好きなことを仕事にすべき?やめた方が良い?
好きなことを仕事にしたら、つらいことも耐えられる?
キャリアのプロであるGOAL-Bが「好きなこと」を仕事にすべきか否かを徹底解説!
好きなことを仕事にしよう

誰もが望むことですよね。
いやいや、そんな甘いものじゃない
好きなことでも仕事にしたら辛いよ?
このような否定的意見もよく耳にするでしょう。

結局どっちにしたらいいの?
結論、「好きなことを仕事にする」は方向性としては正しいです。
ただし、以下の2点は必須。
- 「好き」の解像度を上げる
- 「強み」を特定する
この2つを明確にし覚悟さえ決めれば、「好きなことを仕事にする」のは決して夢物語ではありません。
何より重要なのは、「さっさと決めて早く行動する」ことです。
迷ってウロウロしているほど、人生は長くありません。
自分の仕事を、人生をより良いものにするためにも、一刻も早く方向性を定めましょう。
好きなことを仕事にするのはあり


結論!
好きなことを仕事にするのはあり
好きなことを仕事にするとモチベーションがあがります。
モチベーションがあがれば、成果が出やすくなる。
毎日楽しく仕事ができる。

良いことづくめです。
しかし、好きなことって仕事にできるの?と思う人もいるでしょう。
イマイチ思い浮かばない場合は、やりたい仕事を探してみましょう。
動画でやりたいことの探し方も解説しているので、ぜひご覧ください。
好きなことを仕事にすると辛いこともある

好きなことを仕事にする場合、辛いこともあります。

「絶対に楽しい」わけではありません。
仕事には、良いことも悪いこともあります。
必ず楽しい日々を送れるとは限らないのです。
「好きなことだと楽しい!」と考えている場合は、気をつけてください。
おすすめのキャリアコンサルタントを下記の記事で紹介しているので、ぜひご覧ください。

好きなことを仕事にしたいと思う理由

好きなことを仕事にしたいと思う背景には、以下の理由があります。
- 楽しんで仕事をしたいから
- 仕事で成果が出せそうだから
- 仕事で嫌なことをしたくないから
楽しんで仕事をしたいから
好きなことを仕事にしたいと思うのは、楽しく仕事をしたいから。

辛いより楽しい方が良いですよね。
好きなことであれば、当然ですがやる気が出ます。
面白くない、しんどいと悩む必要がありません。
毎日の仕事が楽しくなれば、人生も楽しくなる。
一日の多くを占める仕事が楽しくなれば、毎日元気に過ごせるはずです。
仕事で成果が出せそうだから
好きなことを仕事にした方が、成果が出ると考える人もいます。

好きなことであれば、無理なくできるはず。
好きなことは命令されなくても、自分からどんどん行動できます。
「あれもしたい」「これもしたい」と思えるでしょう。
自分から動くことで、やる気も出て、成果も出るようになる。
好きなことであれば成果が出ると思うので、仕事にしたいと感じるのです。
強みを発揮できると、自然と成果も出てきます。
強みを見つけるワークシートを下記のページでプレゼントするので、ぜひ使ってみてください。
仕事で嫌なことをしたくないから
嫌なことを避けるために、好きなことを仕事にしたい人もいるでしょう。

好きなことであれば、嫌な思いが減るはず。
「仕事=辛い」と考える人は多いでしょう。
嫌なことを仕事でしていれば、もっと仕事が辛くなります。
好きなことを仕事にできれば、嫌なことをする機会が減ります。
仕事で苦労したくないと思う人は、好きなことを仕事にしたいと考えるのです。
好きなことを仕事にするメリット3選

好きなことを仕事にするメリットは、以下の3つです。
仕事の時間も楽しめる

好きなことが仕事になれば、仕事の時間も楽しめます。

1日中楽しく過ごせます。
好きなことをする時間は、やはり楽しいもの。
1日の大半を楽しく過ごせる日々は、最高の日々なはずです。
毎日毎日、楽しく過ごせることは、大きなメリットになるでしょう。
ストレスを溜めにくい

好きなことを仕事にすれば、ストレスも溜めにくくなります。

好きなことをしているからです。
自分に合わない仕事は、ストレスが溜まりがち。
成果が出ていても、辛くなる仕事もあるでしょう。
好きなことをしていれば、ストレスは感じにくくなります。
「仕事したくない」という時間が減るのは大きなメリットになるはずです。
モチベーションがあがる

好きなことをしている時間は、モチベーションがあがります。

「もっとやろう」と思えるはず。
仕事で成果を出すために、モチベーションは大事。
モチベーションさえ持っていれば、自然と仕事に取り組めます。
好きなことなので、自然とモチベーションの上がる状態に。
仕事に対して前向きに取り組みやすい点もメリットになります。
好きなことを仕事にするデメリット3選

好きなことを仕事にするデメリットは以下のとおりです。
- お金を稼げるかわからない
- 理想とのギャップに悩みやすい
- 「好きなこと」が好きじゃなくなる
お金を稼げるかわからない

好きなことを仕事にする場合、そもそも稼げるかわかりません。
- サッカーが好きだからサッカー選手
- 絵が好きだからイラストレーター
- ゲームが好きだからプロゲーマー

そんな簡単じゃないですよね。
たとえばイラストレーターだと、絵が描けると稼げるは別の話。
今の実力では、お金にならないかもしれません。
お金を稼げるかの基準は、「人の役に立てるか」です。
人の役に立つには、「強みを活かすこと」が欠かせません。
まずは自分の強みを特定し、どこで活かせるか考えましょう。
理想とのギャップに悩みやすい

