活気ある職場に必要な要素は?
活気ある職場を作るにはどうする?
風通しの良い職場づくりの成功事例も合わせて解説!
「活気ある職場を作るには?」
「活気ある職場には何が必要?」
「風通しの良い職場づくりの成功事例を知りたい」
組織一丸で働くために実現したいのが、活気ある職場。
- 従業員のモチベーションが高い
- 従業員同士で協力し合える
- 生産性・業績向上につながる
最高の状態です。
しかし、活気ある職場にするのはなかなか難しいもの。
ただコミュニケーションを増やすだけでは、活気ある職場にはなりません。
この記事では、活気ある職場に必要な要素や具体的な施策を解説します。
この記事を最後まで読めば、従業員がイキイキと働く、活気ある職場を実現できるはずです。
活気ある職場に必要なのは、従業員が自然と賞賛し合い、助け合える環境
社内のコミュニケーションをガラッと変えるために、マネジメントを学びましょう。
活気ある職場を実現するマネジメント動画をプレゼントするのでぜひご覧ください。
活気のある職場にするために必要な5つの要素
活気のある職場を作るためには、以下の要素が必要です。
従業員の人間関係が良い
従業員の人間関係が良い職場は、活気のある職場になります。
良いコミュニケーションが絶えません。
コミュニケーションの多さは仕事にとってプラス。
雰囲気が良くなるのはもちろん、業務もスムーズに進みます。
気分よく働けるかどうかは、仕事で重要です。
職場の雰囲気が良くなることで、会社に活気が出てくるでしょう。
発言しやすい環境がある
発言しやすい風通しのよさも重要です。
何でも言える環境がベスト。
活気のある職場は、必要だと思ったことはなんでも言えます。
新人であっても発言できる職場は、雰囲気が良いでしょう。
発言しにくい環境では、誰も言葉を発さず、暗い職場になります。
自由に発言できることも、活気を持つために大切です。
チャレンジできる環境がある
チャレンジできる環境も活気を持てるでしょう。
「やろう」という雰囲気があります。
チャレンジできるのは、行動を応援する環境があるから。
- 良いアイデアだ
- サポートするよ
- 失敗してもやってみよう
協力体制もあります。
チャレンジに対して自然と応援できるのは、良い環境でしょう。
目標に向かって一緒に頑張ることで、活気も生まれてきます。
納得できる評価制度が整っている
活気のある職場は、評価制度も大切です。
評価制度に納得できれば、従業員のモチベーションが上がります。
モチベーションをもって働ければ、活気も生まれるでしょう。
評価に不満がある環境では、仕事のやる気は下がるだけ。
「やれば評価される」と思ってもらうことは大事です。
モチベーション向上の取り組みについては、下記の記事もご覧ください。
賞賛し合う文化がある
従業員同士が賞賛し合う文化があれば、職場の活気も上がります。
ポジティブなコミュニケーションにあふれるでしょう。
褒められる、認められることは嬉しいこと。
褒められた側のモチベーションがあがります。
また、褒める側もポジティブな部分を探すのも特徴。
ネガティブな部分を探すより、良い気分で過ごせます。
「賞賛する」というのは、実はお互いがポジティブになれるもの。
賞賛し合うことが当たり前になれば、職場にも活気が生まれるでしょう。
活気ある職場を作る4つのメリット
活気ある職場を作ることには、以下のようなメリットがあります。
従業員のモチベーションがあがる
活気のある職場ができれば、従業員のモチベーションがあがります。
モチベーションは重要です。
モチベーションがあがることはプラスのことばかり。
- 仕事に前向きになる
- 従業員の仲が良くなる
- サービスの質が向上する
業績アップなども含めて、ポジティブな影響があります。
従業員の生産性が良くなる
活気ある職場では、生産性が良くなります。
コミュニケーションの質が上がるからです。
どのような仕事でも、コミュニケーションは必須。
- 情報を共有する
- 仕事に協力する
- 部下に指示を出す
全てコミュニケーションがなければ成り立ちません。
スムーズなやり取りができれば、仕事の効率が上がります。
生産性がアップし、会社にとってプラスになるでしょう。
離職率が下がる
活気ある職場では、離職率が下がります。
エン・ジャパンの調査によると、5人に1人が退職理由は人間関係と回答。
また、「会社に言えなかった退職理由」では、2人に1人が人間関係でした。
裏を返せば、人間関係さえよければ退職しなかったかもしれない。
人間関係を良くするため、活気のある職場は重要です。
従業員がイキイキと働ける環境があれば、離職率を下げることにつながります。
企業のイメージアップにつながる
活気ある職場は、企業のイメージアップにも効果的です。
- 従業員からの評判が良い
- お客さまからの評判が良い
- 調査や表彰で認められる
