合わない仕事を続けるとどうなる?向いてない仕事を続けた結果は?
仕事が合わないと感じる方に、自分に合う仕事を見つける方法を解説します!
「正直、今の仕事があってないな……。」
「このまま合わない仕事を続けていても良いのかな……。」
仕事は合わないと感じるけど、辞めるのはなかなか難しいですよね。
どんな仕事でも3年は続けてみろ
これもよく聞くセリフです。
やっぱり少しでも長く続けた方が良いのかな、と悩む人も多いのではないでしょうか。
転職したいと考えても以下のように、不安になってしまう気持ちもよくわかります。
- 転職できるか不安…
- 転職先も向いてなかったらどうしよう…
とはいえ、合わない・向いてない仕事を続けていると、身も心もボロボロになってしまいます。
この記事では、向いてない仕事だと気付くサインや、向いてる仕事の見つけ方を解説します。
合わない仕事を続けるとどうなるかも分かるので、次に向けた行動が明らかになるでしょう。
向いてる仕事を見つけるためには「強み」を知った上で、活躍できる仕事を見つける必要があります。
GOAL-BではCOOの山宮監修のもと「強みがわかるワークシート」を無料配布しています。
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合わない・向いてない仕事を続けた結果
まずは、合わない・向いてない仕事を続けた結果どうなるのかを見ていきましょう。
一般的な意見を参考にしていきます。
生まれるのは「後悔」「疑念」「自己嫌悪」
結論、総じてこの3つの感情が生まれるということが言えます。
- 後悔
- 疑念
- 自己嫌悪
【後悔】
「合わない」と分かっていながらもズルズル続けて時間を無駄にしてしまった後悔。
【疑念】
常に「本当にこのままでいいのか?」と疑い続けてしまうため、目の前の仕事に集中できない。
【自己嫌悪】
合わない仕事は「自分は仕事ができない」という自己認識を育て、どんどん自己嫌悪に陥る。
そして、重要な観点があります。
何もしないと、どんどん状況が悪化する
どんなに頑張っても、「加齢」からは逃げられません。
体力も基本的には落ちていくもの。
- 家族を持つ
- ローンを組む
- 高齢の親の介護
どんどん責任が増えていき、身動きが取れなくなっていくのです。
何かいい仕事ないかなぁ…
— あまおう☆ (@pikohagumi) August 14, 2017
今の職場、日に日に嫌になってきた…
スピードばっかりで丁寧さ美しさ無視な人ばっかりは辛い。
ってか、
私→おっとりだけど丁寧
職場の人→せっかちで雑
の時点で性格が合ってないと思う。
約一年続けたけど潮時な気がする。
「すぐに辞めると『辞め癖』がつきそうだから」
— 安心院バク (@bakunojob) October 17, 2023
っていう理由でダラダラと続けちゃったこと、今までの人生で結構あった気がする。
自分に向いてない仕事を5年間続けちゃったのもこれが理由。
「これ、続けたところで良いことなさそうだな」って感じたものはさっさと見切りをつけた方がいいと今は思う
転職して一年、自分に向いてない仕事についてしまい、しばらく続けた結果、気持ちが死にかけたので元の仕事へ戻ることを決めて準備も整った!( ’ᾥ’ )新しく武器も揃えました👌
— しま@_(:3 」∠)_ (@ayamekko_sss) January 7, 2021
離れてみて、本当に自分がしたいこと、好きなことが見えてきたかな ߹𖥦߹
次はもっともっと頑張ろう✌️🌟 pic.twitter.com/F0v8dMdgmT
【体験談】向いてない仕事を諦めたらむしろ成功した
創業4年で年商10億を突破したGOAL-BのCOOである山宮健太朗の話
今でこそ年収1,000万以上稼ぐ山宮も、最初は向いてない仕事で疲弊する人生を送っていました。
- フード・ドリンク作成
- レジの立ち上げ・レジ締め
- 接客業務
- 仕込み作業
- シフト作成
結果、どの業務も全く合わず、ただただ疲弊する毎日でした。
しかし、そんな中でも1つだけ「どうしても熱中してしまうこと」がありました。
それが「後輩教育」。
後輩教育だけは、なぜか熱くなってしまい、なぜか夢中になってしまうのです。
「人の成長や進化に貢献できる瞬間」
これこそが自分の向いている事だと直感し、そこに全ての力を注ごうと決意。
今では、コーチングの事業責任者として活躍し、現在は2社のCOOを務めています。
以下の動画で当時のエピソードを具体的に語っているので、ぜひご覧ください。
