探せば、『向いている仕事×やりたい仕事』に就くことができます。
「向いてる仕事」×「やりたい仕事」=本当の適職
この記事ではキャリアのプロであるGOAL-Bが、正しい適職の探し方を徹底解説。
この記事を読み実践すれば、キャリア迷子を終わらせることができます。
「向いてる仕事×やりたい仕事」を見つけるには、自分と向き合い、強みを見つけることが重要です。
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向いてる仕事かやりたい仕事か迷った場合は、キャリアコンサルタントに相談するのもおすすめです。
おすすめのキャリアコンサルタントを下記で紹介しているのでぜひご覧ください。

「向いてる仕事」と「やりたい仕事」は両立できる

「向いてる仕事」と「やりたい仕事」は両立可能です。
というよりも、両立させない限りあなたのポテンシャルは発揮できません。

モヤモヤが消えることもないでしょう。
「そんなわけないだろう」
「そんな都合のいい話あるワケない」
このように疑ってしまう気持ちはよくわかります。
実は、「向いてる仕事」と「やりたい仕事」はリンクしているのです。

そのヒントとなるのは”強み”。
強み=欲求(want to)
強みとは本来、「意識しなくても自分ができてしまうこと」を指します。

「ついついやっちゃうこと」と言ってもいいでしょう。
もはや三大欲求と同じく、「満たさないとつらい」というレベルのもの。
自然にできてしまうので、当然他人よりも異様に上手く、スムーズにできてしまいます。
つまり、強みを発揮出来る仕事は「向いている仕事」でもあり「やりたい仕事」でもあるのです。
- ついつい人に熱量をもって教えてしまう
- ついつい綺麗に整理したくなってしまう
- ついつい何でも深く考えてしまう
- ついつい人の悩みに聞き入ってしまう
しかし、ただ頭で考えるだけでは深掘り不足で、本当の強みを見つけられません。
下記では、認知科学をもとにして作成された、本当の強みがわかるワークシートを配布しています。

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「向いてる仕事」と「やりたい仕事」の違い

まずは「向いてる仕事」と「やりたい仕事」の違いを明確にしましょう。
どちらも「強み」とリンクしている点は共通していますが、重視するポイントが異なります。
- 「向いてる仕事」=”強み”重視
- 「やりたい仕事」=”興味”重視
それぞれの特性を理解し、自分に最適なキャリアを見つけるための指針としましょう。
「向いてる仕事」とは

「向いてる仕事」とは、自分の”強み”を活かせる仕事。
自分の強みを活かせる天職の見つけ方はこちら

メリット | デメリット |
---|---|
スムーズに仕事が進む ストレスが少ない 成果を出しやすい | 興味や価値観とズレた場合、「こなせるけどモヤモヤする」状態に |
【デメリットの例】
- 健康食品に興味があるのに、ジャンクフード部門で働きモヤモヤ
- 家族を大切にしたいのに、仕事に忙殺される
「向いてる仕事」は、「英語」や「プログラミング」といったスキルと混同されがちです。
しかし、そういった表面的なスキルと強みは異なります。
強みとは、生まれ持った自然に発揮できる能力であり、スキルは後天的に身につけるもの。

混同しないよう注意が必要です。
自分の強みや価値観を知りたい方は、キャリアアンカー診断を行ってみるのもおすすめです。
キャリアンカー診断についてや診断方法は、以下の記事で解説しています。

「やりたい仕事」とは

「やりたい仕事」とは、自分の”興味”を中心に選ぶ仕事。
メリット | デメリット |
---|---|
主体的に学び続けることができる 粘り強く取り組むことができる | 現実と理想のギャップに苦しむことがある 視野が狭くなる |
【デメリットの例】
- 華やかな世界に憧れていたが、実際は地味な作業ばかり
- 実際に業界に入ってみると人間関係が酷かった
「やりたい仕事」は、具体的な職業よりも「分野・業界」に対する意識が強い傾向があります。
時には「憧れ」や「イメージ」といった要素も含まれるため、注意が必要です。

