「合わない仕事を続けるとどうなる?」
「向いてない仕事を続けた結果は?」
仕事が合わないと感じる方に、自分に合う仕事を見つける方法を解説します!
「正直、今の仕事があってないな……。」
「このまま合わない仕事を続けていても良いのかな……。」
仕事は合わないと感じるけど、辞めるのはなかなか難しいですよね。
どんな仕事でも3年は続けてみろ

これもよく聞くセリフです。
やっぱり少しでも長く続けた方が良いのかな、と悩む人も多いのではないでしょうか。
転職したいと考えても以下のように、不安になってしまう気持ちもよくわかります。
- 転職できるか不安…
- 転職先も向いてなかったらどうしよう…
とはいえ、合わない・向いてない仕事を続けていると、身も心もボロボロになってしまいます。

仕事だけでなく、プライベートもうまくいかなくなる危険性も
この記事では、向いてない仕事だと気付くサインや、向いてる仕事の見つけ方を解説します。
合わない仕事を続けるとどうなるかも分かるので、次に向けた行動が明らかになるでしょう。
向いてる仕事を見つけるためには「強み」を知った上で、活躍できる仕事を見つける必要があります。
ミズカラではCOOの山宮監修のもと「強みがわかるワークシート」を無料配布しています。
30秒で受け取ることができるので、以下のボタンからチェックしてみてください。
合わない・向いてない仕事を続けた結果

まずは、合わない・向いてない仕事を続けた結果どうなるのかを見ていきましょう。

一般的な意見を参考にしていきます。
生まれるのは「後悔」「疑念」「自己嫌悪」
結論、総じてこの3つの感情が生まれるということが言えます。
後悔:「合わない」思いながら時間を無駄にした後悔。
疑念:「このままでいいのか?」と疑い続け、目の前の仕事に集中できない。
自己嫌悪:「自分は仕事ができない」という認識を育て、自己嫌悪に陥る。
そして、重要な観点があります。
何もしないと、どんどん状況が悪化する
どんなに頑張っても、「加齢」からは逃げられません。

体力も基本的には落ちていくもの。
- 家族を持つ
- ローンを組む
- 高齢の親の介護
どんどん責任が増えていき、身動きが取れなくなっていくのです。
何かいい仕事ないかなぁ…
— あまおう☆ (@pikohagumi) August 14, 2017
今の職場、日に日に嫌になってきた…
スピードばっかりで丁寧さ美しさ無視な人ばっかりは辛い。
ってか、
私→おっとりだけど丁寧
職場の人→せっかちで雑
の時点で性格が合ってないと思う。
約一年続けたけど潮時な気がする。
「すぐに辞めると『辞め癖』がつきそうだから」
— 安心院バク (@bakunojob) October 17, 2023
っていう理由でダラダラと続けちゃったこと、今までの人生で結構あった気がする。
自分に向いてない仕事を5年間続けちゃったのもこれが理由。
「これ、続けたところで良いことなさそうだな」って感じたものはさっさと見切りをつけた方がいいと今は思う
転職して一年、自分に向いてない仕事についてしまい、しばらく続けた結果、気持ちが死にかけたので元の仕事へ戻ることを決めて準備も整った!( ’ᾥ’ )新しく武器も揃えました👌
— しま@_(:3 」∠)_ (@ayamekko_sss) January 7, 2021
離れてみて、本当に自分がしたいこと、好きなことが見えてきたかな ߹𖥦߹
次はもっともっと頑張ろう✌️🌟 pic.twitter.com/F0v8dMdgmT
自分に合ってる仕事の見つけ方は、以下の記事をご覧ください。

【体験談】向いてない仕事を諦めたらむしろ成功した

創業4年で年商10億を突破したミズカラのCOOである山宮健太朗の話
今でこそ年収1,000万以上稼ぐ山宮も、最初は向いてない仕事で疲弊する人生を送っていました。
まともに就職活動をせず、パッと受かった会社へなんとなく入社。
- フード・ドリンク作成
- レジの立ち上げ・レジ締め
- 接客業務
- 仕込み作業
- シフト作成
結果、どの業務も全く合わず、ただただ疲弊する毎日でした。
しかし、そんな中でも1つだけ「どうしても熱中してしまうこと」がありました。

