「自分に合った仕事を見つけたいけど、なにからすればいいの?」
「MBTI診断をみてもどうキャリアに活かせばいいのかわからない」
この記事では、MBTIの16タイプ別の特徴と適職の一覧、実際のキャリアへの活かし方を解説します。
「今の仕事、本当に自分に合っているのかな…」
「転職やキャリア選びに自信が持てない…」
「MBTI診断をしたけれど適職が分からない…」
自分にとって今の仕事は適職なのかを調べるために、現代ではMBTI診断が流行っています。
この記事では、MBTIの16タイプ別の向いている・向いていない職業とキャリアへの具体的な活かし方について解説します。
この記事を読むと、MBTIをもとに自分の強みを活かした適職のヒントが得られ、自分らしさに自信を持った働き方ができるようになります。
MBTI診断で自分のタイプが分かっても「強み」として腑に落ちず、他タイプも見比べて迷子になってしまうことも。
「強みが分かるシート」に書き込んでいくと、自分が得意なこと・活かせる場面が整理され、適職の方向性がはっきりします。
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【MBTI】16タイプ別の適職一覧|向いている仕事3選・強み・向いていない仕事
MBTIの16タイプ別に適職一覧を解説します。
【MBTI】16タイプ別適職一覧|向いている仕事3選・強み・向いていない仕事
- 【INTJ|建築家タイプ】ビジョンを描き、静かに実行する戦略家
- 【INTP|論理学者タイプ】自由な発想で真理を探る分析者
- 【ENTJ|指揮官タイプ】目標を掲げ、チームを導くリーダー
- 【ENTP|討論者タイプ】変化を楽しみ、発想で突破する挑戦者
- 【INFJ|提唱者タイプ】人の成長を信じ、静かに導く理想家
- 【INFP|仲介者タイプ】理想を追いかけ、心のままに動く共感者
- 【ENFJ|主人公タイプ】人をまとめ、前向きな場をつくるリーダー
- 【ENFP|広報運動家タイプ】好奇心と情熱で世界を広げるアイデア人
- 【ISTJ|管理者タイプ】誠実に積み重ね、信頼を築く堅実派
- 【ISFJ|擁護者タイプ】人を支え、安心を届ける縁の下の力持ち
- 【ESTJ|幹部タイプ】現場をまとめ、成果を出す実務派リーダー
- 【ESFJ|領事タイプ】人を気遣い、場をあたためる調整役
- 【ISTP|巨匠タイプ】冷静に分析し、行動で解決する職人肌
- 【ISFP|冒険家タイプ】感性で世界を捉え、穏やかに貢献するアーティスト
- 【ESTP|起業家タイプ】瞬発力でチャンスをつかむアクション派
- 【ESFP|エンターテイナータイプ】場を明るくし、人を笑顔にするムードメーカー
【INTJ|建築家タイプ】戦略設計・研究開発・データ分析(深い集中×長期視点)
【INTJ|建築家タイプ】は未来を見通し静かに戦略を描くタイプ。
【INTJ】は全体を俯瞰して道筋を立てるのが得意です。
- 経営企画:理想の形を実現するための仕組みを設計できる
- 研究開発:仮説を立て、時間をかけて成果を追求できる
- データ分析:数字から本質を見抜く論理的思考を発揮できる
戦略性、集中力、洞察力
- 新規開拓営業:初対面の人とテンポよく会話を重ねる必要があり、気力を使いやすい
- 接客販売職:短時間で多くの人に対応するため、深く考える時間が取りづらい
【INTP|論理学者タイプ】研究職・エンジニア・コンサル(仮説検証×論理思考)
【INTP|論理学者タイプ】は「なぜ?」をとことん掘り下げる探究者タイプ。
【INTP】は仕組みを理解し改善することに喜びを感じます。
- 研究職:仮説を立て、試行錯誤を重ねながら成果を導ける
- ソフトウェアエンジニア:理論を実装し、論理で課題を解く楽しさがある
- 戦略コンサルタント:構造的に課題を整理し、根本解決を図れる
分析力、創造性、論理的思考
- ルーティン事務:細かい手順を繰り返すだけでは退屈に感じやすい
- ノルマ営業:数字を追うことより、論理的な根拠を重視したくなる
【ENTJ|指揮官タイプ】事業開発・経営管理・営業マネジメント(意思決定×牽引)
【ENTJ|指揮官タイプ】はゴールに向けてチームをまとめるリーダータイプ。
【ENTJ】は戦略的に動き、成果を出すことに情熱を注ぎます。