好きなことを仕事にするのは素晴らしいですが、内情をしっかり把握するようにしましょう。
自分の本当のやりたいことを明確にするには、自分の強みを把握することも重要です。
以下では、自分の強みややりたいことが明確になるワークシートを配布しています。
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「向いてる仕事」と「やりたい仕事」の優先順位

基本的には「向いてる仕事」を優先しましょう。
興味は後からでも湧いてくることが多いからです。
成果が上がってくれば、楽しめるようになることもあります。

「慣れ」や「習熟」は楽しさを生みます。
もちろん、始めから興味のある分野に進むのは良いことです。

しかし、「やりたい仕事」にこだわり過ぎると、視野が狭くなることも。
※「やりたい仕事」は視野狭窄のリスクあり。
結果的に、強みを無視した仕事を選んでしまう可能性があります。

「やりたい仕事」は時に諸刃の剣でもあります。
とはいえ、先ほども言ったように「向いてる仕事」と「やりたい仕事」は本来、両立可能です。
というよりも、強みがわかれば必然的にそれは”向いてもいる”し”やりたくもある”のです。
向いてない仕事・やりたくない仕事を続けた人の末路

辛い仕事を我慢して続けることは、必ずしも良い結果を生むとは限りません。

よく「石の上にも三年」と聞きますよね。
しかし、向いてない・やりたくない仕事には、必ず以下のような“歪な努力”がセットです。
- 「無理やり」
- 「頑張って」
- 「気合で」

例えば、営業が辛いと感じながら気合いで乗り気ろうとしても、長続きしません。
遅かれ早かれ、その歪みが限界を迎え現実の問題として噴出し始めます。
- 原因不明の体調不良
- 人間関係の悪化
- 自己肯定感の低下
- 自信の喪失

あらゆることが上手くいかなくなってくるのです。
一度壊れてしまった心身を元に戻すのは、非常に時間がかかること。
最終的には、心身の健康を損ない、生活基盤が崩壊することもあります。
また、なんとなくでやり過ごせたとしても「とりあえず3年の3年が過ぎたけど…」と次の一手がわからずに時間を無駄にしてしまう人も多いです。
強みを無視した仕事を続けることは、長期的に見て何も良いことをもたらしません。
自分の強み理解し、やりがいを感じられる仕事を見つけることが重要です。
以下では、自分の強みがわかるワークシートを配布しています。

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「向いてる仕事」「やりたい仕事」がわからなくなる3つの理由

「向いてる仕事とやりたい仕事、どちらにしたらいいんだろう…」
「そもそも向いてる仕事・やりたい仕事なんて幻想じゃないのか…?」

このように、キャリアプランが思いつかいと迷走している人も多いですよね。
「向いてる仕事」「やりたい仕事」がわからなくなってしまう多くの理由は以下の3点です。
- 「苦手=克服すべき」と思い込んでいる
- 本音を押し殺している
- 強みを見つけていない
「苦手=克服すべき」と思い込んでいる

自分の苦手なことに相対したとき、「克服すべき」という思い込みを持つ人は少なくありません。

義務教育で嫌というほど刷り込まれてきた思考です。
『苦手なことは克服して当然なのでは?』
このように疑問を抱く方もいるでしょう。
実はこの思考が、「向いてる仕事・やりたい仕事」を明確にできなくさせる原因なのです。
なぜならシンプルに、非常に非効率的だから。

苦手なことを仮に克服したとしても、やっと上手にこなす人に肩を並べただけ。
それどころか同じ時間で、元々得意な人はさらに得意になっています。
仮に「これが向いてる仕事だ!やりたい!」と思えても、苦手克服思考が邪魔をします。
「でも〇〇が苦手だし、そっちを克服しないとな…」
こう考え、遠回りな選択肢を自ら選んでしまうのです。