それが「後輩教育」。
後輩教育だけは、なぜか熱くなってしまい、なぜか夢中になってしまうのです。
「人の成長や進化に貢献できる瞬間」
これこそが自分の向いている事だと直感し、そこに全ての力を注ごうと決意。
今では、コーチングの事業責任者として活躍し、現在は2社のCOOを務めています。
以下の動画で当時のエピソードを具体的に語っているので、ぜひご覧ください。
仕事が向いていないと思った瞬間

向いてないと思って向いてなかった仕事は、体力仕事です。体力はないので、予想通りダメでしたね。即辞めました。
天職の話をした時に「天職というものはなく、最後に就いた仕事で定年まで… – Yahoo!知恵袋
やってみて、これはダメだよなと思う瞬間があります。
それは仕事内容だけではなく、周囲との関係性や仕事の流れ、社風にもよると思います。
仕事の向き不向きってどういうときに判断されますか? – 仕事をして「向… – Yahoo!知恵袋
私は手先がめちゃめちゃ不器用で大雑把かつ繊細な作業が死ぬほど苦手なので工業やらの0.1mm単位の調整を要求されるものや、裁縫が驚くほど苦痛なので刺繍や洋裁などできる気がしません…
天職の話をした時に「天職というものはなく、最後に就いた仕事で定年まで… – Yahoo!知恵袋
これらの意見を総合してみると、重要な点に気付くことができます。
それは、「多くの人が”この仕事は向いてない”という自覚がある」ということ。

つまり、「向いてない」ということに”気付けている”のです。
気付けてはいても、「出来ない自分がダメだ」と過剰な自責思考に陥る。
行き過ぎた自責思考から、結果として以下のような発想が生まれます。
- 仕事が向いてないのは甘えだ
- 出来ないことは克服しないと
- これくらいできないと社会人として終わりだ
こうして、向いていない仕事をズルズルと続けてしまい、後々になって後悔するのです。
死ぬ間際の後悔に通ずる
「向いてないな…」と気付きながらも、ズルズルと仕事を続けることは、大きな後悔を生みます。

その後悔は「死ぬ間際の後悔」と非常に似通っている。
以下の「死ぬ間際の後悔」に関する、2つの書籍を参照してみましょう。
- 医者が教える 人が死ぬときに後悔する34のリスト
- 死ぬ瞬間の5つの後悔

「医者が教える 人が死ぬときに後悔する34のリスト」では、このように書かれています。
- ストレスの多い人生を送ってしまった
- 「ストレスの多い人生を送ってしまったのがよくなかったんだと思います」と、多くの方がおっしゃいます。ストレスに年中さらされていると、交感神経が優位になります。
川嶋 朗. 医者が教える 人が死ぬときに後悔する34のリスト . 株式会社アスコム. Kindle 版.
- やりたいことができなかった
- 人生の半ばで死をつきつけられた患者さんが、「やりたいことがたくさんあるのに……」とおっしゃるたびに、胸がかきむしられるように痛みます。
これらは、実際に筆者が医師として働き、現場で耳にしてきた後悔の言葉です。
死ぬ瞬間の5つの後悔は、
死ぬ瞬間の5つの後悔 | 本の要約サービス flier(フライヤー) (flierinc.com)
「正直な人生を生きればよかった」
「働きすぎなければよかった」
「自分の気持ちを伝えればよかった」
「友人と連絡を取り続ければよかった」
「幸せをあきらめなければよかった」
である。
こちらも、緩和ケアの介護の現場で勤めた筆者が、患者を看取る経験の中で耳にした言葉です。

ここから得られることを、仕事の文脈に変換してみましょう。
多くの人が、「向いてない仕事」と気付きながらもズルズルと仕事を続けてしまいます。
それは、「人生の有限性」を真っ向から受け止めていないからに他なりません。