- 事業開発:新しいビジネスを構築し、チームを率いて進められる
- 営業マネージャー:明確な目標設定と実行管理で成果を最大化できる
- 経営企画:全体の最適化を見据えた意思決定ができる
決断力、分析力、リーダーシップ
- マニュアル重視の業務:裁量が少なく、意見が反映されにくいとストレスを感じる
- スピードより合意形成を重視する職場:決断が遅く感じてしまう
【ENTP|討論者タイプ】新規事業・マーケ・企画職(発想力×変化対応)
【ENTP|討論者タイプ】は変化を楽しみ新しい価値を生み出すアイデアマン。
【ENTP】は常識を超えた発想でチャンスを広げます。
- 新規事業開発:常に新しいアイデアを形にする挑戦ができる
- マーケティングディレクター:トレンドを読み、革新的な戦略を立てられる
- 企画職:多角的な視点からプロジェクトを企画立案できる
柔軟な思考、発想力、行動力
- 定型業務中心の職場:新しい提案や工夫が受け入れられにくい
- 静かな事務作業:動きのない環境だとエネルギーが出づらい
【INFJ|提唱者タイプ】教育・カウンセリング・人材育成(価値観整合×傾聴)
【INFJ|提唱者タイプ】は人の成長や変化を支えることに喜びを感じるタイプ。
【INFJ】は静かな情熱を持つ理想家です。
- 教育・研修:人の可能性を引き出し、長期的に伴走できる
- キャリアカウンセラー:相手の思いを受け止め、整理を助けられる
- 人材育成担当:個々の強みを見極め、活躍を後押しできる
共感力、洞察力、ビジョン構築
- 短期成績重視の営業:数値だけで評価されるとモチベーションが下がりやすい
- テンポの速すぎる現場:じっくり関わる時間がないと疲れやすい
【INFP|仲介者タイプ】クリエイティブ・編集・福祉(理念重視×共感)
【INFP|仲介者タイプ】は「自分らしさ」と「誰かの幸せ」を両立させたい理想主義者。
【INFP】は優しく芯のある表現者です。
- ライター/編集者:思いを言葉で形にし、人の心を動かせる
- デザイナー:世界観や価値観を表現し、共感を生み出せる
- 福祉・教育職:誰かの笑顔に貢献できる仕事にやりがいを感じる
創造性、共感性、誠実さ
- 数字至上主義の営業:人より結果を優先する文化では息苦しく感じやすい
- スピード重視の大量処理業務:丁寧さを大事にしたい気持ちがある
【ENFJ|主人公タイプ】人事・広報・コミュニティ運営(関係構築×巻き込み)
【ENFJ|主人公タイプ】は人の成長を応援しながら、チームを巻き込むタイプ。
【ENFJ】は周囲に安心感を与え、みんなのモチベーションを引き上げます。
- 人事・採用担当:人の魅力を見抜き、最適な場を見つけてあげられる
- 広報・PR職:言葉やストーリーで組織の想いを伝えられる
- コミュニティマネージャー:人と人をつなぎ、温かい関係を育てられる
共感力、調整力、発信力
- 一人で黙々と進める業務:チームでの交流が少ないとエネルギーが下がりやすい
- 競争色の強い職場:協力よりも勝ち負けが重視されると疲れやすい
【ENFP|広報運動家タイプ】企画・PR・クリエイティブ(アイデア×推進)
【ENFP|広報運動家タイプ】は「これ、面白そう!」を原動力に動くアイデアマン。
【ENFP】は人を巻き込み、前向きな空気をつくるのが得意です。
- 企画職:自由な発想で新しい企画を生み出せる
- SNSマーケティング:人の心を動かすストーリー発信ができる
- イベントプランナー:楽しさや熱量を形にできる
柔軟性、発想力、ポジティブな影響力
- 細かいルールに縛られる職場:自由な発想を試しづらい環境では力が出にくい
- ルーティン中心の仕事:変化が少ないとモチベーションを保ちにくい
【ISTJ|管理者タイプ】品質管理・総務・会計(正確性×ルール運用)
【ISTJ|管理者タイプ】はきちんと物事を整え、堅実に成果を積み上げる信頼の番人。
【ISTJ】はチームに安定と安心をもたらします。
- 経理・会計職:数字をもとに確実に成果を積み上げられる
- 総務・法務:ルールを守り、組織を円滑に支えられる
- 品質保証:手順を徹底し、ミスのない仕組みを整えられる
誠実さ、責任感、継続力
- 変化が激しく方針がすぐ変わる職場:安定を重んじるため混乱しやすい
- 曖昧な指示で動く業務:明確なルールがないとストレスを感じやすい