- もっと稼げると思ってた
- もっと楽しいと思ってた
- 思ってた仕事と違う
好きだけで選ぶと、理想とのギャップに悩みがち。
たとえばイラストレーターの場合、好きな絵を描けるわけではありません。

依頼内容に沿った絵を描くことになります。
好きな絵を描いていればいいと思ったら、本当は違った。
自分の目指す方向性とは違う依頼ばかりきた。
最初の理想から離れていき、だんだん苦しくなっていくのです。
「好きなこと」が好きじゃなくなる

好きだったことが、好きじゃなくなるかもしれません。

仕事をしていると、辛いことも出てきます。
- ダメだしされて嫌になった
- 評価されなくて嫌いになった
- 理想と違うせいでモチベがない
仕事にしたせいで、好きだったことを嫌いになるかも。
趣味で楽しんでいた時を思い出し、辛くなってしまうのです。
「好きなこと」を仕事にするならやるべき2つのこと

好きなことを仕事にするなら、以下の2つはやっておきましょう。
「好き」の解像度を上げる

まずは「好き」を深掘りしましょう。

漠然とした状況では、仕事にできません。
たとえば、音楽が好きな場合。
- 聴くことが好きなのか
- 曲を作ることが好きなのか
- 歌うことが好きなのか
曲を作ることが好きなのに、歌を仕事にするとズレが生じます。
また、曲を作るにもジャンルがあり、好き嫌いがあるでしょう。
好きを具体的にすることにより、どんな仕事を目指すべきかが見えてきます。
「強み」を把握する

好きなことを仕事にする際、絶対に必要なのが「強み」。

「好きなこと」と「強み」をかけ合わせましょう。
強みとは、「やりたいから勝手にやってしまうこと」
勝手にやってしまうことなら、仕事にしても苦になりません。
自分の才能でもあるので、自然と成果も出せるようになります。
仕事にしたいのであれば、お金を稼げるかも重要。
成果が出せる、人の役に立てることなのかも考えてみてください。
好きなことを仕事にすると辛い理由3選

好きなことを仕事にすると辛い理由には、以下があります。
義務感が生じやすい

好きなことを仕事にすると、義務感が生じやすくなります。
- 絵を描かないといけない
- サッカーの練習しないといけない

「やらなければ」になります。
仕事なので、やりたいかどうかに関係なく必要です。
- 疲れたな
- 今日は絵をかきたくないな
- 時間があるときにやれば良いか
「やらなきゃ」になるので、義務に感じてしまいがち。
自分の意思でやりたいと思うことが減ってしまうのです。
ほかの人と比較してしまう

仕事として成果を出すために、周囲との比較をしてしまいがち。
- あの人の方が才能がある…
- あの人の方が人気だ…
- あの人の方が稼いでる…
趣味なら比較することなく、自分が楽しめればOK。
しかし、仕事は稼ぐ必要があり、周囲よりも実力が必要です。

周りと比較し、自分を卑下して辛くなることに。
好きだったはずのことなのに、なぜか苦しくなってくるのです。
好きなことだけできるわけではないから
好きなことだけ仕事にできるわけではないことも、難しい理由です。

ほかの業務を進めないといけません。
たとえば、「絵をかきたい」でイラストレーターになった場合。
仕事をするためには、お客さまとの打ち合わせが必要です。
「人と話すのが嫌だから、絵だけ描いていたい…」
このように感じていても、仕事を進めるためには避けて通れない業務もあります。
好きなことを仕事にできても、好きなことだけできるとは限りません。

苦手な業務も行うことに苦しむケースがあります。
好きなことを仕事にするべき?と悩む人によくある質問

好きなことを仕事にする際のよくある質問は以下の通りです。
- 好きなことを仕事にした結果はどうなった?
- 好きなことを仕事にする理由は?
- 好きなことを仕事にできる割合は?
好きなことを仕事にした結果はどうなった?
好きなことを仕事にした方にインタビューした結果、次のような回答がありました。
- 成果が出るようになった。
- 自分の可能性を信じられるようになった
好きなことを仕事にする理由は?
好きなことを仕事にするのは、充実感があるから。
好きなことをすると、時間を忘れるほど没頭できる瞬間があります。

自分の能力を最大限に発揮できる。
好きなことを仕事にすれば、自分らしい生き方が実現できます。
好きなことを仕事にできる割合は?
好きなことを仕事にできる割合は、2人に1人。
マイナビニュースの調査によると、「今、好きなことを仕事にしていますか?」という質問に対して「はい」と答えたのは39.8%でした。

ただし、そのニュアンスは様々。
時間を忘れるからです
実験が好きで研究の道を選んだ、楽しい!
仕事をしていて好きになったから
スキルがいかせるから
好きなことを仕事にしている人は4割 – 「国際関係」「あら探しが好き」 | マイナビニュース (mynavi.jp)
好きの範囲が広い点には要注意。
思っていたのと違うと感じるかもしれません。
まとめ:好きなことを仕事にするのは正しい?辛いからやめておくべき?


結論、好きなことは仕事にすべきです。
- つらいこと
- 乗り越えなくてはいけないこと

でも、これらは間違いなくあります。
しかし、それは我慢して辛い仕事をしていても同じこと。
だとしたら、その先に望む人生が待ってる方を選択しませんか?
とはいえ、色んな不安がよぎるでしょう。
- 自分には何のスキルもないしな…
- 自分が好きなことがお金になるわけない…
- 趣味程度だし、仕事になるわけないよな…
そんな不安やモヤモヤを抱える人は、コーチングの力を借りましょう。
やりたいことを実現し、人生を大きく変えた方の体験談もご紹介。
一人で苦しまず、プロの力を借りることで人生を輝かせることができるはずです。