嫌だけど続けるしかない…
こう考えてしまうのは、以下のような思考が背景に少なからずあるからでしょう。
「嫌なことに耐えるのが人生だ」
「耐えていれば、なんとなく改善するはず」
厳しい言い方かもしれませんが、つまりこういうことです。
「多少は無駄にできる時間が、人生にはあるはずだ」
果たして、「人生が明日終わる」となった時、同じように考えられるでしょうか。
今あなたが、なんとなく後悔している事、「やらないと後悔するだろうな」と思っている事
これらは確実に、人生の終わる時にも後悔が残り続けると言えるのではないでしょうか。
「熱中できる仕事に就けばよかった」
「向いている仕事を真剣に探せばよかった」
「ストレスだらけ仕事を続けなければ…」
いま一度、胸に手を当てて考えるべきなのではないでしょうか。
よくある「仕事が向いてない」と感じるタイミング
一般的に「仕事が向いてない」と感じる、よくあるタイミングがあります。
それは、以下のような時です。
- 怒られる
- 仕事が覚えられない
- 会社の風土に馴染めない
- 大きな損失を出してしまった
- 求められることに一貫性がない
- 社員との距離が近すぎるor遠すぎる
- 働く分野自体に全く興味がない
もし、このようなタイミングが現れるのは、決してネガティブな側面ばかりではありません。
「本当に向いているのかどうか」を見直す良いタイミングと捉えることができる。
特にこういったタイミングが繰り返し訪れる場合、仕事の向き不向きを見直す大きなチャンスです。

大前提、自分がミスをしたのなら、改善できるよう努めることも必要。
しかし、何度も同じことが繰り返されるようなら、根本的な仕事・環境のズレがある可能性が高いです。
いま一度、見直してみましょう。
仕事があわないと感じたら、キャリアについて考え直すタイミング。
キャリア相談を行い、今のままで本当に良いのか考え直しましょう。
合わない・向いていない仕事を続けた結果起こる7つのこと

合わない・向いていない仕事を続ける影響は、この7つです。
- 精神的不調になる
- 自己肯定感が下がる
- 仕事で成果が出なくなる
- 人間関係に影響が出る
- 無気力になる
- 散財してしまう
- 転職時期を逃す
精神的不調になる

向いてない仕事を続けると、常にストレスがかかり続けます。

メンタルが安定しなくなるでしょう。
- 仕事がうまくいかなくてつらい
- ミスを怒られてしんどい
- 思うように成果が出せない
こういったプレッシャーや外的な強い刺激によって、ストレスを溜め込んでしまいます。

真面目な人ほど自分を責めがち。
精神的な負担はもちろん、結果として身体的な不調にも影響を及ぼすこともあります。
自己肯定感が下がる

向いてない仕事を続けると、自己否定感が強くなります。
- 自分だけ仕事の成果が出ない
- 自分の能力が低いから成果が出ない
- 他の人はできていることができない
そして、責任感が強く、仕事に一生懸命な人ほど「自分のせいだ…」と抱え込みがち。

余計に自分を否定し続けると負の連鎖に陥ってしまいます。
自分を責め続けてしまうので、向いていない仕事を続けるのはおすすめしません。
仕事で成果が出なくなる

向いてない仕事を続けても、成果は出ません。

なぜなら、人には向き不向きがあるため。
自分の強みを活かせる仕事に就かないことは、成果のハードルを自ら上げるも同然。
多くの人が成果と自己評価を連動させてしまうため、メンタルにも影響を及ぼします。
そのため、成果が出ないと自分を責めやすくなることも。

自信が無いまま仕事をすると、失敗が怖くなり、本来の実力も発揮できません。
自分の強みを理解していないと、合わない仕事をやり続け、成果も出せなくなります。
自分の強みを知って、自分に合った仕事に就きたい方は、以下で配布している「強みがわかるワークシート」を活用してみてください。

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人間関係に影響が出る

合わない仕事を続けると、その影響は人間関係にまで波及します。
合わない仕事を続けると、成果が出ないどころか、ミスも増えるでしょう。

しぶしぶ仕事をしている様子も、周囲には伝わるものです。
結果、以下ように、負のレッテルを貼られることになりかねません。
「あの人って仕事ができないよね…」
「君、あまり仕事への意欲がないよね」
仮に言った本人に悪意がなくとも、「あぁ、嫌われた…」とマイナスに捉えてしまいます。
なぜなら「自分は仕事できない奴」と思い込んでいるからです。