とても賢い選択とは言えません。
「向いてる仕事」「やりたい仕事」を見つけ、その仕事を手に入れるならば“苦手の克服”は不要。
「苦手=克服すべき」この思考は捨て去りましょう。
本音を押し殺している

本音を押し殺していては、向いてる仕事・やりたい仕事がわからなくなってしまいます。
本音に基づく欲求・理想を素直に認識して、初めて「向いてる」「やりたい」が判断できるのです。

では、なぜ本音を押し殺してしまうのか?
それは生まれてから今まで身に着けてきた、自分を守るための”鎧”のせいです。
「社会人なんだからしっかりす“べき”」
「親には感謝して恩返しをす”べき”」
「男なんだから弱音を吐く“べき”ではない」
「女なんだから家事を丁寧にこなす”べき”」

このような、常識・偏見・先入観によって自分を縛り付けます。
これらを守っていれば、他人から非難されたり嫌われることはありません。
だからこそ、そのルールの枠から抜け出すのが怖くなってしまうのです。
この思考が邪魔をして、「向いてる」「やりたい」を封じ込めてしまいます。
「出来るわけがない。やるべきじゃない。」
「そんなことするのは甘えだ。」
こうして本音を押し殺し、向いてる仕事・やりたい仕事を「存在しないもの」として否定します。

これではわからなくなるのも当然です。
強みを見つけていない
強みを正確に特定できていなければ、「向いてる仕事」も「やりたい仕事」も見つかりません。
なぜなら、強みと「向いてる仕事」「やりたい仕事」は全てリンクしているからです。
・強み=欲求(want to)
・欲求(want to)=ついついやってしまう”クセ”
【例】ついつい困っている人の話を聞いてしまう
欲求を特定できれば、必然的に向いてる仕事もやりたい仕事も特定可能。

実はとてもシンプルなのです。
強みがわからない状態では、向いてる仕事・やりたい仕事がわからなくて当然なのです。
「向いてる仕事×やりたい仕事」の見つけ方

「向いてる仕事×やりたい仕事」を見つけるためには、まず強みを発見することが重要。
強みとは
自分が無意識にでもやりたくなること、自然に熱中できること。
以下のステップに従って強みを見つけ、向いている仕事とやりたい仕事をリンクさせましょう。
- 今までやってきた仕事を振り返る
- 業務を分解する
- 苦なく夢中に取り組めたものをピックアップ
- 「何が夢中にさせてた?」と問う
以下、4ステップで解説していきます。
今までやってきた仕事を振り返る
まずは過去に行ってきた仕事を振り返りましょう。
過去には、強みを見つけるためのヒントがたくさん詰まっています。
所属していた組織を2つ挙げてみてください。

この時、雇用形態は問いません。
正規・非正規に関わらず、すべての経験が強みを見つける手がかりになります。
【例】
学生時代:コンビニのアルバイト
社会人:製造会社の営業部
業務を分解する
次に、その仕事を具体的な業務に分解しましょう。
業務を細かく分解することで、どの部分に強みが活かされていたのかを見つけやすくなります。
【例】
営業
- 顧客対応
- 新規開拓
- 提案書作成
- プレゼンテーション
- 契約交渉
- アフターフォロー
事務
- データ入力
- 書類整理
- スケジュール管理
- 電話応対
- 会議の議事録作成
- 資料作成
苦なく夢中に取り組めたものをピックアップ
中から、特に苦なく夢中に取り組めたものをピックアップしましょう。
夢中になれるサインとしては、以下のようなものがあります。
- 苦しくない
- 楽しい
- 時間が過ぎるのが早い
- 「もっとやりたいな」と思う
- 疲れはするものの達成感がある
- 自分らしい感覚がある
これらのサインを感じた業務は、自分の強みが発揮されている証拠です。

総じて「充実感」が得られているはず。
苦なく夢中にできた業務は、多ければ多いほど共通点を見出しやすくなります。
「何が夢中にさせてた?」と問う
最後に、「何が夢中にさせていたのか?」を自分に問いかけましょう。

