直感で仕事を辞めるのはありなのか?直感で辞めないほうが良い場合もある?
直感で仕事を辞めた人の体験談をもとに辞めるのはありかなしか、辞める前にやるべきことを徹底解説します!
「直感で仕事を辞めても良いのだろうか……」
「仕事を辞めたいとは思うけれど、辞める勇気もない……」
直感的に仕事は辞めたいと思いつつ、なんとなく働き続けている方は多いのではないでしょうか?
「直感で仕事を辞める」はありです。
なぜ直感で仕事を辞めることはありなのかをしっかり理解して、勇気を出して辞める決断をしてみてください。
この記事を読むことで、自分の将来を真剣に考えるようになり、ワクワクした日々を手にいれることができるはずです。
直感で仕事を辞めたとしても、適職につくことができなければ、また仕事を辞めたくなってしまうループに陥ります。
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「直感で仕事を辞める」はあり!
結論、直感で仕事を辞める事はありです。
なぜ「直感で仕事を辞める」はありなのか。
それは、「直感」というというものは、「あなたの人生にとっての正しい道を示してくれるもの」だからです。
また、それだけでなく、私たちが生まれながらに持っている「素早い判断を下すための機能」という側面もあります。
生存に密接に関連している、重要な機能なのです。
人間の原理原則は無意識が9割
人間の意識には、2つの処理システムがあるとされています。
【システム1】
「無意識」:素早い思考、直感、情動
【システム2】
「有意識」:遅い思考、じっくりと考える論理的な思考
この2つの処理システムは、心理学や認知科学の領域において「二重過程理論」と呼ばれています。
(参考:二重過程理論(dual-process theory) – 日本創造学会 (japancreativity.jp)JCSS2017_OS02-2I.pdf)
このように人間には、瞬時に物事を判断し対応する、「無意識」という機能が備わっています。
もしも人間に、無意識が無かった場合を考えてみましょう。
例えば狩猟時代、目の前にトラが現れたとします。
もし無意識がなかった場合、
「耳があって、4足歩行で、牙があって、黄色だからトラっぽいな…トラは凶暴で攻撃性も高いから逃げた方が良いか…」
と考えなくてはいけません。
いちいちそんなことをしていたら、対応が遅れ、命が危険にさらされてしまいます。
つまり、この無意識による素早い判断というのは、「人間に備わった生存のための機能」と言うことができるのです。
では、仕事に対してはどうでしょうか。
高圧的な上司や、笑顔が無く暗く冷たい雰囲気職場に相対したとき、違和感を覚えるでしょう。
すると「もしかしたら、ここは居たら危険な職場かもしれない…」「おかしい職場かもしれない…」と感じるはず。
それは無意識的に、「ここは危険だ」ということを直感しているサインなのです。
「好き嫌い」「興味関心」=直感
私たち人間には、好き嫌いがあります。
同じ人間なのに、好みや興味関心を向ける先が人それぞれ違いますよね。
これは、脳の大脳辺縁系という部位に関係があります。
大脳辺縁系は、主に恐怖や不安・情動といった、人間の本能をつかさどる部位です。
この部位では「快・不快」「喜び・悲しみ」「好き・嫌い」といった、感覚的なものを判断します。
(参考:大脳辺縁系のおはなし | 前帯状皮質 | 帯状回 | 扁桃体 | 視床 | 視床下部 | 海馬 | 歯状回 | 脳弓 | 乳頭体 | 海馬傍回 | 側坐核 – Akira Magazine (akira3132.info) )
子供のころから、誰に教わったでもなく、なぜか「こっちは好き、あっちは嫌い」と大脳辺縁系が働いてジャッジを下すのです。
「赤色が好き・黄色は嫌い」
「動物は好き・虫は嫌い」
「外遊びが好き・絵を描くのは嫌い」
「みんなと遊ぶのが好き・一人遊びは嫌い」
同じ行為でも、ものすごい熱中してしまう人もいれば、全くもって興味を示さない人もいます。
- 単純作業を好む人もいれば、つまらなくてすぐにやめたくなる人もいる
- 人と一緒に遊ぶことに喜びを感じる人もいれば、一人で何かに取り組むことに喜びを感じる人もいる
- 外の世界に出て新たな刺激を追い求める人もいれば、自分の内側で空想にふけり創造性を追い求める人もいる
