得意なことの見つけ方7選！自己診断や仕事への活かし方も解説

このように、自分の得意分野や向いている仕事がわからず悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

この記事では、誰でも実践できる7つのステップで、あなたの隠れた得意分野の見つけ方と、得意を活かすための具体的な方法を解説します。

最後まで読むと、自分の得意分野が明確になり、自信を持って仕事や目の前のことに挑戦できるようになります。

そもそも「得意なこと」とは

得意なことは、次の2つの特徴を持っています。

たとえば「英語が話せる」はスキルであり、得意なことではありません。

ここからは「得意なこと」の見分け方や定義について解説していきます。

長所や好きなこととの違い

得意なことは、長所や好きなことと少し違います。

音楽が大好きでも楽器を弾くのは苦手、というケースはよくあります。

「スキル・資格=得意なこと」は間違い

「スキル・資格=得意なこと」は間違いです。

上記は学んで身につけた能力であり、得意なことではありません。

例えば、英語を使う場面でのスキルと得意の見分け方は以下のとおりです。

スキルは後から身につけた道具にすぎません。

一方、得意なことは自然と発揮される、あなたならではの強みです。

得意なことを見つける3ステップ

得意なことを見つけるには、まずは次の3つのステップを試してみてください。

1：過去と現在の仕事を棚卸しする

まずは過去の仕事を思い出し、業務内容を棚卸しします。

上記を例に、今までやってきた仕事内容を紙に書き出してみましょう。

業務内容の棚卸しをすることで「好き・嫌い・無心でできる業務」がわかり、得意を見つけるヒントになります。

自分に合ってる仕事の見つけ方については、以下の記事をご覧ください。

2：ラクなこと・苦しいことに区別する

次に、棚卸しした業務内容を「ラクなこと・苦しいこと」に区別します。

区別するときは、業務内容を動詞にするのがポイントです。

「ラクなこと・苦しいこと」の区別例

ラクなこと	苦しいこと
PCでデータを打ち込む	書類をファイリングする
顧客や関係者にメールを送る	データを整理する
納期調整をする	在庫の確認をする

分別が完了したら「なぜラクなのか・苦しいのか」の理由を言語化しましょう。

楽しい・ラクな理由	苦しい・面倒な理由
・1人で集中できるから ・効率よく仕事するのが楽しいから ・作業の円滑化のために物事を動かしたくなるから	・ファイルを探すのが面倒だから ・移動が面倒だから ・担当に確認するのが面倒だから