余計に落ち込み、余計に仕事が嫌になる負のループ。
この悪循環に陥ってしまえば、抜け出すのが困難になってしまいます。
また、成果を出す同僚に嫉妬し、コミュニケーションをうまく取れないこともあるでしょう。
このような悪循環を生んでしまうため、向いていない仕事を続けると人間関係が悪化しやすくなります。
無気力になる

向いてない仕事を続けると、当然人一倍気を張って頑張らないといけません。

人一倍エネルギーを使ってしまうことに。
疲れ切ってしまうため、仕事どころかプライベートも気力がなくなってしまいます。
ひいては、「生きる事」にすら無気力になることも。
「なんかもう、どうでもいいや…」と自暴自棄になりがちです。
- 何をしてもうまくいかない
- 前向きな気持ちになれない
- 仕事もプライベートもどうでもいい
一度無気力に陥ると、全てが無意味に感じられてしまいます。

「楽しさ・喜び」の喪失は、メンタル不調の一歩手前。
向いてない仕事はストレスが徐々に溜まっていき、最終的に無気力状態になってしまいます。
散財してしまう

向いてない仕事を続けることは、「精神にストレスをかけ続ける」ということ。
となると、同時に「ストレスの発散」も必要になることを意味します。

ストレスの発散は、基本的にお金が必要です。
稼いだお金を、以下のようなものに使うことで、ストレスをごまかそうとします。
- 酒
- 服
- 趣味

お金を使う行為は、脳に快感を与える。
買い物をすると気分が高揚し、一時的に嫌なことが忘れられます。
繰り返し買い物をしているうちに欲しい物を買うのが目的でなく、買い物自体が目的になり、コントロールができなくなる状態を言います。
買い物依存症 – 大石クリニック|依存症治療の専門医療機関|外来と家族相談、回復施設 (ohishi-clinic.or.jp)
普段あまり意識しませんが、実は「買い物」は気持ち良さを感じられる行為です。

欲しい物を買う時、気分が高まってドキドキしますよね。
この高揚感・ドキドキを得るために、散財に走ってしまうのです。
そのトリガーとなるのが「ストレス」
財を使うことを悪とするつもりは全くありませんが、行き過ぎれば人生を壊しかねません。
転職時期を逃す

向いてない仕事をズルズルと続けていると、辞める時期がわからなくなります。
なぜなら、サンクコスト効果という認知バイアスが働くためです。
サンクコスト効果とは?
将来にわたって金銭的・精神的・時間的な投資をしつづけることが損失になることが明らかであっても、それまでの投資によって失った費用や労力を惜しみ、投資を継続することがあります。
これがサンクコスト効果です。
サンクコスト効果 | 意思決定・信念に関する認知バイアス | 錯思コレクション100 (jumonji-u.ac.jp)
端的に言えば、「もったいなくて損切ができなくなる」ということ。
また慣れた環境を手放す恐怖心から、転職時期を先延ばしにしてしまいがちです。
「ここより悪い環境になったらどうしよう…」
「無能な自分には、ここしか居場所がない…」
このように視野が狭まってしまうため、余計に転職時期を見失ってしまいます。
さらには、向いてない仕事を続けて無気力になった結果、転職すること自体が面倒になる場合も。
- 転職してもどうせ変わらない…
- 書類も面接を受けたりのも面倒くさい…
このように考えている場合、どんどん動くのが億劫になってしまうため注意が必要です。
サンクコスト効果の罠にハマらないためには「1日でも早く動き出すこと」がマスト

とはいっても、何をしたらいいのかわかりませんよね。
何をしたらいいの見つけるためには、まず人生のGOALを設定することが大切です。
GOAL設定ワークを活用すれば、質問に答えるだけで自分のGOALが明確になります。
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合わない・向いてない仕事だと気付くための5つのサイン

自分に合う仕事かどうか見極めるために、この5つのサインがないか考えてみましょう。
- 職場の雰囲気と合わない
- 失敗やミスが多い
- 仕事で成果を出せない
- 仕事へのモチベーションが上がらない
- 仕事や職場にストレスを感じている
職場の雰囲気と合わない