【ISFJ|擁護者タイプ】医療福祉・事務サポート・CS(献身×丁寧さ)
【ISFJ|擁護者タイプ】は思いやり深く、人のために動くサポータータイプ。
【ISFJ】は人の「困った」を見逃さない優しさが魅力です。
- 医療・介護職:人の安心や笑顔を支えられる
- カスタマーサポート:丁寧な対応で信頼を築ける
- 一般事務・庶務:細やかな気配りでチームを支えられる
献身性、忍耐力、サポート力
- 強引な営業職:押しの強いやりとりが続くと疲れやすい
- 衝突の多い職場:人間関係がギスギスしていると気持ちが沈みやすい
【ESTJ|幹部タイプ】現場統括・オペ管理・行政(実行統率×整流化)
【ESTJ|幹部タイプ】は現場を整理し、チームを確実に動かすリーダータイプ。
【ESTJ】はルールを守りつつ成果を上げる実務派です。
- プロジェクトマネージャー:チームをまとめ、目標を達成できる
- 行政職:秩序とルールを保ちながら地域や社会に貢献できる
- オペレーション管理:業務の流れを整え、効率を高められる
計画性、実行力、リーダーシップ
- 自由すぎる職場:ルールや方向性が曖昧だと不安になりやすい
- 感情重視の組織:論理より“雰囲気”で動く環境にストレスを感じやすい
【ESFJ|領事タイプ】販売・接客・人事労務(対人調整×支援)
【ESFJ|領事タイプ】は周りの人の笑顔を大切にする調整役。
【ESFJ】は場の空気を読み、チームを心地よく動かす力があります。
- 販売・接客職:相手の気持ちに寄り添い、満足を届けられる
- 人事・労務職:人との信頼関係を大切にしながら組織を支えられる
- スクール運営:生徒や保護者との関係を丁寧に築ける
協調性、ホスピタリティ、気配り
- 対立や駆け引きが多い交渉業務:争いより調和を大切にしたい気持ちが強い
- 無機質な職場環境:人とのつながりが感じられないとエネルギーが下がる
【ISTP|巨匠タイプ】整備・インフラ・プロダクト実装(手を動かす×問題解決)
【ISTP|巨匠タイプ】は理屈より実践!現場で動いて解決する職人タイプ。
【ISTP】は冷静に分析し、最短で課題を解決します。
- エンジニア職:自分の手で仕組みを作り上げられる
- インフラ・整備職:トラブル対応や改善提案に強みを発揮できる
- 製造・プロトタイプ開発:試行錯誤しながら形を完成させられる
冷静さ、観察力、問題解決力
- 会議中心の職場:行動より話し合いが多いと退屈しやすい
- 終日デスクワーク:体を動かさない業務が続くと集中力が落ちる
【ISFP|冒険家タイプ】デザイン・保育・介護(美意識×やさしさ)
【ISFP|冒険家タイプ】は自分の感性を大切にするアーティストタイプ。
【ISFP】は穏やかで、人にも自然にもやさしく向き合います。
- デザイナー職:自分の世界観を表現し、人に感動を届けられる
- 保育・介護職:思いやりをもって人と関われる
- クラフト・アート系:手仕事を通して創造の楽しさを感じられる
感受性、思いやり、美的センス
- ノルマ中心の営業職:人の気持ちより数字を優先する場面に違和感を覚えやすい
- スピード重視の大量作業:ひとつひとつを丁寧に仕上げたい気持ちがある
【ESTP|起業家タイプ】営業・イベント運営・トレーダー(瞬発×交渉)
【ESTP|起業家タイプ】は行動力と判断力でチャンスをつかむ冒険家タイプ。
【ESTP】はスピード感のある環境でこそ輝きます。
- 営業職:瞬時の判断と行動で成果を上げられる
- イベント運営:ライブ感のある現場で力を発揮できる
- トレーダー:変化の激しい市場で決断力を試せる
実行力、判断力、社交性
- 細かい長期計画を求められる業務:動きながら考える方が力を発揮できる
- 静かな職場環境:スピードと刺激がないと退屈に感じやすい
【ESFP|エンターテイナータイプ】接客・エンタメ・レジャー運営(場づくり×表現)
【ESFP|エンターテイナータイプ】は人の笑顔を見るのが何よりの喜び。
【ESFP】は明るくポジティブなムードメーカーです。
- 接客・販売職:その場を明るくしながらお客様を楽しませられる
- イベント・エンタメ業界:自分の表現で人を笑顔にできる
- 教育・保育職:子どもたちの成長を楽しくサポートできる
表現力、社交性、ポジティブさ