例えば、活気があり従業員のサービスが良い仕事なら。
お客さまからの印象が良く、「〇〇は元気で良い店だ」のように評価されます。
また、「やりがいのある会社ランキング」のように、評価されて有名になるケースも。
活気のある職場を作ることにより、企業の評価も上がっていきます。
活気ある職場を作るための5つの施策
活気ある職場を作るために、以下のような施策を行ってみましょう。
1on1ミーティングを行う
活気のある職場に向けて、1on1ミーティングを行いましょう。
いわゆる個人面談です。
1対1で行うのは、話しやすい環境を作るため。
全体の前では意見を言いにくい人もいます。
まずは1対1の場で、コミュニケーションをとる。
- ちょんと評価していることを伝える
- 悩みや不安がないかを聞く
- やりたいことがないかを聞く
「なんでも話して良いんだ」と思ってもらうことが大切です。
話しやすい環境を作るためには、まずは部下と上司で話しやすいのが大前提。
なんでも話せる関係性を築くために、1on1ミーティングを行いましょう。
部下とのコミュニケーションに難しさを感じる場合は、下記の記事もご覧ください。
サンクスカードを導入する
サンクスカードを導入してみても良いでしょう。
サンクスカードとは、感謝や賞賛をカードにして送り合うこと。
上司と部下、同僚同士などで送り合います。
- いつも明るく、元気をもらっています。
- 先日のサポート助かりました
- 昨日の接客、とても良かったです
サンクスカードをもらうことで、仕事に対してポジティブな気持ちに。
送った側も、「自分もがんばろう」と思うきっかけになります。
カードを作ったり、連絡ツールで送ったりすると良いでしょう。
フリーアドレス制度を使う
フリーアドレス制度とは、自由に席を選んで仕事をする仕組みです。
毎日違う人が隣になることで、コミュニケーションが増加します。
席が決まっていると、同じ人としかコミュニケーションをとりません。
同じ部署だけど、そんなに関わりがない人も出てきます。
フリーアドレス制度を使うことで、普段関わりのない人とも話せるように。
チームとして一体感が生まれ、活気ある職場を作りやすくなります。
社内イベントを実施する
社内イベントを実施し、コミュニケーションの機会を作りましょう。
イベントを行うことで、仕事とは違ったコミュニケーションがとれます。
- 運動会
- レクリエーション
- 社員旅行
- ゲーム大会
ポイントは、社員のニーズを考えること。
「一部だけが喜ぶ飲み会」などはNGです。
チームワークを作るためのイベント例は、下記の記事でも紹介しているのでご覧ください。
マネジメント手法を変える
活気ある職場を作るために、マネジメント手法を変えてみましょう。
職場の活気がないのは、マネジメントのせいかも。
上司のマネジメントが良くないと、部下のやる気はなくなります。
会社に活気はなくなり、成果も出なくなっていくのです。
上司の関わり方がよければ、部下のやる気も上がっていくでしょう。
マネジメントが変わることで、社内の雰囲気を変えることができます。
社内の活気に悩んでいるのであれば、マネジメントを学ぶことが大事。
活気ある職場を作れるマネジメントを学びましょう。
おすすめなのが、認知科学コーチ養成講座。
認知科学に基づいた、科学的で実践的なマネジメントを学べます。
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活気ある職場を作る際の3つの注意点
活気のある職場を目指す際は、以下の点に気をつけてください。
従業員や部署の過度な競争は避ける
活気のある職場を目指して、競争させるのは辞めましょう。
対立を生む恐れがあります。
切磋琢磨できる環境は、プラスに働くもの。
しかし、ただ競争を煽るだけでは、相手を蹴落とそうとする可能性もあります。
対立が加速すると、組織崩壊を起こす危険性もあるでしょう。
切磋琢磨と対立は違うため、競争を煽らないようにしてください。
飲み会などの参加を強要しない
飲み会などのイベントに、参加を強制するのはNGです。
逆にモチベーションが下がります。
意識したいのは、イベントに積極的に参加したい環境。
従業員同士の仲が良ければ、自然と参加したいと思えるはずです。
「とりあえずイベントを開催すれば良い!」と思うのは危険。
無理矢理参加させることで、職場に嫌気がさす恐れがあります。
ハラスメントに気をつける
コミュニケーションをとろうとして、ハラスメントにならないようにしましょう。
不用意な発言には気をつけてください。
- 家族のこと
- 友人・恋人のこと
- プライベートのこと
自分にとっては普通の質問でも、相手はハラスメントに感じる場合もあります。
飲み会などのイベントでも、聞いてはいけない内容はあるのです。
自分はもちろん、周囲もハラスメントを行っていないか気をつけてください。