このように、誰しもが生まれた時から、オリジナルの性質・特性を持っているのです。
これこそが、この記事で言う「直感」です。
いわゆる「なぜかわからないけど好き」「こっちの方が良い」という感覚のこと。
その直感こそが、本来のあなたであり、あなた自身が本当に求めているもの。
つまり「あなたの人生にとっての正しい道」なのです。
どんなに考えてみても、どんなに正解を探しても、最後の最後は「自分の直感」で判断を下すしかありません。
なぜなら、あなたにとっての正解は、あなたの中にある「本来の自分」しかわからないからです。
直感に従えなくなる理由
多くの人は、直感に従うことをしません。
しかし、上記のように直感に従うことは、重要なこと。
ではなぜ、その直感に従えなくなってしまうのでしょうか。
それは、学習という行為によって、無意識に直感を覆い隠してしまうようになるからです。
私たち人間は、生まれてからいろんなことを学習します。
- きちんと勉強をしないといけない
- お金はたくさん無いと悲しい
- 人を傷つけてはいけない
学習によって、良くも悪くも自分の行動に制限をかけるようになります。
【学習が良い方向に働く場合】
「イラッと来たけど、喧嘩にならないために怒りを抑えた」
↓
円滑なコミュニケーションを築くことができる
【学習が悪い方向に働く場合】
「本当は副業をやってみたいけど、小バカにされそうで怖い」
↓
新たなチャレンジを諦めてしまう
ではなぜ、学習によって行動に制限をかけるのか。
それは、自分が起こした行動と、ネガティブなフィードバックが紐づいてしまうからです。
「食事を残したら怒られた」
↓
恐怖が生まれる
↓
「食事」と恐怖が紐づく
↓
「また食事を残して怒られたらどうしよう…」
↓
本当は食べたくないけど、本音を隠して「美味しいよ」と言ってしまう
「いらない」と言えなくなってしまう
この「怒られたらどうしよう…」「嫌われたらどうしよう…」という恐怖や不安が、自分の心にフィルターを作り出し、直感=本音を隠すようになるのです。
いわゆる「本音と建て前」ですね。
例:「本当はピンクが好き(本音)だけど、バカにされるのが怖いから青が好きって言っておこう(建て前)」
「〇〇をやる自分は怒られるからダメだけど、✕✕なら褒めてくれるからOK」
こうやって、自分の「うまく生きていくための反応パターン」を作り上げていくのです。
これを、「メンタルモデル」や「信念(思い込み)」と言います。(参考:ザ・メンタルモデル (mentalmodel.jp))
「自分を守るための殻」と言ってもいいでしょう。
決して、このメンタルモデルという脳の機能が自体悪いのではありません。
「自分で自分の首を絞めてしまうような思い込み」
「自分の本音を封じ込めなければならないような思い込み」
こういった、自分の人生にとって不都合な思い込みが悪いのです。
「直感」に従う時の正しい思考プロセス
「客観的に考えろ」「現実的になれ」「論理的に考えておかしい」という言葉をよく耳にしますよね。
確かに客観性や論理性は、人生において重要なもの。
しかし、「順番」と「使うべきタイミング」が違うのです。
本来、以下が正しい思考プロセスです。
①:まず直感に沿った選択をする
②:そのあとに、頭で客観的かつ論理的に考える
このように、「まず直感」が正しい順番であり、客観性・論理性を使うべきタイミングは「直感の後」。
ところが、ほとんどの人は、以下のようなプロセスで思考しています。
⓪:直感を押し殺し、まず否定から入る
①:まず頭で客観的かつ論理的に考える
②:その中から直感に近そうなものを選択する
このような思考プロセスで生きている限り、人生がどんどんつまらなくなっていきます。
なぜなら、常に「本当は違うのにな…」という気持ちが付きまとうからです。
それは、常に本心を否定しているような状態。
さらに「そんなこと考えちゃダメだ」という自己否定まで加われば、感情の劣化はより加速することに…
直感を押し殺し続け、その状態に慣れてしまうと、やがて感情が希薄になっていくでしょう。
だから仕事だけでなく、人生そのものがつまらなくなってしまうのです。
- 何に対してもやる気が起きなくなる
- 何に対しても「嬉しさ」「楽しさ」「喜び」を感じなくなる
- 何に対しても「どうせムダ」「どうせ無理」と思ってしまう