仕事が向いていないと思った瞬間
向いてないと思って向いてなかった仕事は、体力仕事です。体力はないので、予想通りダメでしたね。即辞めました。
天職の話をした時に「天職というものはなく、最後に就いた仕事で定年まで… – Yahoo!知恵袋
やってみて、これはダメだよなと思う瞬間があります。
それは仕事内容だけではなく、周囲との関係性や仕事の流れ、社風にもよると思います。
仕事の向き不向きってどういうときに判断されますか? – 仕事をして「向… – Yahoo!知恵袋
私は手先がめちゃめちゃ不器用で大雑把かつ繊細な作業が死ぬほど苦手なので工業やらの0.1mm単位の調整を要求されるものや、裁縫が驚くほど苦痛なので刺繍や洋裁などできる気がしません…
天職の話をした時に「天職というものはなく、最後に就いた仕事で定年まで… – Yahoo!知恵袋
これらの意見を総合してみると、重要な点に気付くことができます。
それは、「多くの人が”この仕事は向いてない”という自覚がある」ということ。
つまり、「向いてない」ということに”気付けている”のです。
行き過ぎた自責思考から、結果として以下のような発想が生まれます。
- 「向いてない」なんてただの言い訳
- 出来ないことは克服しないと
- これくらいできないと社会人として終わりだ
こうして、向いていない仕事をズルズルと続けてしまい、後々になって後悔するのです。
死ぬ間際の後悔に通ずる
「向いてないな…」と気付きながらも、ズルズルと仕事を続けることは、大きな後悔を生みます。
以下の「死ぬ間際の後悔」に関する、2つの書籍を参照してみましょう。
- 医者が教える 人が死ぬときに後悔する34のリスト
- 死ぬ瞬間の5つの後悔
「医者が教える 人が死ぬときに後悔する34のリスト」では、このように書かれています。
ストレスの多い人生を送ってしまった
「ストレスの多い人生を送ってしまったのがよくなかったんだと思います」と、多くの方がおっしゃいます。
ストレスに年中さらされていると、交感神経が優位になります。
やりたいことができなかった
人生の半ばで死をつきつけられた患者さんが、「やりたいことがたくさんあるのに……」とおっしゃるたびに、胸がかきむしられるように痛みます。
川嶋 朗. 医者が教える 人が死ぬときに後悔する34のリスト . 株式会社アスコム. Kindle 版.
これらは、実際に筆者が医師として働き、現場で耳にしてきた後悔の言葉です。
死ぬ瞬間の5つの後悔は、
死ぬ瞬間の5つの後悔 | 本の要約サービス flier(フライヤー) (flierinc.com)
「正直な人生を生きればよかった」
「働きすぎなければよかった」
「自分の気持ちを伝えればよかった」
「友人と連絡を取り続ければよかった」
「幸せをあきらめなければよかった」
である。
こちらも、緩和ケアの介護の現場で勤めた筆者が、患者を看取る経験の中で耳にした言葉です。
ここから得られることを、仕事の文脈に変換してみましょう。
多くの人が、「向いてない仕事」と気付きながらもズルズルと仕事を続けてしまいます。
それは、「人生の有限性」を真っ向から受け止めていないからに他なりません。
嫌だけど続けるしかない…
こう考えてしまうのは、以下のような思考が背景に少なからずあるからでしょう。
「嫌なことに耐えるのが人生だ」
「耐えていれば、なんとなく改善するはず」
厳しい言い方かもしれませんが、つまりこういうことです。
「多少は無駄にできる時間が、
人生にはあるはずだ」
果たして、「人生が明日終わる」となった時、同じように考えられるでしょうか。
今あなたが、なんとなく後悔している事、「やらないと後悔するだろうな」と思っている事
これらは確実に、人生の終わる時にも後悔が残り続けると言えるのではないでしょうか。
「熱中できる仕事に就けばよかった」
「向いている仕事を真剣に探せばよかった」
「ストレスだらけ仕事を続けなければ…」
いま一度、胸に手を当てて考えるべきなのではないでしょうか。
よくある「仕事が向いてない」と感じるタイミング
一般的に「仕事が向いてない」と感じる、よくあるタイミングがあります。
それは、以下のような時です。
- 怒られる
- 仕事が覚えられない
- 会社の風土に馴染めない
- 大きな損失を出してしまった
- 求められることに一貫性がない
- 社員との距離が近すぎるor遠すぎる
- 働く分野自体に全く興味がない
もし、このようなタイミングが現れるのは、決してネガティブな側面ばかりではありません。
特にこういったタイミングが繰り返し訪れる場合、仕事の向き不向きを見直す大きなチャンスです。