職場の雰囲気が、なんか自分には合わないな…
このように感じる場合、その仕事があなたに向いていない事を知らせるサインです。
合わない仕事を続けた結果、以下のような悪影響が出始めます。
- コミュニケーションにも支障が出る
- モチベーションが低下する
- 意欲が無いように見られる
- 「仕事ができな奴」という烙印を押される
結果、周囲の人間との乖離が生まれます。

俗にいう”浮く”ということ。
「浮かないように必死に頑張ってしまい、疲弊する」
もうこの時点で、その職場には向いていません。
環境に合わせることを、無理やり自分に強いる行為は、遅かれ早かれいずれ破綻します。
もっとあなたが伸び伸び活躍できる場所は、必ずある。

その環境を手に入れるための努力に切り替えましょう。
失敗やミスが多い
失敗やミスが多く、気を付けても繰り返してしまう場合、仕事が向いていないサインです。
ミスが生まれてしまう原因には、以下のポイントがあります。
能力に合っていないため、相対的に業務の難易度が上がる
→失敗が増える
→改善しようにも難しい
分野に興味関心がなく、注意力が散漫になる
→細かなミスが増える
→直そうにも直すモチベーションがない
ストレスやプレッシャーによって脳のリソースが割かれる
→凡ミスが増える
→能力をフルで発揮できない
逆に、向いている仕事ならば、本来このような好循環に入れるはず。
- 向いているからストレスを感じない
- スイスイできて褒められる
- やりがいを感じられる
- もっと仕事のモチベーションが高まる
そうでないということは、今の仕事は合っていない可能性が非常に高いです。
特に、数ヶ月~や1年続けてもうまくいかない場合は、よりその可能性が高いと言えます。
仕事で成果を出せない
向いてない仕事を続けていても、成果は出ません。

出せたとしても、たかが知れています。
なぜなら、シンプルに「その仕事に向いている人が、あなたよりも成果を出す」から。
そもそも、相対的に能力の価値が下がっている”負け戦”の状態なのです。
向いている仕事を、向いていない人がやって、勝てるわけがない。
もちろん、これは「だからあなたは無能だ」ということが言いたいのではありません。

あなたも向いている仕事に就けば、成果が出るようになる
これが言いたいのです。
成果が出ないのは、あなたが頑張っていないからではありません。
適切な環境にいないからです。
仕事へのモチベーションが上がらない

仕事のモチベーションが上がらないな…
このように感じている場合、仕事が向いていないサインです。
「どう頑張ってもモチベーションが上がらない」
「そもそもモチベーションなんて上がった試しがない」
本来、向いている仕事をしていれば、上記のようにはなりません。
というよりも、向いている仕事をしていれば「モチベーションが上がらなくて悩む」ということすら無くなります。
そもそも”モチベーション”という概念そのものが消え去る。

美味しいものを食べるのにモチベーションなんていりませんよね?
それと同じく、向いている仕事は「モチベーション」なんて考えなくても自然にできてしまうもの。
したがって、モチベーション云々で悩んでいる時点で、その仕事は向いていません。
向いている仕事は、「モチベーション」という概念を必要としない。
もちろん、誰しも「今日は全然やる気が出ない…」と思う時だってあります。

しかし、長期間続くことは基本ありません。
長期的にモチベーションが低下し続ける場合、今の仕事は向いていない可能性が高いです。
仕事や職場にストレスを感じている

仕事や職場にストレスを感じているのも、向いていないサインです。
特に、心身に具体的な不調を来している場合、仕事が向いていない明確なサイン。
仕事や職場に対してストレスを感じる場合は、原因を明らかにしておきましょう。
- 仕事の量が多い
- 業務内容が合わない
- 職場の人と合わない

ストレスを感じるポイントは千差万別。
あくまで、”自分が”ストレスだと感じることを言語化しましょう。
その原因が、今の環境で改善できない根本的な問題であれば、見切りをつける必要があります。