現代を生きる人は、このような状態に陥っている事が多いのではないでしょうか。
それは、直感を否定し続け、感情が麻痺してしまっているからなのです。
「まずは直感が先。考えるのは後。」
これを必ず肝に銘じてください。
【考える際のポイント】
「否定するため」「できない理由を探すため」に頭を使うのではなく、「どうやったらこの直感に従った行動を正解にできるか」に頭を使う。
自分に対して問うべきなのは「なぜ?」ではありません。
常に「どうやって?」と問うべきなのです。
【例:直感的に「この仕事は合わない…」と感じた時】
【NGパターン】
「なぜこの仕事がこんなに自分に合わないんだろう…」
「どうして仕事を辞めたいなんて情けないことを思ってしまうんだろう…」
↓
原因を探そうと「過去」や「悪い部分」ばかりにフォーカスし始める
↓
悪い部分ばかりが目につき「どうせ自分には無理…」という思考が生まれる
↓
「どうせ無理…」と考えるから、何も行動を起こせず現実が変わらない
↓
余計に「どうせ無理…」という自己肯定感の低下が加速する
↓
「自分はどうせ何をやっても無理な人間である」という思い込みが強固になってしまう
【GOODパターン】
「どうやってこの仕事を辞めようかな」
「どうやったらもっと楽しく仕事ができてストレスを抱えないようにできるかな?」
↓
「実現したい未来」にフォーカスし始める
↓
未来を実現したいがために、視野を広げ選択肢を模索し始める
↓
「自分にもできるかもしれない」「この方法なら実現できそうかも」と思えるものが見つかる
↓
具体的に「何をしたらいいのか」が明確になるから、少しずつでも行動を起こすことができる
↓
少しずつ成果が表れ、現実がじわりじわりと変わっていく
このように、「考える」ということ1つとっても、アプローチが違うだけで得られるものがガラッと変わります。
これはスピリチュアルや占いといった類のものではなく、人間の原理原則に基づくシンプルなロジックの話。
ですので、まずは「考え方を変える」ことから1歩ずつ始めてみましょう。
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直感で仕事を辞めた人の体験談
今でこそ大きな実績を出しているGOAL-Bですが、メンバーたちは過去に様々な挫折や失敗を経験しています。
では、そういった挫折や失敗を経験したとき、メンバーは何で判断を下してきたか。
それは「直感」です。
ここでは、GOAL-Bメンバーの島田隆則と山宮健太郎の体験談を見ていきましょう。
- 上司がみんな嫌な顔をして働いていた
- 明らかに自分の苦手なことをやっていた
上司がみんな嫌な顔をして働いていた
GOAL-Bの最高人事責任者である島田隆則は、営業職で成果を出していました。
しかし、自分は熱量高く取り組んでいるにもかかわらず、上司は嫌々仕事をしていることに違和感を感じていました。
自分の持つ熱量と、周囲の持つ熱量の間にギャップがあったのです。
そのギャップから、周囲の人間関係に溝が生じていきます。
営業職自体も、決して強みを100%活かせているわけではなく、仕事の幸福度はどんどん下がっていきました。
【直感で判断したポイント】
『仕事の幸福度がどん底になった経験から、「自分の求めているものはこれじゃない」と感じた時』
「自分が求めているものはこれじゃない」という直感を元に、自分の強みを使える部署への異動を伝え続けました。
その結果として、望んだ部署に異動することができたのです。
そこから人生の幸福度が好転していきます。
直感で判断し、直感を元に行動をしていたからこそ、仕事の幸福度を上げることができたのです。
明らかに自分の苦手なことをやっていた
GOAL-Bの最高執行責任者である山宮健太郎の場合は、過去の仕事で「苦手なこと」をやっていました。
新卒で入った飲食店は、とにかく細かい作業が多く、それをひたすらこなしていく中で接客もしなくてはいけないという業務内容。
それが、山宮にとって苦手なことでした。
【直感で判断したポイント】
『仕事の苦しさから、「なんのために働いてるんだろう?」と絶望した時』
社会人として2年間やってきた苦しい経験を通して、改めて人生について考えた時、「人の成長に貢献したい」と直感したのです。
そして、その直感を実現するために飲食店の仕事を辞めました。