- 一人作業中心の職場:人との関わりが少ないとモチベーションが下がる
- 静かで厳格な環境:明るさを出しづらく、気持ちが抑え込まれやすい
MBTIのタイプ結果が、そのまま自分の強みだとしっくりこないことも。
「強みが分かるワークシート」を使えば、あなたが無意識にできている本当の強みを発見できます。
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MBTI×適職の活かし方3ステップ
MBTI診断で自分のタイプを知ることは、ゴールではなくスタートです。
診断結果を“知識”で終わらせず、“行動”につなげるための3ステップを紹介します。
- Step1|自己理解を深掘り(タイプ特性+強み・弱みを言語化)
- Step2|職種候補を並べて絞る(スキル・興味・価値観でマトリクス)
- Step3|小さく試す(社内異動・副業・ボランティア・OB訪問)
Step1|自己理解を深掘り(タイプ特性+強み・弱みを言語化)
まずは、タイプ診断で出たキーワードを、自分の言葉で言い換えてみましょう。
「INFJ=提唱者タイプ」なら、“人の成長を応援するのが好き”“人の気持ちを考えすぎることがある”など、自分の体験と結びつけて整理するのがコツです。
ここで大切なのは、“強みだけでなく、弱みも味方につける”こと。
「考えすぎる」は、裏を返せば“丁寧に思考できる”という強み。
自分の特性を肯定的に言語化することが、キャリアの軸を見つける第一歩です。
Step2|職種候補を並べて絞る(スキル・興味・価値観でマトリクス)
次に、自分のスキル・興味・価値観をもとに「どんな仕事が合いそうか」を見える化します。
「好き×得意×大事にしたいこと」を掛け合わせると、自分に合う職種が自然と浮かび上がります。
例えば、ENFPタイプなら「人を笑顔にする×自由な発想を活かす×ワクワクを届けたい」
→ 広報・イベント企画・教育などが候補に上がるイメージです。
ポイントは“他人のおすすめ職業”ではなく、“自分のモチベーションが続く仕事”を選ぶこと。
MBTIの結果は、方向性を見つけるための「コンパス」なのです。
Step3|小さく試す(社内異動・副業・ボランティア・OB訪問)
最後のステップは「実際に行動して確かめる」フェーズです。
向いている仕事は、考えているだけでは見えてきません。
小さくても一歩を踏み出すことで、はじめて“本当の適性”がわかります。
- 気になる職種の人に話を聞く(OB・OG訪問やSNSでの情報収集)
- 社内プロジェクトや業務改善タスクに手を挙げてみる
- 副業・ボランティア・コミュニティ活動で新しい環境を体験する
小さな実践を通して「自分がどんな環境で力を発揮できるのか」を体感できます。
自己理解と行動の組み合わせが一番の成功パターン。
診断結果を“知識”で終わらせず“経験”に変えることで、理想の働き方がぐっと現実に近づきます。
MBTIの16タイプはあくまで自分の強みを知るきっかけにすぎません。
「自分の本音を見つける自己理解ワーク」を使えば、診断やテストではわからなかった自分の強みや得意を言語化できるようになります。
下記ボタンから簡単に受け取れるので、ぜひ本当の理想の働き方を見つけてください。
MBTI×適職のNGな使い方4選
MBTI診断は、自分を理解するための「地図」のようなもの。
ここでは、やってしまいがちな4つのNGパターンと、その乗り越え方を紹介します。
- 「タイプ=運命」と決めつける
- 無料診断を過信する
- 職務要件や市場を無視する
- 環境要因(上司・評価制度・文化)を軽視する
「タイプ=運命」と決めつける
「私はINFPだから営業職には向いてない」「ESTJだから自由な職場は無理」──。
こうした“タイプの固定観念”は、自分の可能性を狭めてしまいます。
MBTIは、あくまで“思考と行動の傾向”を示すツール。
訓練や環境で、人は柔軟に変化します。
「苦手」と感じる分野でも、サポート体制や仲間次第で意外と活躍できることも多いのです。
【乗り越え方】
タイプは「自分を制限するラベル」ではなく、「自分を理解するヒント」として使いましょう。
無料診断を過信する
ネット上には“なんちゃってMBTI診断”も多く存在します。
結果が毎回違ったり、質問が極端だったりしませんか?