大前提、自分がミスをしたのなら、改善できるよう努めることも必要。
しかし、何度も同じことが繰り返されるようなら、根本的な仕事・環境のズレがある可能性が高いです。
いま一度、見直してみましょう。
キャリア相談を行い、今のままで本当に良いのか考え直しましょう。
あなたと本気で向き合い、やりたいことの実現に向けて全力でサポートします。
キャリア相談だけではなく、あなたの適性に合った仕事もご紹介。
「今の仕事じゃだめだ」と感じたら、自己維新エージェントにご相談ください。
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合わない・向いていない仕事を続けた結果起こる7つのこと
合わない・向いていない仕事を続ける影響は、この7つです。
精神的不調になる
向いてない仕事を続けると、常にストレスがかかり続けます。
メンタルが安定しなくなるでしょう。
- 仕事がうまくいかなくてつらい
- ミスを怒られてしんどい
- 思うように成果が出せない
こういったプレッシャーや外的な強い刺激によって、ストレスを溜め込んでしまいます。
精神的な負担はもちろん、結果として身体的な不調にも影響を及ぼすこともあります。
自己肯定感が下がる
向いてない仕事を続けると、自己否定感が強くなります。
- 自分だけ仕事の成果が出ない
- 自分の能力が低いから成果が出ない
- 他の人はできていることができない
そして、責任感が強く、仕事に一生懸命な人ほど「自分のせいだ…」と抱え込みがち。
余計に自分を否定し続けると負の連鎖に陥ってしまいます。
自分を責め続けてしまうので、向いていない仕事を続けるのはおすすめしません。
仕事で成果が出なくなる
向いてない仕事を続けても、成果は出ません。
なぜなら、人には向き不向きがあるため。
多くの人が成果と自己評価を連動させてしまうため、メンタルにも影響を及ぼします。
そのため、成果が出ないと自分を責めやすくなることも。
自信が無いまま仕事をすると、失敗が怖くなり、本来の実力も発揮できません。
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人間関係に影響が出る
合わない仕事を続けると、その影響は人間関係にまで波及します。
合わない仕事を続けると、成果が出ないどころか、ミスも増えるでしょう。
しぶしぶ仕事をしている様子も、周囲には伝わるものです。
結果、以下ように、負のレッテルを貼られることになりかねません。
「あの人って仕事ができないよね…」
「君、あまり仕事への意欲がないよね」
仮に言った本人に悪意がなくとも、「あぁ、嫌われた…」とマイナスに捉えてしまいます。
なぜなら「自分は仕事できない奴」と思い込んでいるからです。
この悪循環に陥ってしまえば、抜け出すのが困難になってしまいます。
また、成果を出す同僚に嫉妬し、コミュニケーションをうまく取れないこともあるでしょう。
このような悪循環を生んでしまうため、向いていない仕事を続けると人間関係が悪化しやすくなります。
無気力になる
向いてない仕事を続けると、当然人一倍気を張って頑張らないといけません。
人一倍エネルギーを使ってしまうことに。
疲れ切ってしまうため、仕事どころかプライベートも気力がなくなってしまいます。
「なんかもう、どうでもいいや…」と自暴自棄になりがちです。
- 何をしてもうまくいかない
- 前向きな気持ちになれない
- 仕事もプライベートもどうでもいい
一度無気力に陥ると、全てが無意味に感じられてしまいます。
向いてない仕事はストレスが徐々に溜まっていき、最終的に無気力状態になってしまいます。
散財してしまう
向いてない仕事を続けることは、「精神にストレスをかけ続ける」ということ。
となると、同時に「ストレスの発散」も必要になることを意味します。
ストレスの発散は、基本的にお金が必要です。
稼いだお金を、以下のようなものに使うことで、ストレスをごまかそうとします。
- 酒
- 服
- 趣味
買い物をすると気分が高揚し、一時的に嫌なことが忘れられます。
繰り返し買い物をしているうちに欲しい物を買うのが目的でなく、買い物自体が目的になり、コントロールができなくなる状態を言います。
買い物依存症 – 大石クリニック|依存症治療の専門医療機関|外来と家族相談、回復施設 (ohishi-clinic.or.jp)
普段あまり意識しませんが、実は「買い物」は気持ち良さを感じられる行為です。
欲しい物を買う時、気分が高まってドキドキしますよね。