結果として、自分で自分の人生をコントロールできる感覚に感動し、人生の幸福度が一気に上がったのです。
なぜ、そう直感したのか。
彼は、「後輩に対する教育する」という部分は、誰に頼まれなくても力を込めてやっていました。
加えて、「人生に対する譲れない熱い思い」があり、そこに対してついつい熱く語ってしまうことも自覚していました。
その経験から、「人の成長に貢献したい」と直感し、仕事を辞める判断を下したのです。
最終判断は「直感」
以上の2人の体験談からわかることは、『最後に判断する基準は「直感」しかない』ということです。
どんなに考えてみても、物事には良い面も悪い面、両方あります。
「良い面しかないもの」を見つけようとしても、そんなものはそもそも存在しないため、土台無理なのです。
これは「正解探し」をしてしまっている状態と言えますね。
どんなに正解を探しても、そもそも正解なんてものは無いため、見つかるわけがありません。
となると、残すは「直感」のみ。
最終的には、直感で判断するしかありません。
そしてもっと重要なのは、直感に従って選択を取った後。
- どう行動するか
- 具体的に何をするのか
- 何を学び取るのか
このように、直感を正解にするフェーズこそが重要なのです。
直感は不安だと思う場合は、キャリア相談を行うのも大事。
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直感で仕事を辞めない方が良い3つのケース
直感で判断をすることは、非常に重要です。
とはいえ、何でもかんでも全て直感で判断しても良い、というわけではありません。
なぜなら、「直感に従う=人生が良くなる」という単純な話ではないからです。
直感で辞めない方が良いケースもあることを、十分に把握しておく必要があります。
以下の3点に当てはまる場合、直感で仕事を辞めない方が良い可能性が高いです。
- 成果が出せない言い訳をしてしまっているケース
- 辞めた後のことを全く考えていないケース
- 自分の強みを理解していないケース
あなたの現状と照らし合わせて、直感に従うかどうかを判断しましょう。
成果が出せない言い訳をしてしまっているケース
「直感的にこの仕事は合わない」という感覚は、時に都合のいい言い訳として使えてしまうもの。
成果が出せないことの言い訳として、「直感的にこの仕事は合わない」を利用するのは避けるべきです。
なぜなら、「だって成果が出ないから」という“言い訳マインド”を持ったままでは、仕事を変えたとしても根本的な解決にならない場合があるからです。
「言い訳マインド」=原因を外に求め、何かのせいにする思考パターンのこと
「言い訳マインド」のままでは仕事を変えてもダメ
どんな仕事にも、辛いこと・上手くいかないこと・なかなか成果につながらないことがあります。
どんなに自分に合っている仕事でも、日々コツコツ積み重ねなければ、成果は出ません。
出たとしても微々たるもの。
それを他者のせい、何かのせいにしても、あなたの成長につながりません。
だからこそ、「だって〇〇だから」と他責にする、「言い訳マインド」そのものを辞める必要があるのです。
とはいえ、言い訳したくなる気持ちはよくわかります
重要なのは、「言い訳をしたところで、あなたの人生は良くならない」ということを理解すること。
「言い訳」しても何の意味もないのです。
これは決して、「言い訳するな、なんでも全力で努力しろ!」「努力できないお前が悪い!」と言うことが言いたいわけではありません。
- 「言い訳」はあなたの人生を良くしない
- あなたの人生が豊かにならない
このことを理解して欲しいのです。
何かのせいにする前に、一度自分ができることを全力でやってみないことには、本当に合っているかどうかがわかりません。
考えて、工夫して、やってみて…仕事を辞めるのはそれからでも遅くはありません。
例:営業「自分なりのスタイルをやめ、成果を出している先輩にコツを聞き、一旦試してみる」
上手くいかなくてもOK
もし仮に上手くいかなかったとしても、経験は100%残ります。
「本気で取り組んでみた」という経験そのものが、あなたにしか感じられない貴重なデータとして残るのです。
「やっぱり全然上手くできない」
「やっぱり全然成果が出せない」
「つらさしか感じない…」