「結局どれが本当?」と迷う人も多いはず。
無料診断は“自己理解の入口”としてはOKですが、結果を鵜呑みにせず、内容の精度を確認することが大切です。
本格的に理解を深めたいなら、公式の有資格者によるMBTI診断や、キャリアコーチングでのフィードバックを受けてみましょう。
【乗り越え方】
複数の結果を見比べて共通点を探すと、自分の“根っこの性質”が見えてきます。
職務要件や市場を無視する
「タイプに合ってるから」といっても、現実の仕事内容や労働環境が合わないケースもあります。
たとえば、創造性が高いENFPタイプでも、納期が常にギリギリな職場では疲弊してしまうことも。
MBTIを軸にしつつも、“働く環境”や“チーム文化”をしっかり見ることが重要です。
同じ職種でも、会社によって向き・不向きがまったく変わります。
【乗り越え方】
「この仕事はどんな働き方が求められるのか?」を調べて、自分のタイプと照らし合わせてみましょう。
環境要因(上司・評価制度・文化)を軽視する
「この職種は合わなかった=自分のタイプのせい」と思い込みがちですが、実は“職場環境”の影響が大きいこともあります。
キャリアの悩みの多くは、“仕事の内容”よりも“働く環境”にあるといわれています。
評価軸や人間関係、チームの雰囲気によって、同じ仕事でも感じ方は大きく変わるもの。
まずは、自分のタイプがどんな環境で力を発揮できるかを整理してみましょう。
【乗り越え方】
理想の働き方や人間関係の状態を具体的に描いてみると、自分に合う職場像が見えてきます。
“自分の理想の働き方”を一人で言語化するのは難しい人もいるかもしれません。
「GOAL設定ワークシート」を使えば、書き込んでいくだけでタイプを活かしたキャリアのゴールを描けます。
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【必読】MBTIタイプ別 働き方傾向(強み/弱み/苦手な環境)と注意点
MBTIタイプごとの「働くときのクセ」や「エネルギーの使い方」を知っておくと、日々のストレスを減らし、自分らしい仕事スタイルを築きやすくなります。
ここでは職種ではなく、“働き方の傾向”そのものをタイプ別に表にまとめました。
タイプ | ◎強み | ■弱み | 苦手な環境 | 意識ポイント |
INTJ 建築家タイプ | 計画力と先見性。 先を見通して、最短ルートを描く力がある。 | 感情よりも理論を優先しすぎて、人間関係で誤解を招くことがある。 | 方針が頻繁に変わる職場/目的が曖昧なチーム。 | アイデアを共有する際は、感情や共感を交えて伝えると理解が得やすい。 |
INTP 論理学者タイプ | 理論的に考え、仕組みを理解する力。 独創的なアイデアを生む。 | 実行や継続よりも思考に時間を使いすぎる傾向がある。 | 形式的な会議やルール重視の文化。 | 完璧を求めすぎず、“まず試す”ことで成果に近づく。 |
ENTJ 指揮官タイプ | 構想力とリーダーシップ。 ゴールを明確にして人を動かせる。 | スピード重視になりすぎて、他者の感情を置き去りにしやすい。 | 責任範囲が曖昧なチーム/指示待ち文化の職場。 | メンバーのペースを尊重し、成果よりも“過程の共有”を意識すると信頼が深まる。 |
ENTP 討論者タイプ | 柔軟な発想力と瞬発的な行動力。 新しい視点で課題を解決できる。 | 興味を失うと集中力が途切れやすく、継続が苦手な傾向。 | 細かいルールや、改善提案が通りにくい文化。 | 1つのテーマを深掘りする習慣をつけると、成果が飛躍的に伸びる。 |
INFJ 提唱者タイプ | 深い共感力と洞察力。 人の変化を感じ取り、長期的な支援ができる。 | 人の気持ちに寄り添いすぎて、自分のエネルギーを使い切りやすい。 | 競争重視・スピード最優先の職場。 | 相手を助ける前に「自分を整える時間」をつくると、長く力を発揮できる。 |