この高揚感・ドキドキを得るために、散財に走ってしまうのです。
財を使うことを悪とするつもりは全くありませんが、行き過ぎれば人生を壊しかねません。
転職時期を逃す
向いてない仕事をズルズルと続けていると、辞める時期がわからなくなります。
なぜなら、サンクコスト効果という認知バイアスが働くためです。
将来にわたって金銭的・精神的・時間的な投資をしつづけることが損失になることが明らかであっても、それまでの投資によって失った費用や労力を惜しみ、投資を継続することがあります。
サンクコスト効果 | 意思決定・信念に関する認知バイアス | 錯思コレクション100 (jumonji-u.ac.jp)
これがサンクコスト効果です。
端的に言えば、「もったいなくて損切ができなくなる」ということ。
また慣れた環境を手放す恐怖心から、転職時期を先延ばしにしてしまいがちです。
「ここより悪い環境になったらどうしよう…」
「無能な自分には、ここしか居場所がない…」
このように視野が狭まってしまうため、余計に転職時期を見失ってしまいます。
さらには、向いてない仕事を続けて無気力になった結果、転職すること自体が面倒になる場合も。
- 転職してもどうせ変わらない…
- 書類も面接を受けたりのも面倒くさい…
このように考えている場合、どんどん動くのが億劫になってしまうため注意が必要です。
とはいっても、何をしたらいいのかわかりませんよね。
そんな方は、キャリアのプロが用意したワークシートで、手軽に行動を決めてしまいましょう。
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合わない・向いてない仕事だと気付くための5つのサイン
自分に合う仕事かどうか見極めるために、この5つのサインがないか考えてみましょう。
職場の雰囲気と合わない
職場の雰囲気が、
なんか自分には合わないな…
このように感じる場合、その仕事があなたに向いていない事を知らせるサインです。
向いていない仕事を続けていると、以下のような悪影響が出始めます。
- コミュニケーションにも支障が出る
- モチベーションが低下する
- 意欲が無いように見られる
- 「仕事ができな奴」という烙印を押される
結果、周囲の人間との乖離が生まれます。
俗にいう”浮く”ということ。
もうこの時点で、その職場には向いていません。
環境に合わせることを、無理やり自分に強いる行為は、遅かれ早かれいずれ破綻します。
その環境を手に入れるための努力に切り替えましょう。
失敗やミスが多い
失敗やミスが多く、気を付けても繰り返してしまう場合、仕事が向いていないサインです。
ミスが生まれてしまう原因には、以下のポイントがあります。
スキル・能力とのミスマッチ
→失敗が増える
→改善しようにも難しい
モチベーションの欠如
→細かなミスが増える
→直そうにも直すモチベーションがない
ストレスと疲労
→凡ミスが増える
→能力をフルで発揮できない
逆に、向いている仕事ならば、本来このような好循環に入れるはず。
向いているからストレスを感じない
↓
スイスイできる
↓
成果が出やすい
↓
褒められる
↓
やりがいを感じられる
↓
もっと仕事のモチベーションが高まる
そうでないということは、今の仕事は合っていない可能性が非常に高いです。
特に、数ヶ月~や1年続けてもうまくいかない場合は、よりその可能性が高いと言えます。
仕事で成果を出せない
向いてない仕事を続けていても、成果は出ません。
出せたとしても、たかが知れています。
なぜなら、シンプルに「その仕事に向いている人が、あなたよりも成果を出す」から。
そもそも、相対的に能力の価値が下がっている”負け戦”の状態なのです。
もちろん、これは「だからあなたは無能だ」ということが言いたいのではありません。
あなたも向いている仕事に就けば、
成果が出るようになる
これが言いたいのです。
成果が出ないのは、あなたが頑張っていないからではありません。
適切な環境にいないからです。
仕事へのモチベーションが上がらない
仕事のモチベーションが上がらないな…
このように感じている場合、仕事が向いていないサインです。
「どう頑張ってもモチベーションが上がらない」
「そもそもモチベーションなんて上がった試しがない」
本来、向いている仕事をしていれば、上記のようにはなりません。
というよりも、向いている仕事をしていれば「モチベーションが上がらなくて悩む」ということすら無くなります。
美味しいものを食べるのにモチベーションなんていりませんよね?