このような感想が出てきたとしても、「全力でやっても自分はこの仕事はできない=向いていない可能性が高い」ということがわかります。
自分の適性を知るためにも、一度全力投球する必要があります。
全力を出すからこそ、見えてくるものがあるのです。
辞めた後のことを全く考えていないケース
よく勘違いしてしまいがちですが、「直感に従う=勝手に人生が上手くいく」というわけではありません。
✕「直感に従う⇒上手くいく」
〇「直感に従って選択する⇒選択を正解にするために頭を使い行動を起こす⇒結果として上手くいく」
このように、直感と同様に「思考と実行力」も必要不可欠です。
つまり、しっかりと辞めた後のことを考え、頭を捻らなければならないということ。
なおかつ、直感に従って辞める場合、以下のようにプロセスや期限を具体的にしておく必要があります。
「いつまでに強みを見つけ、いつまでに強みが発揮できる仕事を探し、いつまでに転職をする」
なぜなら、それくらいやらなければ、簡単に「まぁいいか…我慢して今の仕事を続けよう…」と現状に留まろうとしてしまうため。
それほど「客観性や論理性を一旦捨てて、直感に従う」という行為は、恐怖を伴うものなのです。
もし、先のことを考えておらず「ただ辞めたい」と思っている場合、一旦立ち止まりましょう。
立ち止まって内省をするのです。
「辞めた後にどうするのが最善か」
「自分はどうしたいのか」
「具体的にどんな仕事をしていくか」
このようにやめた後の方向性を明確に決めることが、直感に従ったことを後悔しないために必要なことです。
何も考えず辞めて、焦って仕事を探しても、いい結果を生まないのは容易に想像できますよね。
もちろん、直感的に「辞めたい」「合っていない」と感じていることを、否定しているわけではありません。
しっかりと直感を拾い上げることは重要。
しかし、直感を元に仕事を辞めた「後」を考えることが、より重要だということを忘れてはいけません。
自分の強みを理解していないケース
長期的に見た時、実はこの「強みを理解していない」というのが、一番避けるべきケースです。
なぜなら、強みを理解しない限り、仮に転職したとしても、苦しさを感じ続けることになってしまうからです。
強み=自分が自然とやってしまう動作・行動のこと
自分の強みを理解せず発揮できていない場合、以下のような悪影響が現れます。
- 成果が出にくい
- やらされてる感が強くストレスが溜まる
- 自信が持てない
これらの悪影響により、さらに「毎日仕事がつらい…」という意識が増すことに。
そのつらさから、さらにストレスがたまり、さらに成果も出ず、さらに自信も持てず…という負のループに陥ってしまうのです。
そうなれば当然、「仕事=辛いもの・我慢するもの」というイメージを拭うこともできません。
このような状態では、どんな仕事に就こうと、どんないい環境の職場に居ようと、根本的な解決にはなりません。
結果として、いくら転職をしたとしても、またすぐに辞めたくなってしまうのです。
直感で辞めるのは、まず強みを見つけてからでも遅くはありません。
辞める前に、必ず強みを見つけておきましょう。
強みの見つけ方は、以下の記事で解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
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- 仕事の成果の出し方がわかった!
- 将来の方向性が明確になった!
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直感で仕事を辞める前にまず「自己理解」をしよう
「直感で仕事を辞める」という行為は、とても恐ろしくて実行するのをためらってしまうでしょう。
それは、以下の2点が原因です。
- 判断基準が無い
- 辞めた後の方向性が決まっていない
要するに「仕事を辞めたい。でも、どうしたらいいのかわからない。」という、漠然とした不安が付きまとっていることが原因になります。
この不安を解消するためには、自己理解によって以下の2点をクリアにすることが必要不可欠。
- 自分の中のブレない判断基準
- 人生の方向性
ひとつひとつ解説していきます。
「自分の中のブレない判断基準」をクリアにする
あなたは仕事を選ぶときに、どんなことを基準にしていますか?