もっとあなたに合った環境が、必ず存在する。
その環境を探し、手に入れる努力をした方が、よっぽど得られるものは大きいです。
合わないと思いながらも何年も続けている
「合わないな」と思いながらも続けてしまっているのは、仕事が合っていないサインです。
「合わないな」と自分で気付いているのですから、それが何よりのサインと言えます。
「見ないように、気付かないように」
「我慢して続けるべきだ」
このように意識している時点で、その裏には「合っていない」という自覚があるということ。
裏を返せば「合ってない事に気付きたくない」ということを意味します。
合わないと”自覚している”にもかかわらず無視していることに問題がある。

本心を隠してしまう背景に「思い込み」が隠れていることも。
「続けなければいけない」という思い込みに縛られている可能性が高いです。
本心を押さえつけ、自分を押し殺していると、だんだん感情が麻痺していきます。
それはすなわち、「悲しみ」を感じなくなる代わりに、「喜び」も喪失するということ。
人生から色が無くなり、生きていることすら無意味に感じるようになってしまう。

手遅れになる前に、手を打たなくてはいけません。
「続けられるだけすごくない?」
「続けられてるなら良いんじゃない?」
たしかに、この意見には一理あるでしょう。
しかし、これは「あなたが悩んでいる」という事実を無視した意見です。
本当に「続けられてすごい」「このままでいい」と思っているなら、そもそも悩まないはず。
当たり前ですが、向いていない仕事を続けられるのなら、向いている仕事の方がもっと続けられます。

当然、パフォーマンスも上がります。
もし「合っていないな」と自覚があるのに続けている場合、一度立ち止まって考えましょう。
合っている・向いている仕事に変えた結果起こる3つのこと

自分に合う・向いている仕事に変えた結果、この3つのことが起こります。
- 時間を忘れるくらい仕事をしてしまう
- 成果が出やすい
- 前向きな気持ちになれる
時間を忘れるくらい仕事をしてしまう

向いている仕事は、「没頭」の状態を生み出します。

あなたはこんな経験がありませんか?
夢中でゲームをしていたら気付いたら朝になっていた
向いている事・ハマれることをしていると、時間感覚が消失します。
もはや「楽しいかどうか」を意識する暇すら生まれない。
これが仕事でも発生するのです。
この状態を「フロー」と呼びます。
誰しもがこの夢中になっている状態を思い出せるように,われわれは行うこと自体が楽しい活動に没入すると最適なフロー(flow)状態に至るといわれている(Csikszentmihalyi,1990)。
フロー体験に関する研究の動向と今後の可能性(Tsukuba Psychological Research 2008, 36, 85-96)
没頭できる作業であれば、無理やり頑張る必要性が無くなります。
ポイントは「その作業自体が楽しい」という点。
作業自体が楽しいので、ストレスが溜まりません。
むしろ、やっている行為自体が報酬となり、喜びを感じながら取り組めます。
加えて、時間が早く経つ感覚に陥るため、「え、もう終わり?」と拍子抜けすることも。
「早く仕事終わらないかな…」という、厄介な感情さえも抱かなくなります。

仕事の取り組み方にも、必然的に変化が生まれます。
仕事で問題が発生しても、向いてる仕事であれば積極的に改善案を考えて取り組めるはず。
反対に、向いてない仕事で問題が発生すると、「面倒だ」としか感じられないでしょう。
マイナスな気持ちで仕事するよりも、プラスな気持ちで仕事した方が楽しく働けるのは言うまでもありません。
向いている仕事をすると、根本的に「仕事」の概念が覆される。
成果が出やすい

向いている仕事は、成果が当たり前のようにスムーズに出ます。
向いている仕事での成果の出方は、大きく分けると以下の2パターンに分類可能。
- コスト低下型
- パフォーマンス上昇型
「成果は同じでも、労力が100→1に激減した」というパターン
→「全然頑張らなくても何故か成果が出る」
「同じ労力でも、異常なほど成果が出る」というパターン
→「そこそこ頑張るだけで異常に褒められる」

もちろん、両方同時に起こるパターンもあります。
実際、ミズカラのクライアントでも、このような声を頂きます。
「こんなに成果って出るものなんだ」
「今まで苦労していたのは一体何だったんだ…」
この「頑張り」と「成果」のギャップに驚かれる方は少なくありません。
これが、いわゆる「人生が変わった」という感覚なのです。