ポイントは「なぜ?」と問わないこと。
「なぜ?」と問いかけると、外発的なモチベーションに目が行ってしまいます。
「お客様のために」
「会社の利益のために」
「同僚にかっこよく思われたいから」
「上司に褒められるから」
これらは自分に焦点が合っていない状態。
自分の強み、本質的な欲求を見つけることが難しくなります。
自分自身に焦点を当て、内なる欲求を見つけることが強みを見つけるために重要です。
【例】
【営業の「新規開拓」】
Q.「何が夢中にさせてた?」
→今までなかった関係が新たに構築されることにワクワクを感じた
【事務の「スケジュール管理」】
Q.「何が夢中にさせてた?」
→ゴチャゴチャしたスケジュールがカチっとハマり整う感じが気持ちよかった
あとは、共通点を言語化するのみ。
上記の例で言えば、このように言語化することができるでしょう。
「バラバラだったものを1つに構築し整える」
そこに「興味のある分野」がかけ合わされば、「向いてる仕事×やりたい仕事」の特定完了です。
夢中になれる仕事の見つけ方に関して、もっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

「やりたい仕事×向いてる仕事」を叶える3つの方法

強みを見つけることで「やりたい仕事×向いてる仕事」は特定可能。

あとは実現するだけです。
「向いてる仕事×やりたい仕事」を叶えるためには、以下の3つの方法が有効です。
- 探す
- すでにやっている人に聞く
- 自分で作る
「向いてる仕事×やりたい仕事」を探す
まずは、自分の「向いてる仕事×やりたい仕事」を世の中から探しましょう。
具体的には、以下のような方法が挙げられます。
- 求人票を見る
- 転職エージェントを活用する
転職エージェントを利用する際、キチンと自分の「向いてる仕事×やりたい仕事」を提示するのが重要。

「向いてる仕事を紹介してもらう」というスタンスはNG。
「自分はこういう仕事が向いていて、こんな仕事がしたいです。」
「その要望に適う求人はありますか?」
あくまで、こちらから提案し“探しに行く”スタンスで利用しましょう。
また、雇用形態に拘る必要もありません。
「あなたが充実して働き、輝くこと」
これが最優先です。
強みを活かせて、充実して働けているのであれば、自ずと成果はついてきます。

より確実性を高めるために、可能な限り実際に足を運んで現場を見るのがおすすめです。
実際の業務を見ないことには、本当に強みが発揮できるかどうかは正確に判断できません。
その点に注意しつつ、世の中から「向いてる仕事×やりたい仕事」を探しましょう。
「やりたい仕事×向いてる仕事」を叶えている人に聞く
すでに「やりたい仕事×向いてる仕事」を実現している人に話を聞くのも有効。
成功している人に「どうやって実現しましたか?」と尋ねるのが、結局は一番早いです。
具体的なアドバイスや、実践的なヒントを得ることができます。

実は成功している人ほど意外なほど親切です。
「仕事の悩み、誰に相談したらいい?」「話を聞く人がいない」こんな方は、まずは本を読んで成功事例を学ぶのも良い方法でしょう。
例えば、業界の成功者の著書やインタビュー記事などが挙げられます。

実現への具体的な道筋が見えてくるでしょう。
具体的な道がわかれば、あとはコツコツ実行していくのみです。
「向いてる仕事×やりたい仕事」を自分で作る
世の中に自分の「向いてる仕事×やりたい仕事」がないこともあります。
その場合は、自分でその仕事を作ってしまいましょう。
最初は「そんなの無理だよ」と思うかもしれません。

しかし、難しく考える必要はないのです。
仕事=誰かに価値を提供すること
小さくとも、誰かの悩みを解決したり、価値を提供できれば立派な仕事です。
お金を頂く事に抵抗があるなら、まずは無料で始めても良いでしょう。