INFP 仲介者タイプ | 価値観を大切にし、自分の信じることを言葉や作品で表現できる。 | 現実的な制約や数字管理が続くとモチベーションを失いやすい。 | 成果やスピードを最優先に求められる職場。 | 理想と現実の“ちょうどいい中間点”を見つけると、自分らしさが活きる。 |
ENFJ 主人公タイプ | 人の可能性を引き出し、チームをポジティブに導ける。 | 周囲の期待に応えようとしすぎて、自己犠牲になりやすい。 | 個人主義で、協調や思いやりが軽視される職場。 | ときには「助ける側」から「助けてもらう側」に回ることで、関係がより豊かになる。 |
ENFP 広報運動家タイプ | 発想の柔らかさとポジティブなエネルギーで、人や場を明るくする。 | 興味が移り変わりやすく、途中で飽きてしまうことがある。 | 制約が多く、自由な提案が受け入れられない職場。 | 1つのテーマを長く続けるコツは「誰かと一緒に進める」こと。共感が継続の原動力になる。 |
ISTJ 管理者タイプ | 計画性と責任感。 コツコツ努力し、約束を守る力に長けている。 | 変化や曖昧さが続くと、混乱や不安を感じやすい。 | ルールが曖昧で、指示が頻繁に変わる職場。 | ときには“完璧じゃなくてもOK”と考えることで、柔軟性と安心感が増す。 |
ISFJ 擁護者タイプ | 思いやりと献身性。 誰かのために行動することで力を発揮できる。 | 自己主張が苦手で、頑張りすぎてしまう傾向がある。 | 感情のぶつかり合いが多い職場や、評価が不透明な組織。 | 助けたい人を「選ぶ勇気」を持つと、自分のエネルギーが長持ちする。 |
ESTJ 幹部タイプ | 秩序を重んじ、計画通りに物事を進める力。 チームを確実に動かせる。 | 効率を優先しすぎて、柔軟な意見を受け入れにくいことがある。 | ルールが曖昧・責任範囲が不明確な職場。 | 自分と違う意見を“チームの伸びしろ”として受け止めると、成果がさらに高まる。 |
ESFJ 領事タイプ | 周囲の変化に敏感。 人の心を安心させるコミュニケーション力。 | 周りを優先しすぎて、自分の本音を後回しにしがち。 | 冷たくドライな職場/感謝や対話が少ない文化。 | ときには“NO”を伝える勇気を持つことで、より健やかな関係が築ける。 |
ISFP 冒険家タイプ | やさしい感受性と美的センス。 人や空間を心地よく整える。 | 衝突や競争を避けすぎて、意見を飲み込みやすい。 | プレッシャーの強い職場/スピード重視の文化。 | 自分の「好き」や「心地よさ」を大切にすると、創造性が最大化する。 |
ESTP 起業家タイプ | 判断力と行動力。 状況に応じて最適な方法を見つけられる。 | 計画を立てるより、思いつきで動いて後悔することがある。 | 変化が少なく、動きのない職場。 | 少し先の目標を決めておくと、行動に一貫性が生まれる。 |
ESFP エンターテイナータイプ | その場の空気を読む力と表現力。 自然と周りを元気にできる。 | 楽しさを重視しすぎて、飽きっぽくなることがある。 | 静かで緊張感のある職場/個人作業が多い仕事。 | 自分の明るさを“チームの支え”に変えると、信頼と成果の両方がついてくる。 |
「苦手」は“欠点”ではなく、“自分を守るためのサイン”。
どんなタイプにも得意と苦手があるからこそ、チームで働くことに意味があります。
自分の “得意な環境” “苦手な環境” を知ることが、キャリアを育てる第一歩です。
MBTIタイプ別適職一覧を知りたい人からよくある質問
MBTIのタイプを知って「この結果、どう活かせばいいの?」と迷う人はとても多いです。
ここでは、MBTIタイプ別適職一覧を知りたい人からよくある質問に回答します。
- 同じタイプでも向いている仕事は違う?