人生が変わる=常識が書き換わる
客観的には大きな変化はなさそうでも、本人からしてみれば驚異的な変化なのです。
ここで、「合う仕事・合わない仕事の違い」を、以下の図解で見てみましょう。


行動やマインドの違いは一目瞭然です。
以下の動画では、やりたくない仕事をしていた人が、仕事を変えて年収が4倍もアップしています。
「人生が変わる」ということが、肌感覚で伝わってくるはずです。
前向きな気持ちになれる

向いている仕事は、メンタルの安定をもたらします。
結果、日々を安定的に前向きな気持ちで過ごすことができるのです。
- ストレスがない
- 仕事もサクサク進む
こうなれば、無駄に落ち込むサイクルに足を取られることが極端に減ります。

メンタルが安定するのも想像に難くないですよね。
やりたくないことを無理やりやらされることほど、ストレスになることはない。
反対に、やりたくないと思いながら仕事をしていると、私生活にも悪影響を及ぼします。
- 暴飲暴食
- 八つ当たりする
- イライラが増える
- アルコールで現実逃避
- 睡眠不足をコーヒーで誤魔化す
- 明日が来てほしくないから夜更かしする
こんな生活をしていれば、メンタルが不調になるのも当然です。

気持ちが落ち込むのも自然なこと。
常にメンタルを安定させたいのであれば、仕事への不安や不満を減らすべきです。
そのための、最もインパクトのある変化が「向いている仕事に変える」なのです。

向いている仕事は、連鎖的に人生を好転させます。
実際、GOAL-Bのクライアントでも「やりたい仕事でメンタルが安定した」と語る方は多くいます。
合わない仕事・向いてない仕事を続けた結果が気になる人によくある質問5選

合わない仕事・向いてない仕事を続けた結果よくある質問に回答します。
- 性格的に合わない仕事は続けるべき?
- 合わない仕事はさっさと辞めるべき?
- 仕事に向いてないサインにはどんなものがある?
- どんな仕事も向いてないと感じたらどうすればいい?
性格的に合わない仕事は続けるべき?

無理して続けないのがおすすめです。
仕事には、合う合わないがあります。
続けるのが難しいと感じたら転職も視野に入れましょう。
無理に続けるとストレスを感じ、身体を壊してしまうこともあります。
辞めるタイミングを逃す場合もあるので、無理やり仕事を続ける必要はありません。
合わない仕事はさっさと辞めるべき?

見切るなら早いに越したことはありません。
モチベーションがなかなか上がらず、成果もなかなか出づらいからです。
「仕事は3年続けた方が良い」という通説に囚われる必要はありません。
その3年を「向いている仕事」に使う方が、よっぽど成長できます。
- 成長を感じない
- 精神的にきつい
上記のように感じた場合は、さっさと辞めるのも選択肢の1つです。
仕事に向いてないサインにはどんなものがある?
- 失敗やミスが多い
- モチベーションが上がらない
- 成長を感じられない
- ストレスに耐えられない
- 別の仕事の方が向いてそう

良さを感じられない時にサインは出ます。
仕事は他にもあるので、向いてないと思ったら別の仕事も検討してみてください。
どんな仕事も向いてないと感じたらどうすればいい?

キャリアコーチングを利用しましょう。
コーチとの対話によって、向いてる仕事が明らかになりやすいからです。
強みを活かせる仕事に就けば、向き不向きの悩みから解放されます。
特に、合わない仕事をしている時は、何事もネガティブに考えてしまいます。
あなたの可能性を信じてくれるコーチと話せば、前向きな気持ちになるでしょう。
まとめ:合わない・向いてない仕事を続けた結果は?向いてない仕事を脱却する方法を徹底解説!

合わない仕事や向いていない仕事を、無理やり続ける必要はありません。
無理に続けると終わらないストレスに悩まされ、遅かれ早かれ身体を壊します。

心身を壊してからでは遅い。
まずは、今後のキャリアについてじっくりと考える時間を作ることから始めましょう
- このまま仕事を続けていて良いのか
- 自分に合う仕事は他にあるのではないか

悩んだらキャリアコーチングを受けてみましょう。
キャリスピはあなたのポテンシャルを最大限引き出すプロです。
キャリアコーチングが気になる方は、こちらの動画を参考にしてください。