ボランティア活動からスタートする手もあります。
そうやって、自分のスキルや強みを活かせる場を、自ら作っていくのです。
困っている人・求めている人がいるなら、必ずそれは仕事になります。
幸い今の時代は、インターネットなど個人でビジネスを行うためのインフラが整っている状態。
自分の理想の仕事を作り上げるチャンスは広がっています。

まずは目の前のできることから始めてみましょう。
どうしても興味のある仕事がない方は、以下の記事も参考にしてみてください。

「向いてる仕事×やりたい仕事」がわからない時の対処法

「向いてる仕事×やりたい仕事」を見つけるのは、決して簡単なことではありません。
強みを見つけるためにさまざまな方法を試しても、確信が持てないこともあります。
- 本当にこれが向いてるのだろうか?
- 本当に心からやりたい仕事なのだろうか?
このように確信が持てず、結局分からず終いになってしまうでしょう。
そんな時には、以下の2つのアプローチを試してみてください。
- 無料の適職診断を正しく使う
- キャリアコーチングを利用する
無料の適職診断を正しく使う

無料の適職診断は数多く存在しますが、単体では参考になりにくいことも。

ピンポイントに職業を絞ることには向きません。
しかし、正しく使えば「向いてる×やりたい仕事」の特定に役立ちます。
正しい使い方は、「自分の客観的なデータ集め」として利用することです。
つまり、自分という人間の”大まかな傾向”を知るのです。
例えば、以下のような無料診断がおすすめ。
具体的な職業を絞り込むことは難しいですが、自分の強みの傾向を知るのに役立ちます。
複数の診断を受けて共通点が見えてくれば、より自分の強みに自信を持てるでしょう。
キャリアコーチングを利用する

強みを見つけるプロである、キャリアコーチングを利用するのも効果的です。
キャリアコーチは、あなたの強みを引き出し、具体的なキャリアプランの設計まで支援します。
強みは「自分にとって当たり前」のことであり、その性質上、自分では見つけにくいもの。

当たり前すぎて自分では気付けません。
「当たり前すぎて意識できないこと=心理的盲点(スコトーマ)」ともいいます。
自己分析で、それらしきものを見つけられても確信が持てない場合が多くあります。
人に指摘されることで初めて「これが自分の強みだ」と自信を持つことが可能です。
キャリアコーチのサポートを受けることで、自分の強みを確信します。

その強みを、実際の職業に結びつけるのもサポート。
自分ひとりで見つけることに限界を感じたら、ぜひキャリアコーチングを利用してください。
キャリアコーチングについては、以下の動画で詳しく解説しています。
「向いてる仕事×やりたい仕事」を見つける時にやってはいけないこと

「向いてる仕事×やりたい仕事」を見つける際、うっかりやってしまいがちなことがあります。
これらを避けることで、自分に合った仕事を見つけやすくなります。
以下の2点に注意しましょう。
- 「憧れ」で選ばない
- 「名詞」で選ばない
「憧れ」で選んではいけない
「憧れ」で仕事を選んではいけません。
なぜなら、「憧れ」は外側の基準でしかないからです。

憧れ≠自分が本当に求めているもの
キラキラ輝いて見える仕事に憧れて、「自分もなりたい」と思うことは自然なこと。
芸能人やアーティスト、YouTuberなどが典型的な例でしょう。

しかし、その発想は危険です。
「憧れ」の心理の背後には、以下のような外側の基準が潜んでいます。
「チヤホヤされて幸せになれるはずだ」
「誰からも認められて幸せなはずだ」
「有名になれば幸せになれるはずだ」
本当に自分の心が望んでいなければ、仮に手に入れたとしても”空虚さ”は拭えません。
幸せな仕事選びにするためにも、自分の内面にある強みや欲求に基づいて仕事を選ぶようにしましょう。
「名詞」で選んではいけない
「名詞」で仕事を選ぶのも避けましょう。
- キャリアコンサルタント
- 中小企業診断士
- 外資系
こういった「仕事の名前」で判断してはいけません。
「かっこよさそう」
「モテそう」
「稼げそう」
このように抱いていたイメージと、実際の業務に大きなギャップが生じてしまうからです。
イメージで仕事を選択し、以下のように感じる人は多くいます。
「思っていたのと違う…」
「面白くない…」
「つらい…」