それと同じく、向いている仕事は「モチベーション」なんて考えなくても自然にできてしまうもの。
したがって、モチベーション云々で悩んでいる時点で、その仕事は向いていません。
もちろん、誰しも「今日は全然やる気が出ない…」と思う時だってあります。
しかし、長期間続くことは基本ありません。
長期的にモチベーションが低下し続ける場合、今の仕事は向いていない可能性が高いです。
仕事や職場にストレスを感じている
仕事や職場にストレスを感じているのも、向いていないサインです。
仕事や職場に対してストレスを感じる場合は、原因を明らかにしておきましょう。
- 仕事の量が多い
- 業務内容が合わない
- 職場の人と合わない
ストレスを感じるポイントは千差万別。
あくまで、”自分が”ストレスだと感じることを言語化しましょう。
その原因が、今の環境で改善できない根本的な問題であれば、見切りをつける必要があります。
その環境を探し、手に入れる努力をした方が、よっぽど得られるものは大きいです。
合わないと思いながらも何年も続けている
「合わないな」と思いながらも続けてしまっているのは、仕事が合っていないサインです。
「合わないな」と自分で気付いているのですから、それが何よりのサインと言えます。
「見ないように、気付かないように」
「我慢して続けるべきだ」
このように意識している時点で、その裏には「合っていない」という自覚があるということ。
裏を返せば「合ってない事に気付きたくない」ということを意味します。
本心を隠してしまう背景に「思い込み」が隠れていることも。
「続けなければいけない」という思い込みに縛られている可能性が高いです。
本心を押さえつけ、自分を押し殺していると、だんだん感情が麻痺していきます。
それはすなわち、「悲しみ」を感じなくなる代わりに、「喜び」も喪失するということ。
人生から色が無くなり、生きていることすら無意味に感じるようになってしまう。
手遅れになる前に、手を打たなくてはいけません。
「続けられるだけすごくない?」
「続けられてるなら良いんじゃない?」
たしかに、この意見には一理あるでしょう。
しかし、これは「あなたが悩んでいる」という事実を無視した意見です。
当たり前ですが、向いていない仕事を続けられるのなら、向いている仕事の方がもっと続けられます。
当然、パフォーマンスも上がります。
もし「合っていないな」と自覚があるのに続けている場合、一度立ち止まって考えましょう。
合っている・向いている仕事に変えた結果起こる3つのこと
自分に合う・向いている仕事に変えた結果、この3つのことが起こります。
時間を忘れるくらい仕事をしてしまう
向いている仕事は、「没頭」の状態を生み出します。
あなたはこんな経験がありませんか?