「ラクなこと・苦しいこと」また、その理由を明確にすることで「自分に合わない・避けるべきもの」が明確になります。

3：ラクなことの共通点を見つける

最後に、ラクなことの共通点を見つけます。

このように、ラクなことから共通点を見つけて整理することで、あなたの得意なことが見つかります。

得意（=強み）を活かして仕事に繋げたい人は、下記の「強みワークシート」を使って得意を見出すのがおすすめです。

上記の3ステップより、さらに具体的な解説かつ正確に強みを見つけることができます。

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得意なことを見つける7つの方法

得意なことは、意識的に探さないと見つけにくいものです。

ここでは、自分の得意分野を発見するための具体的な方法をご紹介します。

自分に合ってる仕事の見つけ方は、以下の記事をご覧ください。

楽しいと感じる瞬間を振り返る

あなたが楽しいと感じる時間の中に、得意なことは隠れています。

得意なことをしている時、自然と時間を忘れて没頭できるからです。

「時間があっという間に過ぎた」「もっとやっていたい」と感じる瞬間を思い出してみましょう。

過去の成功体験や感謝された経験を振り返る

過去の成功体験を振り返ると、得意なことのヒントが隠れています。

人生の中で達成感を味わった瞬間や、周りから感謝された出来事を思い出してみましょう。

好きで続けていることを考える

好きで続けていることも、得意なことの一つです。

「自然と継続できたこと=得意なもの」なので、幼少期や学生の頃までさかのぼって考えてみましょう。

苦手なことを逆から考える

苦手なことの反対側に、得意なことが見えてきます。

苦手だと感じることをリストアップしてみましょう。

他人の視点を取り入れる

周りの人からの評価で、自分では気づけない一面や得意が見つかります。

家族や友人、同僚など、身近な人にあなたのどんなところを頼もしく思うか、どんな場面で力を発揮していると感じるか、聞いてみましょう。

イラっとしたことを洗い出す

日常生活でイラッとしたことから、あなたの得意を見つけられます。

当たり前にできることは、他の人よりも得意なことです。

周囲の人を見て「イラッとする」「歯がゆい」ようなことが、あなたの得意なことになります。

自己分析ツールを活用する

得意なことを見つける方法として、自己分析ツールを活用するのも有効的です。

どのツールがいいのかわからない人は「強みがわかるワークシート」がおすすめです。

このシートを使えば、誰でも簡単に自分の強みや得意なことを見つけられます。

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得意を活かせる仕事・環境を見つける

得意なことを存分に活かせる場所を見つけましょう。

失敗を怖がらずに新しいことに挑戦する

最初は誰でも不安なものですが、得意なことを土台にすれば新しいことにも自信を持って挑戦できます。

「得意なことがない」と思う3つの理由と解決策

「自分には得意なことがない」と悩む人には、以下のような思考の癖があります。

他人と比較しすぎている

私たちは、つい周りの人と自分を比べてしまいがちです。

しかし、誰にでも得意不得意があります。

大切なのは人と比べることではなく、自分の成長を見つめることです。

例えば「去年はできなかったことが、今はできるようになった」「以前より上手くなった」など、小さな進歩に目を向けてみましょう。

自分らしい得意なことが見えてくるはずです。

理想が高すぎる

「得意=プロレベル」と考えてしまい、高すぎる理想に得意に気づけてない人が多いです。

「得意=自然にできる・苦じゃないこと」で、日常生活に隠れています。

まずは、日々の暮らしの中で「これなら人より少し得意かも」と感じることから探してみましょう。

当たり前にできることを見落としている

「得意なこと」は自分にとって当たり前にできることなので、見落としてしまっていることがほとんどです。

日常のどんな場面で周りから「ありがとう」や「〇〇さんに任せたい」と感謝や頼られるかを思い出してみましょう。

得意なことを見つけることによる3つのメリット

得意なことを見つけると、以下のようなメリットが得られます。

自己肯定感が高まり、自信が持てる

「得意」を発見すると確信度が高まり、自分に自信が持てるようになります。

得意なことを活かした挑戦は成果も出やすく、成功体験も積みやすいので自然と自信がつくようになります。

やりたい仕事が明確になり行動しやすくなる

得意なことが分かると、やりたい仕事も明確になり、仕事や人生の方向性が定まります。

成果が出やすく、周囲からの評価が上がる

得意なことを活かすと、成果が出やすく周囲からの評価があがります。

得意を活かすことで、1ステップ上の業務に取り組めたり、活躍の場が広がったりと、好循環を得られます。

「得意なこと」を知らない3つのデメリット

自分の得意なことを知らないままでいると、以下のようなデメリットがあります。

自己肯定感が低下し、自信が持てない

自分の得意なことを知らないと、成果が出にくかったり存在価値がわからなくなったりして、自信が持てなくなります。

得意を知ることは、あなたが成果を出せる場所や存在価値を知るためにも必要なことです。

キャリア選択の機会を逃してしまう

自分の得意なことが分かればチャンスが掴めるようになり、本来の力を活かせる場所であなたらしく輝くことができます。

自分に合ってる仕事の見つけ方を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

成長と挑戦の機会を制限してしまう

自分の得意を知らないと、知らないうちに自分の可能性を制限してしまい、成長と挑戦の機会を逃しやすいです。

「得意なことの見つけ方」についてのよくある質問

まとめ：得意なことの見つけ方7つ｜自己診断や仕事への活かし方も徹底解説

この記事では得意なことの見つけ方について解説しました。

得意なことは、あなたが無意識に当たり前にできることで、気づけずにいるものが多いです。

この記事で紹介した以下の方法を活用して、あなたの得意を見つけましょう。

「キャリアコーチング」では、プロのコーチが認知科学に基づく手法であなたの潜在意識を深掘り、得意を掘り出してくれます。

以下のような方は、特にキャリアコーチングの活用をおすすめします。

プロの視点であなたの強みを見つけることで、自信を持って次のステップに進めます。

キャリアコーチングについて、より詳しく知りたい方は以下の動画もご覧ください。