風通しの良い職場作りに成功した事例
風通しの良い職場作りに成功した事例を紹介します。
- ヤフー株式会社
- sansan株式会社
- 日新産業株式会社
ヤフー株式会社
1on1ミーティングを導入したのがヤフー株式会社。
以下のような効果がありました。
- コミュニケーションの活性化
- モチベーションアップ
- 成長促進
1on1が効果的だったのは、部下の意見もしっかりと聞くから。
「自分の話を聞いてくれる」という心理的な安心を生みます。
ヤフーが成功したのは、1on1のノウハウを確立したから。
導入当初は、上司ばかりが話をして、部下の話を聞いていませんでした。
そこに対して、上司への研修で改善し、1on1の効果を発揮させています。
従業員のなかには、「上司に話しかけにくい…」と感じる場合はよくあります。
1on1を行い、話しやすい環境を作るのは効果的です。
sansan株式会社
sansan株式会社が行うのは、「見つカッチ」という制度。
サンクスカードのように、感謝を伝える制度です。
たとえば、「マニュアル作成ありがとう」のような感謝。
仕事であっても、感謝をもらうことで、従業員のモチベーションがあがります。
sansan株式会社はツールを使って感謝の内容を投稿。
全社員が見れるので、多くの反応を得られるのがポイントです。
部署が違ったとしても、良いことに対してはポジティブな反応をする。
褒められた人は「自分も感謝しよう」と考え、感謝の投稿が増える。
自然と賞賛し合う文化が生まれ、活気のある職場作りに成功しています。
日新産業株式会社
トップ自身が変わることで、風通しの良い職場を実現したのが日新産業株式会社。
代表の橋崎さんは、気づかぬうちに自分が職場の雰囲気を重くしてしまっていました。
顕著だったのは、社員と面談する場面。
社員から、「社長と面談すると指導教育の場になる」と言われてしまったのです。
自分の考えや思いを従業員に押し付けてしまう。
従業員は自分の考えを言えずに、会社の雰囲気が悪くなる。
「この状況を抜け出そう」と橋崎さんは努力しました。
心がけたのは、「人の話を聴く」というシンプルなこと。
これまでは相手の話をさえぎったり、自分の言いたいことだけ伝えたり。
キャッチボールになっていませんでした。
コミュニケーションの取り方を変えるだけで、従業員がイキイキとしだすように。
従業員が自分の意見を言い、主体的に動ける雰囲気となりました。
今では従業員から「私達を信じてくれてありがとうございます」と言われるほどになった橋崎さん。
職場の変化の様子を下記の動画でインタビューしたのでぜひご覧ください。
活気ある職場を作るためによくある質問
活気ある職場を作るためによくある質問は以下の通りです。
- 明るい職場を作る6つのルールとは?
- 雰囲気の良い職場の特徴は?
- 活気のある職場にするにはどうしたらいいですか?
- 明るい職場を作る6つのルールとは?
-
明るい職場を作る6つのルールとは、以下の通りです。
明るい職場を作る6つのルール- 報告・連絡・相談はしっかりと
- 明るく、笑顔で大きな声であいさつを
- クレームだけではなく良い情報をたくさん共有しよう
- ほかの批判や評論よりまず自分や自部門を見直そう
- 人の成功を素直に喜ぼう!嫉妬や噂話はご法度
- 助け合い、感謝、励ましの言葉をまず自分から表現しよう
- 雰囲気の良い職場の特徴は?
-
雰囲気の良い職場には、以下のような特徴があります。
雰囲気の良い職場の特徴- 従業員の人間関係が良い
- 発言しやすい環境がある
- チャレンジできる環境がある
- 納得できる評価制度が整っている
- 賞賛し合う文化がある
- 活気のある職場にするにはどうしたらいいですか?
-
活気ある職場にするには、以下のことを実践しましょう。
活気ある職場にするための施策- 1on1ミーティングを行う
- サンクスカードを導入する
- フリーアドレス制度を使う
- 社内イベントを実施する
- マネジメント手法を変える
まとめ:活気ある職場を作る方法5選!風通しの良い職場づくりの事例も解説
活気ある職場を作る方法は、以下の通りです。
- 1on1ミーティングを行う
- サンクスカードを導入する
- フリーアドレス制度を使う
- 社内イベントを実施する
- マネジメント手法を変える
なかでも大切なのは、マネジメント手法を変えてみること。
管理職の振る舞いが、職場の活気を奪っている場合もあります。
例えば、管理職の言動に部下がプレッシャーを感じているのであれば。
プレッシャーで言いたいことも言えず、職場の空気は悪くなります。
職場の雰囲気を変えるマネジメントを学ぶなら認知科学コーチ養成講座。
認知科学に基づいたマネジメントを学ぶことができます。
養成講座を受講し、実際に風通しの良い職場を実現した例をご紹介。
下記の動画でインタビューを実施したので、ぜひご覧ください。