夢中でゲームをしていたら気付いたら朝になっていた
向いている事・ハマれることをしていると、時間感覚が消失します。
これが仕事でも発生するのです。
この状態を「フロー」と呼びます。
誰しもがこの夢中になっている状態を思い出せるように,われわれは行うこと自体が楽しい活動に没入すると最適なフロー(flow)状態に至るといわれている(Csikszentmihalyi,1990)。
フロー体験に関する研究の動向と今後の可能性(Tsukuba Psychological Research 2008, 36, 85-96)
没頭できる作業であれば、無理やり頑張る必要性が無くなります。
作業自体が楽しいので、ストレスが溜まりません。
むしろ、やっている行為自体が報酬となり、喜びを感じながら取り組めます。
加えて、時間が早く経つ感覚に陥るため、「え、もう終わり?」と拍子抜けすることも。
「早く仕事終わらないかな…」という、厄介な感情さえも抱かなくなります。
仕事の取り組み方にも、必然的に変化が生まれます。
仕事で問題が発生しても、向いてる仕事であれば積極的に改善案を考えて取り組めるはず。
反対に、向いてない仕事で問題が発生すると、「面倒だ」としか感じられないでしょう。
マイナスな気持ちで仕事するよりも、プラスな気持ちで仕事した方が楽しく働けるのは言うまでもありません。
成果が出やすい
向いている仕事は、成果が当たり前のようにスムーズに出ます。
向いている仕事での成果の出方は、大きく分けると以下の2パターンに分類可能。
- コスト低下型
- パフォーマンス上昇型
【コスト低下型】
→「全然頑張らなくても何故か成果が出る」
【パフォーマンス上昇型】
→「そこそこ頑張るだけで異常に褒められる」
もちろん、両方同時に起こるパターンもあります。
実際、GOAL-Bのクライアントでも、このような声を頂きます。
「こんなに成果って出るものなんだ」
「今まで苦労していたのは一体何だったんだ…」
この「頑張り」と「成果」のギャップに驚かれる方は少なくありません。
これが、いわゆる「人生が変わった」という感覚なのです。
客観的には大きな変化はなさそうでも、本人からしてみれば驚異的な変化なのです。
ここで、「合う仕事・合わない仕事の違い」を、以下の図解で見てみましょう。
行動やマインドの違いは一目瞭然です。
以下の動画では、やりたくない仕事をしていた人が、仕事を変えて年収が4倍もアップしています。
「人生が変わる」ということが、肌感覚で伝わってくるはずです。
前向きな気持ちになれる
向いている仕事は、メンタルの安定をもたらします。
結果、日々を安定的に前向きな気持ちで過ごすことができるのです。
- ストレスがない
- 仕事もサクサク進む
こうなれば、無駄に落ち込むサイクルに足を取られることが極端に減ります。
メンタルが安定するのも想像に難くないですよね。
反対に、やりたくないと思いながら仕事をしていると、私生活にも悪影響を及ぼします。
- 暴飲暴食
- 八つ当たりする
- イライラが増える
- アルコールで現実逃避
- 睡眠不足をコーヒーで誤魔化す
- 明日が来てほしくないから夜更かしする
こんな生活をしていれば、メンタルが不調になるのも当然です。
気持ちが落ち込むのも自然なこと。
常にメンタルを安定させたいのであれば、仕事への不安や不満を減らすべきです。
そのための、最もインパクトのある変化が「向いている仕事に変える」なのです。
実際、GOAL-Bのクライアントでも「やりたい仕事でメンタルが安定した」と語る方は多くいます。
合わない仕事・向いてない仕事を続けた結果が気になる人によくある質問5選
- 性格的に合わない仕事は続けるべき?
- 合わない仕事はさっさと辞めるべき?
- 仕事に向いてないサインにはどんなものがある?
- どんな仕事も向いてないと感じたらどうすればいい?
まとめ:合わない・向いてない仕事を続けた結果は?向いてない仕事を脱却する方法を徹底解説!
合わない仕事や向いていない仕事を、無理やり続ける必要はありません。
無理に続けると終わらないストレスに悩まされ、遅かれ早かれ身体を壊します。
まずは、今後のキャリアについてじっくりと考える時間を作ることから始めましょう
- このまま仕事を続けていて良いのか
- 自分に合う仕事は他にあるのではないか
悩んだらキャリアコーチングを受けてみましょう。
キャリスピはあなたのポテンシャルを最大限引き出すプロです。
キャリアコーチングが気になる方は、こちらの動画を参考にしてください。