入社後に実情を知り後悔するのはよくあること。
「向いてる仕事×やりたい仕事」は、具体的な業務内容、つまりは「動詞」で判断しましょう。
どんな仕事も、結局は「具体的な業務の集合」です。
その業務が、自分の強みや興味に合致しているかどうかを確認することが大切です。
向いてる仕事・やりたい仕事に悩む人によくある質問

向いてる仕事・やりたい仕事に悩む人によくある質問に回答します。
- 仕事が向いてないって甘え?我慢するべき?
- スキルがない場合はどうしたらいい?
- やりたい仕事が向いてない場合ってどうすればいい?
- やりたい仕事がないフリーター・ニートはどうすればいいの?
仕事が向いてないって甘え?我慢するべき?
仕事が向いていないと感じるのは決して甘えではありません。
強みが発揮できず、苦手なことに我慢して取り組むのは非常に非効率的です。
【例】
人の成長をサポートしたいのに毎日PCに向かっている
根本的に業務を変えない限り苦しみは続きます。
また、仕事で成果が出ないことで、仕事にやりがいを感じない状態が続き、モチベーションも下がる一方と悪循環を招きます。
社会のためにも、あなたのためにも、仕事 楽しいと思える場所を見つけましょう。
スキルがない場合はどうしたらいい?
まずはスキルの前に強みを特定しましょう。

むやみにスキルを身につけても、器用貧乏になり向いている仕事を特定できません。
スキルは、強みを活かした延長線上にあります。
自分の強みに基づいて、必要な経験や資格を積み重ねていくイメージです。
具体的な職業を特定した上で、「やりたいけどスキルがないしな…」と感じる場合もあるでしょう。
その時に初めて、その職業に見合ったスキルを身につければいいのです。

焦る必要はありません。
指標なく無計画にスキルを身につけるのとは質が違います。
方向性のある努力は、多少大変でも充実感が得られるものです。
やりたい仕事が向いてない場合ってどうすればいい?
やりたい仕事の中で強みを発揮できるポジションを探しましょう。
【例】
- やりたい仕事
→舞台・演劇に関わる仕事 - 強み
→分析力 - ポジション
→舞台評論家
どうしてもやりたい場合、一度その環境に飛び込むのも一つの手です。

その経験は無駄にはなりません。
無理だと感じたら、潔く引けばいいのです。
「仕事このままでいいのか」「会社に残るか転職するか」迷っている方は、以下の記事も参考にしてみてください。

やりたい仕事がないフリーター・ニートはどうすればいいの?
まずは自分の強みを特定しましょう。
強みの把握は、自己肯定感を上げる助けにもなります。
強み=「ついついやってしまうこと(want to)」
強みを活かしていると、その行為自体が報酬となり、楽しく仕事に取り組めます。
重要なのは、雇用形態を気にせず、自分の強みに基づく仕事を見つけることです。
そうすれば成果が出て認められ、報酬も増えることが期待できます。
また、キャリア迷子を解決するために、キャリアカウンセリングを受けるのもおすすめです。
まとめ:向いてる仕事とやりたい仕事どちらが正解?失敗しない適職探しを解説!

「向いてる仕事」と「やりたい仕事」は両立可能です。
強みを見つけることで、自然と「向いてる仕事」と「やりたい仕事」が一致します。
とはいえ、自分の強みを見つけるのは簡単ではありません。
なぜなら、強みは自分にとって当たり前のことだからです。

当たり前すぎて意識を向ける事すらできません。
- 強みに自信が持てない…
- 強みなんてあるワケない…
このように思う方は、キャリアコンサルタントに相談するのがオススメです。
実際の受講者の声を知りたい方は、以下の動画をご覧ください。