- 仕事ができるタイプってどれ?
- 診断結果がブレる時の対処は?
- 転職に活用してもいい?
- 診断されたタイプではないと感じたときは?
- 他のタイプとの相性ってあるの?
- 同じタイプでも向いている仕事は違う?
-
MBTIタイプはあくまで「考え方や行動の傾向」を示すもので「適職」を一律に決めるものではありません。
同じENFPでも人前で話す仕事に向く人もいれば、裏方の企画に熱中する人もいます。
大切なのは「自分のタイプ×自分の価値観×これまでの経験」で考えること。
タイプを“出発点”にして、自分のキャリアを描いていきましょう。
- 仕事ができるタイプってどれ?
-
どのタイプにも“仕事ができる人”はいます。
成果を出す人の共通点は「自分の特性を理解して、活かす環境を選んでいる」こと。
たとえば、ISTJは精密さで信頼を得て、ENFPは発想力で人を動かします。
タイプの優劣ではなく「どんな場面で自分が光るか」を知ることが、結果を出す一番の近道です。
- 診断結果がブレる時の対処は?
-
ブレること自体は自然なことです。
ミズカラくん
人は環境や立場によって、行動のパターンが変化します。
もし結果が毎回違うなら「どのタイプの説明が一番しっくりくるか」を基準に考えてみてください。
気分や体調によっても回答が揺れることがあるため、落ち着いたタイミングで受けるのがおすすめです。
- 転職に活用してもいい?
-
MBTIのタイプ別の特徴は、転職に活用できます。
ポイントは「MBTIで向いている職種を決める」よりも「自分の得意な環境を見つける」視点で使うこと。
たとえば、ISTPなら“裁量がある現場”で力を発揮しやすく、INFJなら“人の成長を支える場”が心地よい。
面接でも「自分の強みをこう活かせる」と具体的に話せるようになります。
- 診断されたタイプではないと感じたときは?
-
まずはその感覚を大切にしましょう。
ミズカラくん
MBTIは“自己理解のヒント”であって、絶対的な答えではありません。
「本当はこうなりたい」と感じたタイプが、あなたの“理想の自分像”を映していることもあります。
気になったタイプを比較しながら「なぜそう感じたのか」を掘り下げてみると、本当の自分の価値観に気づけます。
- 他のタイプとの相性ってあるの?
-
“相性の良し悪し”というよりも“補い合う関係”と考えるのが正解です。
たとえば、論理的なINTPと、共感力の高いENFJはバランスが取りやすい組み合わせ。
ミズカラくん
逆に似たタイプ同士だと、考え方がかぶって行き詰まることもあります。
違いを否定せず「お互いの得意を持ち寄る」とうまくいきます。
まとめ:【保存版】MBTIタイプ別 適職一覧|16タイプの強み・向いてる仕事・活かし方
MBTI診断は“自分の性格を知るため”のものではなく、“自分らしく働くため”の道しるべです。
タイプによって向き・不向きがあるのは事実ですが、それは「自分の特性を活かすヒント」であり「可能性を制限する線引き」ではありません。
MBTI×適職の活かし方は、以下のとおりです。
- Step1|自己理解を深掘り(タイプ特性+強み・弱みを言語化)
- Step2|職種候補を並べて絞る(スキル・興味・価値観でマトリクス)
- Step3|小さく試す(社内異動・副業・ボランティア・OB訪問)
16タイプの違いを理解することは、他人を知り、自分を大切にする第一歩。
診断結果に一喜一憂するのではなく、あなたの“働く心地よさ”を見つけるために活用してみましょう。
自己理解を深めるために、キャリア全般のプロであるキャリアコーチに相談をするのもおすすめです。
キャリアコーチングについて詳しくは、以下の動画をご覧ください。