大抵の場合は、このような基準を元に仕事を選択しているでしょう。
- 年収
- 業界
- 肩書
- 福利厚生
- 労働条件
- 有休消化率
- 離職率
- 周りから褒められるかどうか
- チヤホヤされるかどうか
- 異性からモテそうかどうか
これらは、外から与えられている基準です。
外から与えられている基準に従い続ける限り、常に人生がフラフラとブレ続けることになります。
なぜなら、外側の基準は、時代や価値観・人によってコロコロと変わってしまうものだからです。
例:『経営者』に対する評価
Aさん:「責任感のある素晴らしい仕事をしている。尊敬できる人間だ。」
Bさん:「どうせ現場を知らずに、口だけを出してくる無責任なヤツだ。」
例:『副業』に対する評価
昔:「1つの会社に注力しないなんて忠誠心のないヤツだ。1人だけ抜け駆けしようなんてずるい。」
現代:「自分の身は自分で守らないと。そのためにも、副業を始めて収入の柱を作っておくのは賢い選択だよね。」
コロコロと変わってしまう基準に従っている場合、転職するにしても、副業をするにしても常に迷い続けます。
- 「ITエンジニアの方が年収が高いよ」と聞いてブレる
- 「投資やっておかないと先々困るよ」と聞いてブレる
- 「競争から離れて、田舎でスローライフ送るのが一番人間らしいよ」と聞いてブレる
このように外の基準に引っ張られ、何も決めることができず人生が前進しません。
そうならないために、自己理解をして自分の中にブレない判断基準を作る必要があるのです。
「自分は人生において、何を大事にしているんだろう」
「人生でどんなことを成し遂げたいんだろう」
「自分は何に対して喜びを感じるんだろう」
「自分はどんな人生を送れたら、最高だと思うだろう」
「逆に、自分が望まない人生はどんなものだろう」
このように自分自身に問いかけることで、自分という人間の解像度を上げていきます。
そうやって、自分の判断基準を明確に言語化していくのです。
◎自己理解によって基準を持っている状態
「これは自分には必要ないな」
「難しいかもしれないけど、自分の人生には必要だから頑張ってみよう」
「みんなは微妙と言うけど、自分はコレがとても好きだ」
「みんなはその行為を良いと言うけど、自分は良いとは思えない」
✕自己理解をせず基準を持っていない状態
「これも必要かも…あ、でもあれも必要そうだな…」
「なんだか難しそうだし、やめておこうかな」
「みんなが微妙って言ってるし、輪から外されたくないから自分も微妙って言っておこう」
「みんなはその行為を良いっていうし、自分のその行為をやって褒めてもらおう」
「人生の方向性」をクリアにする
「毎日仕事がしんどい…」という苦しみの渦中にいると、ついつい「辞めること」を主眼に置きがち。
しかし、目先の「仕事を辞める事」は目的ではありません。
「仕事を充実させる」「人生を豊かにすること」が本来の目的です。
仕事を辞めるという行為は、あくまで手段に過ぎません。
もっと言えば、「仕事」というものだって生きるための手段です。
『「自分の望む人生」があって、そこに必要な仕事をする』
これが正しいアプローチです。
このアプローチを取るからこそ、自分の望まない方向に行ってしまうことを防ぐことができるのです。
つまり「何のために辞めるのか」「辞めて何をするのか」、これが最も重要だということ。
その目的・方向性を定めるために、自己理解が必要になります。
方向性を定めることは、短期的・長期的に関わらず、人生のあらゆる場面でメリットを与えてくれるのです。
- 仕事を辞めることに確信が持てる
- 恐怖や不安を乗り越える原動力になってくれる
- 挫けそうになった時、ブレそうになった時、自分を正しい道に戻してくれる
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「直感で仕事を辞めていいのか?」に関するよくある質問
直感で仕事を辞める時、多くの人が疑問を持ちます。
以下のようなものが、よくある質問としてあげられるものです。
- 仕事を1ヶ月で辞める事は可能?
- 退職しそうな人の兆候は?
- 仕事を辞めた方がいいサインは?
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まとめ:仕事を直感で辞めるのはあり?直感で仕事を辞めた人の体験談をもとに解説
仕事を直感で辞めるのはありです。
なぜなら、直感はあなたにとっての正しい道を示してくれるものだから。
最終的に判断を下すのは、誰でもない「自分」しかいません。
誰でもない自分が判断するのなら、自分の直感に従い、自分自身が納得のいく選択をするべきなのです。
その方が後悔が生まれません。
そして、「直感に従うこと」よりも、さらに重要なことがあります。
それは「直感で決めたことを正解にする力」です。
結局のところ、「実行し、体感し、自ら考え、学び、主体的に行動する」が無ければ、直感に従ったとしても上手くはいきません。
『直感×主体性』この2つが合わさって、初めて上手くいくのです。
『直感で選択し、主体性をもって行動し、正解にする』
それこそが、真の意味で「自分の人生を生きる」ということなのです。
自分の人生を生きたい方は、ぜひキャリスピの体験セッションを受けてみてください。
自分の人生を生きるきっかけが得られるはずです。
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